知的障害者の方への栄養指導

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2013/02/16 15:24:19

こんにちは。度々相談させていただいております。

 私の経験不足、知識不足から、どうしたら良いものかと悩んで
おります。

 私は、施設に勤務しているわけではありませんが、知的障害
(+身体や精神障害も併せ持った方もいらっしゃいます)
がある方(18歳以上)が通所している施設の健康相談を担当
しております。
(施設には、管理栄養士や看護師、保健師などのスタッフはいま
せん)
 施設に通っている方々の間では、「肥満」が多いです。
複数の施設を見ていますが、多い所だと半数以上が「肥満」だと
いう施設もあります。
当然のことながら生活習慣病発症ということが懸念され、施設の
職員からも「何とか対策を」と考えているようです。
日頃の食事の様子を、お母さん達から少し伺うことができました。

 あるお母さんからは
 ・缶コーヒーを1日5~6本飲んでいる。毎日の習慣で
  行動パターンを変えさせようと思うとパニックを起こす。
  せめてコーヒーの種類を“無糖”や“低糖”にと思っても
  こだわりがあり、このメーカーのこのコーヒーと決まって
  別のものには変えられない。

 ・お菓子をあげないとパニックを起こしたり、お腹がすき
  過ぎるとお店の食べ物を盗んでまで食べてしまうので
  あげるしかない。

 ・本人に理解させることは無理。

 とのことでした。間食などコントロールは難しいのかなと
 思い、夕食の内容などでなんとかならないのかとも思った
 ですが、食事量を聞いてみると「この3倍は食べてる」

 1人分ずつ盛り付けて「これだけで終わり」と決めても、
 お腹が十分に満たされていないと「もっと!」大声を出す、
 暴れてしまう、よく噛んでたべさせたくても、大きいものも
 硬いものも丸のみしてしまう、等よく言われている食べ過ぎ
 防止策では無理なようで…
 料理にボリューム感を与えるようなレシピの紹介は、「手が
 かかる料理は忙しくてねぇ」という意見。中食率も多いです。
 
  食事が無理なら運動をとも考えましたが、身体に障害を 
 もってる方もいたり、体重が増え過ぎて、いきなり歩くのも
 膝などへの影響が心配されます。

  お母さんたちの気持ちもわからなくもないのです。
 食べ物を制限して暴れてしまったりすることに対する不安と、
 「いつもお子さんが、笑顔で過ごせればそれでいい」
 という思い。肥満というだけで、今は具合の悪いところも
 ないし。
 
  ですが、病気になってしまってからでは遅いのです。
 病院を受診することも難しい方もいます。本人が病院拒否、
 検査拒否(採血とか断固拒否の方は珍しくありません)
 そして、いつまでもご両親がお子さんを見守ってあげられる
 わけでもありません。そうなったときの内服管理なども
 難しいと思います。
 なので、やはり“予防”が必要だと思うのです。

  普段施設で働いているわけではなく、利用者さんの様子
 を知る機会がほとんどないので、私の理解が不十分な面も
 あると思います。
  実際に知的障害者の施設で働かれている方等から、アド
 バイスいただけると嬉しいです。

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