医療者と患者の関係性とは

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2018/02/07 17:56:46

初めての質問です。
社会人一年目からエイチエにおりました。
質問できるようになるまで約五年もかけてしまいました。
どうぞ宜しくお願い致します。

タイトルの件、医療の玄人と素人の関係について、考えさせられる出来事がありました。

・オーダー
20代女性 十二指腸潰瘍で入院
退院時、自宅での食事の参考資料が欲しい
(合わせて栄養相談もさせてください、と初めて自分から言えました!)

・患者さんの特徴
治療に前向き。
シックで穏やかな反面、異常に謙虚でストレスを抱えやすい

(例)
「目上の方(医者など)と会話するとき、萎縮してスムーズにいかず、ご迷惑を掛けてしまうので、台本を書いてきました。」
(内容は1.一番気になる症状 2.症状の経過 3.その他、懸念事項の三部構成で、とても分かりやすくコンパクト)

・栄養相談当日
一目見て明らかに様子がおかしく、お話を伺う

~~~~~~
朝の診察時台本を持っていなくて、動揺して医師に向かって第一声「すこし悪くなっているんじゃないかと思っていて」と言ってしまった。

そこですかさず
「あのね、きちんと順序を守って下さい!何でそう思うのか、時系列で最初から最後まで説明をして下さい」
と言われ、目の前が真っ白になってしまった。

そこから、続いた質問に、「はい」以外の言葉を発することが出来なかった。
「みぞおちね(笑)」
「痛みは無いんでしょ?」
「栄養指導入れといてあげましたから。行ってきて下さい。」

心のスイッチが切れてしまったように感じます。
すみません。お話しできなくて申し訳ありません。
~~~~~~

結局、その日は栄養相談は出来ず、資料を渡して終わりました。
新人の私では抱えきれない問題だと判断し、取り急ぎ上司へ報告し、委ねました。

前置きが長くなりましたが、この一件を通して私が先輩方に伺いたいのは、『医療者と患者の関係性』についてです。

・私の意見
医療の知識量があるため両者の間に上下関係のようなものが生まれてしまう。
また、医師―管理栄養士間でも生まれていると思う。

「悪くなっているんじゃないかと思っていて」という発言が、自分で自分を診断するようにとられ、医師のプライドを損ねた可能性が考えられる。

管理栄養士として、栄養相談に関して言うと、最終的に目指すゴールは、患者の目指すところである。
ゴールまでの選択肢を出すのが管理栄養士。
そこから考え、実行するか決めるのは患者。主導権は患者にある。と考えます。

先輩方、行き詰まった後輩にご指導下さると嬉しいです。
どうぞ宜しくお願い致します。

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