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軟菜食を導入したい...

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2014/11/16 16:46:00

新卒で新設のユニットケア35床の特養に管理栄養士として就職し、半年以上経過しました。
当施設の食事は設立当初、近くの老人福祉施設の厨房で調理したものを運んできて、盛り付ける方式で提供する予定でした(入職時に説明を受けました。)
しかし、その老健とは法人が違うため、保健所からは「不適切な利益共有になる」としてデリバリー方式を不可とされました。

施設長も理事長もそのような状況になるとは考えておらず、どうやって食事を提供するか開所時にもめて、クックチルやクックフリーズといった出来合いのものを解凍し、提供する方式をとりました。

厨房は調理することを考慮していない構造のため、非常に狭く、厨房としての設備も不足しており保健所からは「調理不可」と言われました。

そして先日監査で「刻み食は危ないので軟菜食を投入してください」と言われました。当施設の、出来合いのものしか提供できない状況をお話したところ「委託業者にいってなんとかしてもらってください」というような返しでした。

当施設の副食の食事形態は「ミキサー(とろみ付)」「刻み」「一口大」「常食」の4種類です。
刻み食の誤嚥のリスクは、研修等を受け 重々承知しているつもりです。嚥下機能が低下している入居者様の不顕性誤嚥・顕性誤嚥のリスクは非常に高いです。。
しかし現在、調理をしていないため野菜を柔らかく煮る等手を加えることができない状況です。

厨房で対応できないのならばと思い、解凍するだけのやわらか食を探してみましたが、種類が少なく、また料金も少し高いため理事長・施設長の許可は下りませんでした。
「厨房を増築するまで待ってくれ」とのことでした。

現在、刻み食にはとろみをかけてまとまり易くしていますが、口にふくんだ際、とろみと食材がばらけてしまうので誤嚥のリスクは高いままです。
少し予算が下りる行事食のときだけ、やわらか食材を投入したりしています。

出来合いの食材は種類が限られており、味つけ等も一定のため嗜好調査をしてもすべてを反映させることができません。(塩辛い漬物を薄めたり、味をつけなおす 程度です)
そこで、冷凍の野菜を解凍し、厨房職員が味付けを行うなど、アレンジを行ったりしています。
しかしもともと委託会社との契約が、クックチルでの提供方法での契約だったため、厨房職員は1人ずつしか派遣できないと言われました。
そうなると、1人の業務の負担が増え、朝食など私が手伝いにいけない時間帯は食事の時間に間に合わなくなるなどの事態が起きました。アレンジといっても、厨房職員の対応にも限界があると思いました。
そのような中、「軟菜食を手作りする」というのは非現実的であると感じました。

最終手段として、日々の食事の単価を極限まで抑え(といっても原材料から仕入れているわけではないため、抑えられる範囲が決まっていますが)やわらか食を導入するというのを検討しています。
そうなってしまうと、元々限られた献立でやり繰りしていた中、更に限られてしまうわけですが…

なんとかして軟菜食を実施したいと考えております。
今まで様々な経験をしてきた、栄養士の皆様にアドバイス頂きたいです。
どうか宜しくお願い致します。

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