嫌いなものは減らしてOKな幼稚園

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2017/06/01 00:14:14

私が務める幼稚園(A園)と、そこから車で5分ほどの距離にある姉妹園(B園)の給食を作っています。
A園の子ども達はものすごくよく食べる子達で、いつもおかわりをもらいに厨房に押し寄せてきて、「ごめんね、もう無いよ〜」と帰すほどです。

しかしB園の方からは「給食が多くて食べ切れないので減らして配膳して欲しい」と、保育士さんから言われました。

姉妹園の方はしばらく見に行けていなかったのでどの程度の食べ具合なのか久しぶりに様子を見に行くと、
「いただきます」の直後に先生が
「食べ切れないもの、減らしたいものがある人は並んで〜」と声をかけると、クラスの半分くらいの子ども達が給食の乗ったお皿を持って先生の前にザッと並びました。
何が起こるのかとびっくりして見ていると、先生の前で子どもがおかずを指差し「これとこれ、減らして」と申し出ます。
先生はその通りに半分に減らしたり、ある子は副菜の一品全てを無くしてしまったり。

衝撃でした。

このシステムは、食べるのが遅くて遊ぶ時間が無くなって、給食がイヤなものになるといけないから、という理由で始まったらしく、今ではB園の全てのクラスでこのようにしているようです。

そしてみんなが減らしてと言って集まったオカズは、完食した上でおかわりしたい子に回していました。

これってありなんですか?
保育の現場の専門知識も無いし、我が子を育てた以外には保育の経験もないのですが、作り手としてはただただショックで納得いかなくて。

ちなみに品数は、主菜1品+副菜2品。
主菜が肉や魚なら40g、副菜が、例えば和え物ならば、全ての材料を合わせて出来上がり重量がだいたい30〜40gになるくらいで、
主食は家庭から持ってくるようになっているのでバラバラです。

我が子も食べるのは遅くて苦労してきました。
だけど、園の給食を「減らしてから食べ切れました」と言われるよりも、「時間はかかったけど頑張って完食しました」って言われた方が親としては嬉しいと思うのは私だけでしょうか。

「嫌いなものは減らしました」
よりも
「遊ぶ時間は減ってしまったけど、嫌いなものも頑張って食べました。」
「給食で頑張って克服できました」
その方が親は嬉しいと思うのです。

A園の子ども達は同じ量を食べ切れて、むしろ足りないくらいの勢いなのに。

さらに言うなら、その日B園では、自園で栽培した胡瓜を朝から浅漬けにしていたらしく私の目の前で
「胡瓜欲しい人〜!」「はーい!はい!はい!はい!食べるー!欲しいー!」と大騒ぎで胡瓜をもらう子ども達。
多くて食べ切れないと言って給食を減らした上で、です。
これは…量の問題ではなくて、好き嫌いの助長ではと思ってしまいます。

栄養面もとても気になります。
子どもは当然そんなものは考えず、みんな偏った減らし方をしています。

ただ、これはあくまでも栄養士目線の偏ったものであって、保育の現場からだとまた違うのか…

金曜に給食会議の予定があり、その時にきっとこの様子を見てどう思ったか、今後の対応も求められると思いますが、今ここに書いた事をそのまま答えて
「今まで通りの量を出します。給与栄養目標量に基づいた必要量です。頑張って食べさせてください。」と言い切るのも角が立つし…

皆さんどう思われますか?
どう対応していくべきだと思いますか?
何か良い説得の言葉などがあればアドバイスいただきたいです。

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