ダンピング症候群予防の食事療法について

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2018/10/15 14:03:37

ダンピング症候群予防の食事療法について以下2つの注意点があると理解していますがそれぞれについて疑問があります。疑問点A,Bについてどのように考えたら良いかをご教授頂けますでしょうか。実際に患者様がいるわけではなく、学校で教える際に考え方を理解しておく必要があり投稿させて頂きました。特に質問1~6について回答を頂けると助かります。宜しくお願い致します。

疑問A 食事中の水分は控える

1.食事中、食べ物を胃に流し込むように飲むお茶などの水分摂取を控えるという意味なら理解できるのですが、料理に使う水分も控えた方が良いということでしょうか?

2.水分を控える理由は小腸内に食べ物が急速に流れ込むことを防ぐためであるなら、ゆっくり時間をかけて食べれば、例えばご飯よりどろどろした全粥などの方が浸透圧は低く、早期ダンピング症候群にはなりにくいような気がしますが、実際はどうなのでしょうか?

小腸内が高浸透圧になることが早期ダンピング症候群の原因になるので、高浸透圧にしないためにはむしろ水分を多くした方が良いのではないかと考えます。

3.食事の中に水分が多いと、食べるのに時間がかかり、術後胃の容量も少ないため、すぐにお腹がいっぱいになり、十分なエネルギーを摂取するのが難しいので、早めにご飯(めし)に移行することが望ましい等といったこともあるのでしょうか?

4.胃切除後の最初の食事では流動食が提供されますが、メニューはおもゆ、具なし野菜スープ、リンゴジュース、ヤクルトなどほとんど水分ですよね。術後の流動食についてはどう考えたら良いのでしょうか?


疑問B 単純糖質を控える

5.後期ダンピング症候群になることを防ぐために単純糖質を控えると理解していますが、術後の流動食ではリンゴジュースやヤクルトなどが提供されますよね?これにもショ糖など単純糖質は入っていると思われますが、この点について問題はないのでしょうか?

6.間食でビスケットやカステラなども提供されるようですが、これにもショ糖はたくさん使われていますよね。この点について問題ないのでしょうか?食後2時間後の間食ではむしろ低血糖を予防するためにある程度甘い間食を提供するのでしょうか?

つまり単純糖質を控えるのは朝食、昼食、夕食のことであり、間食では控えなくて良いということなのでしょうか?

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