情報 五輪前大会の食事がカップ麺

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2021/05/11 22:00:06

https://president.jp/articles/photo/45922?pn=3

 選手らは厳しいコロナ対策の中で大会に臨んだが、宿舎から出られず缶詰め状態、食事は全食が弁当支給と、おいしい日本食を期待してやってきた選手たちからは「なんだこの食事は!」と失望や不満が続発。東京五輪が標榜してきた「おもてなし」を発揮するべきはずが、全て吹き飛んでしまった。

「揚げ物弁当とカップ麺ばかり」
「炭水化物ばかりでお腹は膨れるが、フレッシュな野菜や果物が何もない。タンパク質もない」

チームスタッフが「東京にやっと着いた」というメッセージとともにInstagramに載せていた夕食の写真には、揚げ物ばかりの弁当とポテトサラダが写っていた。

大会初日、選手らに配られたお弁当。揚げ物はいくつかの種類から選べたようだが…… 提供=欧州チーム随行のコーチ
大会初日、選手らに配られたお弁当。揚げ物はいくつかの種類から選べたようだが……(一部、画像を加工処理しています)
いうまでもなくアスリートはコンディション維持のため、さまざまな食事制限や食べるべきものが決まっている。それにしてもこれではバランスが悪い。ところが運営側が「足りないならこれを」と持ってきたのはカップ麺。まったくピンボケな対応は選手らの怒りに火を注いだ。

会期の後半もカップ麺が用意された。「鴨だしそば」もあったが外国人選手には中身が分からない人もいたようだ 提供=欧州チーム随行の役員
会期の後半もカップ麺が用意された。「鴨だしそば」もあったが、外国人選手に「好みのフレーバーを選べ」というのは無理だろう。
その後も食事の供給をめぐっては、チームの希望と運営側の対応がチグハグな状態が続いた。納得できない選手らは自ら解決するため、慣れない日本語サイトを使って、外部から食料などを取り寄せたという。

「ビタミンが足りないので『選手用にフルーツジュースを』と頼んだら、届いたのは2日後だった」「弁当のラインナップに辟易した選手が、ウーバーイーツをホテルに呼んだ」「生のフルーツがほしいと言っているのに、シロップ漬けのパックが届いた」

「生の果物が食べたい」とのリクエストに対し用意されたフルーツのパック 提供=欧州チーム随行の役員
「生の果物が食べたい」とのリクエストに対し用意されたフルーツのパック
それでも会期が後半に向かうにつれ、弁当の中身はずいぶん進化したようだ。しかし、途中からそうした「選手が納得できる弁当」を用意できたならば、どうしてそれを最初から用意できなかったのか。大会における飲食物の供給に関しては完全に失敗だったといってよいだろう。

【追記:2021/05/14 17:14】
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外出できない選手を応援…枝豆やおでん・そうめん、選手村ご飯で「日本らしさを」
2021/05/14 16:03
 東京五輪・パラリンピックの選手村で提供される食事の準備が進んでいる。今大会は新型コロナウイルスの感染対策のため、海外選手も原則、競技場以外への外出ができない。メニューの発案者らは「無事に大会が開かれた時には、食べ物で少しでも日本らしさを感じてほしい」と祈る。

コートジボワール、岐阜での事前合宿を取りやめ

 「コロナでどのような大会になるかわからないが、私の料理が夢の舞台で戦う選手の力になればうれしい」。札幌市豊平区のパート従業員(49)はそう語る。大会組織委員会が2019年にメニューを公募し、最終選考に残った101作品から、ほか4人とともに選ばれた。

https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20210514-OYT1T50121/?fbclid=IwAR0dNYZuMIwPLQo7lCrUVy1_TLOU8AQy5xq66K5cY7QD0or_Bpd4GqFlrzk

 料理名は「鮭さけザンギの国産はちみつレモンソース」。北海道の鶏のから揚げ「ザンギ」を消化、吸収力に優れた鮭でアレンジしており、「一人でも多くの選手の記憶に残ってくれれば」と期待する。

 東京都足立区の会社員の女性(61)が創作したのは「ずんだdeパンナコッタ」。枝豆をすりつぶした仙台名物と、牛乳を使うスイーツで、良質なたんぱく質で疲労回復を促す一品だ。本番で大会ボランティアも務める女性は、「開催を信じて努力する選手たちを応援している。大会中は行動が制限されるので、食べることでリラックスし、笑顔になってもらいたい」と力を込めた。

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