管理栄養士・栄養士のコミュニティ エイチエ

チエノート

国家試験

2022.07.14

管理栄養士の国試対策はこの1冊から!愛され続ける問題集の魅力を解説

カバー画像:管理栄養士の国試対策はこの1冊から!愛され続ける問題集の魅力を解説

こんにちは!管理栄養士の渡部 早紗です。

管理栄養士の国家試験対策といえば…メディックメディアさんの『クエスチョン・バンク』ですよね!

先輩や学校の先生からクエスチョン・バンクをおすすめされたり、SNSでも見かけたりすることが多いのではないでしょうか?

かくいう私も、付箋や書き込みで真っ黒のボロボロになるまでクエスチョン・バンクを活用し、国試だけに酷使(!?)していました。

そんなクエスチョン・バンクですが、これから購入を検討している場合、他の参考書との違いや、最新版の改訂ポイントなどが気になりますよね。

クエスチョン・バンクは過去問の内容を更新するだけではなく、受験生に嬉しいコンテンツへ毎年アップデートされています!

今回は、国試対策のはじめの一歩にぴったりなクエスチョン・バンクの魅力と、さらに進化した2023年版の改訂ポイントについて解説していきます。

1.国試対策のスタートはクエスチョン・バンク一択!どんな人におすすめ?

クエスチョン・バンクは、およそ10年分の管理栄養士国家試験の過去問から厳選された問題が収録されている問題集です。

基礎から応用まで網羅されているので、国家試験の勉強を始めたいと思ったその日から国家試験の当日まで、 クエスチョン・バンクは心強い味方になってくれます。

管理栄養士を目指す全ての方に向けた問題集ですが、特におすすめな方を紹介していきます。

国家試験にどんな問題が出るのか知りたい人

国家試験に対して、漠然とした不安を持っていませんか?

管理栄養士の国家試験を合格するためには、出題範囲や出題形式など、相手を知ることからスタートします。

クエスチョン・バンクの巻頭には、国家試験の基本情報と対策が解説されているので「そもそも国家試験ってどんな試験?」といった国家試験対策ホヤホヤの方にも優しい問題集になっています。

国家試験で出題される範囲や難易度、出題の傾向がクエスチョン・バンクで網羅できるので、知らないことに対する不安が解消されます。

知識のアウトプットを始めたい人

知識のアウトプットを始めたい人にとって、クエスチョン・バンクは絶好の問題集です。

模試や本番の国家試験で実力を発揮するためにも、学校の講義や参考書で知識をインプットした後は定着させるためのアウトプットが大切です。

クエスチョン・バンクを活用して過去問やオリジナル問題を解くアウトプットによって、自分の理解度や苦手分野が分かります。

そのため、自分が特に勉強すべき分野がわかり、より効率的にインプットができます。

過去問をじっくり確認したい人

過去問を一問ずつ掘り下げて確認したい人にもクエスチョン・バンクがぴったり。

過去問の演習を繰り返し解いていると、つい問題と答えを覚えてしまい反射的に解いてしまいがちになります。

過去問が完璧に解ける力ではなく、国家試験に合格する力を身に着けたいですよね。

クエスチョン・バンクは過去問をじっくりと解説し、さらに解くまでの道筋や要点を解説してくれるので、本番で解ける力が着実に身につきます。

2.クエスチョン・バンクの4つの魅力を解説!

それでは、クエスチョン・バンクの4つの魅力を掘り下げて解説していきます。

①抜群に詳しい問題解説!イラスト&図入りで苦手分野も取組みやすい

クエスチョン・バンクといえば、倒的にわかりやすい問題解説が魅力です。

問題の○×だけではなく、なぜ正解・不正解なのか選択肢ごとに解説してくれるため、知識を定着できます。

さらに、解説と合わせて
・理解しておくべき基本事項
・周辺の知識

をセットでまとめられているので、教科書や参考書をあれこれ開いて該当箇所を探す手間が減らせます。​

また、クエスチョン・バンクのとっておきの魅力はイラストや図表が多いところ。視覚的に覚えることができる​ので、苦手な分野にも取り組みやすくなりますよ!

理解に時間がかかる生化学や人体の仕組みも  わかりやすく解説されているのは、医学知識に特化したメディックメディアさんならではの強みです。
ほかにも、2020年の第34回国家試験から30問に増加した応用力試験においては、クエスチョン・バンクの解説の細やかさがが余すことなく発揮されています。

長い設問文の中から
・答えを選択するために必要な情報をピックアップして
どのように読み取ればいいのか説明されており
・問題を解く道筋と考え方がわかる!
ので、尻込みしがちになる応用力問題に立ち向かえる力が身につきます。

②優先すべき問題が分かるから、忙しい人にぴったり

クエスチョン・バンクは分厚い問題集のため、一見すると「国試までに全ページ攻略できるかな…」と不安になるかもしれませんが、実は効率よく勉強できるので忙しい人にぴったりの問題集です。

正答率60%以上の問題は、問題文の背景が赤くなっているため、優先的に対策すべき項目が一目でわかる仕組みになっています。
卒業論文や就職活動で忙しい学生の方はもちろん、勤務しながら合格を目指す方にも嬉しい配慮がされています!

③最新情報をばっちり反映して改題 第37回国家試験に完全対応させた参考書

毎年改定版がリリースされるクエスチョン・バンクは、最新情報がばっちり反映されています。

国家試験の攻略において、最新データは必ず押さえておきたいですよね。

日本人の食事摂取基準をはじめ、臨床のガイドラインや国民健康・栄養調査などのデータはどんどん更新されているため、過去問自体のデータが古いこともあります。

クエスチョン・バンクは、最新情報を反映させることはもちろん、なんと過去問まで最新データを反映させて改題されている点がポイントです。

たとえば、2020年に出題された日本人の食事摂取基準に関する問題は、【日本人の食事摂取基準2015年版】に基づいて出題されていましたが、クエスチョン・バンクは【日本人の食事摂取基準2020年版】に更新して掲載されています。
頑張って過去問を繰り返していても、データが古いまま覚えてしまうと努力が水の泡になってしまいますよね。

クエスチョン・バンクなら、古いデータのまま間違って覚えてしまうことを防ぐことができます。

④10年以上前の問題まで掲載!傾向に合わせて勉強できる

クエスチョン・バンクは、出題傾向に合わせて10年以上前の問題まで掲載されています。

管理栄養士の国家試験は、過去の問題に類似したものが出題される傾向があるため、クエスチョン・バンクは過去10年分以上の出題問題から、国家試験の傾向に合わせて問題が厳選されているのです。

頻出事項である慢性腎不全の問題は、2011年の国家試験からピックアップされています。
膨大な過去問のなかでも、特に学習効果の高い問題が選ばれているので効率よく勉強ができます!

3.先輩管理栄養士の口コミ&活用方法をチェック

歴代の合格者からも熱い支持が寄せられるクエスチョン・バンク。先輩管理栄養士のおすすめポイントと活用方法を聞いてみました!

クエスチョン・バンクを選んだ理由

分かりやすく噛み砕かれていたため選びました。
気軽に約10年分を復習できると思って購入しました。
みんな使っていて、解説が絵付きでとてもわかりやすいと思います。
1番人気であると聞いたのと、昨年受かった知人も使用していたため購入しました。
なぜ?どうして?シリーズを予め持っていたので、同じ出版社の問題集にしようと思いました。
・網羅されているし周りを見ても使っている人が多かったので、これを信じて頑張ろうと思えました。
研修先の管理栄養士さんみんなが使用していて、安心できると思ったからです。
・学生だった時から、先生方が一番おすすめする勉強方法がクエスチョン・バンクだったからです。
ネット上での合格者の声で一番多かったのがクエスチョン・バンクでした。
勉強法を調べて、クエスチョン・バンクを利用した人が多かったので参考にしました。
・解説が最も分かりやすい点と、周りの人が使っていたため情報を共有しやすい点が良かったです。

クエスチョン・バンクのおすすめポイント

出やすいところがピックアップされているので勉強し始める際にいいと思います。
・問題のすぐ後に、詳しい解説がついていて良かったし、レビューブックとの併用もしやすかったです。
・絵や図を多く用いていることで視覚的に勉強出来るところが、文字を読むだけで理解出来ない自分にとって最適でした。
○の根拠も記載されていて、理解しやすいです。
・出題率の高い問題が分野ごとにわかりやすく整理されているため応用力がつきます。
・10年ぶりくらいに勉強を再開し、忘れていることも多く勉強不足で基礎から勉強したかったので購入しました。問題と答えと解説がセットでわかりやすく頭に入りやすいです。

クエスチョン・バンクの活用方法

とにかくクエスチョン・バンクを読み、理解して問題を解き、クエスチョン・バンクに書き込み…。模試や過去問をやって、またクエスチョン・バンクに戻り…とクエスチョン・バンクと毎日を過ごしました!
・問題を解いた後、分からなくてもすぐに解説などをチェックしていました。よく出る問題の色分けの問題だけ後で復習するなど、いろいろな使い方をしていました。
レビューブックと合わせて使っていました。解説が詳しく載っていてわかりやすかったです。
レビューブックとセットで使っていた声も複数寄せられていますね!

クエスチョン・バンクと同じメディックメディアさんから出版されているので、セット使いしやすい仕組みになっています。

ちなみに、レビューブックも最新版がリリースされているので、こちらでチェックしてみてくださいね!

【徹底解説】管理栄養士の国試対策がサクサクできる辞書的存在とは!?

4.さらに親切に!クエスチョン・バンク2023の改訂ポイントを紹介

私が国家試験対策をしていた頃から、クエスチョン・バンクのわかりやすさと使いやすさに感激していましたが…2023年の改訂版はさらにパワーアップされています!

国家試験合格を目指す受験生にさらに寄り添ってくれるクエスチョン・バンク2023の、羨ましすぎる改訂ポイントをみていきましょう。

令和4年2月の国試解説&新傾向のテーマを掲載!

令和3年の第35回・令和4年の第36回の国試問題は、全ての問題が収録されています。

11年ぶりに出題された「生体電気インピーダンス法」や、2年連続で出題された「ナッジ理論」など、国家試験の新傾向であるテーマについて基本事項や語句説明があり、最新の国試に対応できる力が身につきます。

問題や選択肢ごとに内部の参照ページだけでなく、レビューブック2022・2023の参照ページがついているので、瞬時に該当箇所を探せるのも嬉しいポイントです!

過去問を解いて疑問に感じたモヤモヤをすぐに解決できる仕組みになっており、実際の国家試験で出題されても得点できるようにフォローされています。

よく出るテーマランキングで勉強すべき内容が分かる

メディックメディアさんの努力の結晶ともいえる、よく出るテーマランキングが追加!

実は、管理栄養士の国家試験は、
出題されるテーマに偏りがあり、頻出のテーマと、反対にあまり出ないテーマに分かれている傾向
があります。

国家試験対策において、膨大な出題範囲のなかでも特によく出るテーマを重点的に勉強しておきたいですよね。

2013年から2022年まで過去10年分における過去問の全ての選択肢、その数なんと7,799個(!)をテーマごとに振り分けて、出題回数のランキング形式にまとめてくれています。

気が遠くなるような数のデータを全て分析してくれているので、信ぴょう性が段違いですよね。

基礎栄養学や栄養教育論など各分野において、必ず解けるようにしておくべきテーマが一目でわかり、テーマごとに勉強しておく内容まで解説されているため、遠回りせずに国家試験対策ができます。

オリジナル確認問題のテーマを追加!自分の理解度を確認できる

クエスチョン・バンク2022から、過去問だけではなく今までの傾向に沿って作られたオリジナル問題が追加されています。

改訂版であるクエスチョン・バンク2023は、さらに科目ごとの頻出テーマを分析して、なんと20テーマから45テーマにボリュームアップ!

クエスチョン・バンクに記載されているQRコードからスマホでサクッと確認問題を解けるので、各テーマの理解度をすぐに確認できます。  

5.まとめ

管理栄養士の国家試験対策として大人気の問題集、クエスチョン・バンクについて解説しました。

・丁寧な解説
・徹底分析された出題傾向
・過去問にまで反映された最新データ


など、愛され続ける理由が盛りだくさん!

最新版である2023年版を使うことで、最新の傾向が掴めてより効率よく勉強できること間違いなしです。

クエスチョン・バンクは、いわば国家試験対策の主軸となる問題集。

おなじメディックメディアさんから出版されている『レビューブック』『なぜ?どうして?』シリーズとも連携しているので、セットで活用すると国家試験対策がよりスムーズにできますよ。

国家試験対策のスタートからゴールまで、がっちりサポートしてくれる問題集で合格を目指しましょう!

\\ クエスチョン・バンク2023をチェック! / /

この記事をシェアする

渡部 早紗

プロフィールと作成記事はアイコンをクリック!