胃瘻に限界があり腸瘻になりそうな方への対応について。

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2020/07/10 14:17:55

皆さんのお知恵を拝借いたしたく投稿させて頂きます。

現在入所されている経管栄養の利用者さん。
70歳男性
身長157㎝ 体重44kg 寝たきりです。

以前はラコールを使用していましたが、逆流や腹満が強く、朝のラコールが昼注入時にも残っている状態だったため、カームソリッド500を朝夕1パックずつ、昼に水分300ccという方法に変えました。また食間でも100ccほど水分を注入してもらっています。

その後は逆流や腹満も落ち着き順調に経過されていましたが、突然尿閉。
その時は導尿をしましたが、バルンは尿道に入っていかない事・自己抜去の恐れがあり留置せず、必要時導尿していましたが、利尿剤を処方され現在は自己排尿ができる様になりました。

水分不足の可能性を救急の医師からは指摘されたそうですが、これ以上水分を追加すると途端に逆流・もしくはゼロゼロしてしまい、現在はwt×25mlの計算で必要水分量を下回らない様に注意して水分を注入しています。

先日医師に、上記内容を相談し、イン・アウトを計ってもしアウトが多ければ脱水につながりますよね?でもこれ以上水分注入すると逆流になり誤嚥性肺炎などのリスクもでてきますがどうしたらいいですか?と聞くと腸瘻を勧められました。

腸瘻自体は施設としては受け入れはできますが、かかりつけ医の処置を行っておらず、現状では腸瘻への移行が難しい可能性が出てきました。
(かかりつけ医と回診で来てくれる医師との病院は違うため、回診の医師の病院にお願いすることは可能かもしれませんが、いろいろ障害があるようです。)

そこで、今の状態としては退所してもらって管理可能な施設に入所してもらうか、リスクはあるが現状のまま実施し脱水時に点滴などの処置をとる。という選択となっています。

現在はイン・アウトの計測中でその結果により対応方法は変わって来るとは思いますが、もしアウトの方が多く何か対応しなくてはいけない時に、なにかできる事があればと思い質問させていただきました。

これ以外にも何かできる方法はありますでしょうか?
ご教授頂けると幸いです。

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