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2024.03.13

管理栄養士の志望動機の書き方とは?例文とポイントを紹介

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こんにちは!管理栄養士の渡部 早紗です。

就職活動・転職活動で欠かせない志望動機。履歴書に書いたり、面接で問われたりと、避けては通れないものですよね。

魅力的な志望動機にすることで、採用担当者の印象に残り、ニーズにマッチする人材であることをアピールできます。ただし、「志望動機に何を書いたらいいか分からない」「毎回同じような志望動機になる…」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?

この記事では、管理栄養士向けに志望動機の書き方をレクチャーします。例文やOK・NGのポイントも解説しますので、志望動機作成の参考にしてくださいね。

1.管理栄養士とは?

管理栄養士は、食や栄養のスペシャリストであり、厚生労働大臣が認定する国家資格です。専門知識を活かして、健康な方をはじめ、疾病がある方の栄養サポートを行うことができます。

管理栄養士の主な仕事内容として、食育活動、栄養指導、給食管理、特定保健指導などがあります。就業先は、病院、福祉施設、学校、給食委託会社、行政、一般企業などさまざまです。

管理栄養士の仕事内容や、求められるスキルについては、こちらの記事で解説しているので、参考にしてくださいね。

管理栄養士にしかできないことは?仕事内容・求められていることを解説

管理栄養士になるには?資格の取り方や栄養士との違いを解説!

2.管理栄養士の志望動機を伝えるときのポイント

志望動機を通して、求める人材と自分がマッチしていることを採用担当者に伝える必要があります。管理栄養士の志望動機を伝えるときのポイントをみていきましょう。

1)栄養のスペシャリストであること

管理栄養士として、食や栄養のスペシャリストであることを伝えましょう。

採用側は、食のプロとして活躍する人材を求めており、管理栄養士としての専門知識や経験、そして姿勢を評価しています。知識はもちろん、食への興味・関心の高さも評価されています。

志望動機では、「管理栄養士としての知識がある」「食への興味がある」だけでは他の応募者との差別化ができません。そのため、管理栄養士を目指したきっかけや、前職での経験、食に関する経験としてどのようなことをしてきたのかなどを絡めながら、栄養のプロであることをアピールしましょう。

2)相手の意図をくみ取ったコミュニケーションができること

相手の意図を汲み取ったコミュニケーションができる管理栄養士であることを伝えましょう。

管理栄養士になると、子供や高齢者、患者、スポーツ選手など、幅広い対象者と接することになり、栄養指導や提案ではコミュニケーションが欠かせません。ほかにも、一緒に仕事をする管理栄養士や調理師をはじめ、医師や看護師などのスタッフとスムーズに業務を進めるコミュニケーション能力が求められます。

たとえ知識やスキルが高くても、コミュニケーション能力がないと対象者への栄養指導や提案が難しくなるほか、業務にも支障が出る恐れがあります。そのため、具体的なエピソードを入れながら、コミュニケーション能力があることを伝えましょう。

3)管理栄養士としての今後のプランがあること

志望動機には、管理栄養士として今後のプランがあることも盛り込みましょう。

人材採用や採用後の教育にはコストがかかるため、採用担当者は、できるだけ長く勤めてくれるような人材を求めています。また、応募者の将来的なビジョンと目指す方向性が一致しているか、活躍してくれるのかどうかも見ています。

「採用後はこんな管理栄養士になりたい」「将来的にはこんな仕事も取り組みたい」など、採用後の展望や目標を伝えることで、長期的に貢献する人材であることや、学ぶ姿勢があり向上心が高いことが伝わります。

3.管理栄養士の志望動機で書くべき内容

管理栄養士の志望動機で書くべき内容として、管理栄養士を志望している理由、応募先に魅力を感じている理由、そして採用後の展望があります。詳しくみていきましょう。

1)管理栄養士を志望している理由

なぜ管理栄養士になろうと思ったのか、志望理由を書きましょう。

管理栄養士を目指した理由やきっかけは志望理由の軸となり、説得力のある内容になります。また、管理栄養士を志望する理由を通してあなたの性格や人間性を伝えることもできます。

具体的なエピソードを交えながら管理栄養士を目指す理由を伝えましょう。どんな人に貢献したいのか、活躍したい分野やテーマと繋げながら書きます。病院志望なら、病気や健康に関すること、学校なら子供との関わりなど、応募先に絡めた内容にすると好印象です。

転職活動の場合は、なぜ応募先の分野を目指しているのかを伝えましょう。管理栄養士としての勤務経験を踏まえながら志望理由を書きます。

2)応募先に魅力を感じている理由

応募先に魅力を感じた理由を書きましょう。数ある職場から、なぜ応募先を選んだのか、どこに魅力を感じたのか伝えます。

応募先に魅力を感じる理由を伝えるためには、応募先の分析が欠かせません。応募先のホームページでは、理念や方針を知ることができます。職場の基本的な情報はもちろん、業界内での位置付けや、他の職場との違いなどを調べて特徴を掴んでおきましょう。

応募先の魅力について、業務とずれた内容や、他の職場でも当てはまるような理由では、意欲が低いと判断されてしまいます。例えば、同じ病院でも、方針や理念をはじめ、給食の体制や食数、管理栄養士の業務内容は異なりますので、「なぜ応募先で働きたいのか」を明確にしましょう。

3)採用された後の展望

志望動機の締めには、採用後の展望ややりたいことを伝えましょう。

採用後の抱負を盛り込むことで、意欲の高さを伝えることができます。また、採用担当者は、採用後の展望を通して、応募者との相性を確認しています。

応募先について調べずにイメージだけで話したり、応募先の業務内容を考慮せずに自分のやりたいことを述べたりすると、「応募先のことをよく調べていない」「うちの職場では希望は叶えられないので相性が悪い」と思われてしまいます。

そのため、採用後の展望は、応募先の事業内容や方針を調べ、応募先の業務内容に沿った内容にしましょう。

4.管理栄養士の面接における志望動機の例

管理栄養士の面接における志望動機の具体例をご紹介します。例文を参考にしながら、応募先ならではの特徴や「なぜこの職場で働きたいのか」伝わる内容にしましょう。
<経験者の場合>
現職の委託給食会社では、特別養護老人ホームの献立作成や調理業務を行っています。仕事を通して、より利用者の方の声を反映した食事提案をしたいと思いました。

貴社の高齢者施設では、多職種によるミールラウンドに注力されており、口から食べることへのサポートに重視されている点に魅力を感じております。ミールラウンドを通して、利用者の方一人ひとりに合わせた食事提供を行いたいと考えております。

<未経験者の場合>
祖母の糖尿病がきっかけで、管理栄養士を志しました。祖母は糖尿病でしたが、食品交換表の理解が難しく、栄養療法に消極的でした。

貴院では、フードモデルをはじめ、実際の食品などを利用され、患者様にとって分かりやすく、食生活に密着した栄養指導が行われている点に魅力を感じ、応募いたしました。

患者様一人ひとりの理解度やモチベーションに合わせて、分かりやすく実践できる栄養指導を行っていきたいです。

5.管理栄養士の志望動機でのNGポイント

管理栄養士の志望動機において、そのまま伝えることを避けるべき内容があります。ポイントをみていきましょう。

1)前職に対して否定的な内容

前職に対する否定的な内容は控えましょう。

「休みがなく体調を崩した」「人間関係が悪かった」といった職場環境に関する内容では、「また不満があると辞めるのでは?」「自分で環境を変える努力をしないのでは?」などマイナスな印象を与えてしまいます。

「成長できないと思った」「方針が合わないと思った」といった前職を否定するような内容もネガティブに聞こえます。「よりスキルアップして貢献したい」「貴社の○○の方針に共感した」などポジティブな言葉に変換させましょう。

2)どの職場でも当てはまるような内容

どの職場でも当てはまるような内容では、志望動機として薄くなり、あなたの熱意が伝わりません。

「美味しいと思える給食を届けたい」「食を通して健康に貢献したい」といった、他でも使い回せる内容では、「他の職場でも良いのでは?」と思われてしまいます。

志望動機には、応募先の特徴や魅力を盛り込み「なぜこの職場で働きたいのか」が伝わる内容にしましょう。志望動機の例文を参考にする場合も、応募先の特徴に触れ、自分の言葉で書くようにしましょう。

3)待遇や環境について

給与や勤務時間、教育体制など、待遇や環境を志望動機に盛り込むことは控えましょう。

「早版遅番がない点に魅力を感じた」「教育体制が充実しており魅力を感じた」など待遇や環境面を重視した志望動機では、業務自体への関心が薄いと思われてしまいます。

たとえワークライフバランスを大切にしている職場であっても、待遇面や環境面を志望動機で伝えることは避けます。志望動機では、仕事内容や働くことへの抱負や熱意をアピールしましょう。

6.管理栄養士の面接のポイント

面接では、志望動機に対してより掘り下げた質問をされることがあります。そのため、面接前には自己分析と応募先のリサーチを入念に行いましょう。

自己分析では、自分のこれまでの経験やキャリアを振り返りながら、強みやアピールポイントを探ります。志望動機作成に行き詰った時にも、自己分析を行ってみるといいですね。自分の強みが分からないときは、家族や友人に聞いてみると、自分では気づかないような発見があるかもしれません。

面接時には、改めて応募先をリサーチしましょう。どのような方針・理念の職場なのか詳しくリサーチします。応募先の価値観と自分の考えのリンクしている点は何か、採用後はどのように貢献できるかをまとめておくといいですね。

面接の内容を考えたり、話し方を練習したりするのは、自分ひとりでは難しいものです。面接対策に行き詰ったときは、キャリアアドバイザーに相談することで、サポートやアドバイスを受けられます。

7.管理栄養士・栄養士が活躍できる職場を見つけるなら、栄養士人材バンク

志望動機欄の筆が進まず悩んでしまったり、応募先の方針や雰囲気の情報が集まらず大変だったり…そんなときは、転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか。

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8.まとめ

管理栄養士向けの志望動機の書き方をご紹介しました。

志望動機には、管理栄養士を志望している理由、応募先への魅力、そして採用後の展望を書きます。事前に応募先のリサーチを行い、「なぜこの職場が良いのか」が伝わるように自分の言葉で伝えましょう。

志望動機は、あなたの熱意ややる気を採用担当者にアピールできる絶好のチャンスです。想いが伝わる志望動機で、理想の転職を叶えてくださいね。

参考文献・サイト

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渡部 早紗

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