厚生労働省は5月27日に開催された厚生科学審議会・感染症部会で、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザなど急性呼吸器感染症(ARI)の特定感染症予防指針を新たに策定することを提案した。現在運用されている「インフルエンザに関する特定感染症予防指針」は廃止し、ARIに関する包括的な予防指針を取りまとめることとし、同部会の委員から異論は出なかった。
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厚労省は新型コロナやインフルエンザなど急性呼吸器感染症(ARI)の包括的予防指針策定を提案した。現行のインフルエンザ指針は廃止し、ARI全体の予防策をまとめる。将来的なパンデミック対策として、各感染症の具体的な予防対策も含める方針だ。
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