おいしい健康と京都府立医科大学で日常生活伴走をスタート
株式会社おいしい健康(以下、おいしい健康)は15日、京都府立医科大学大学院医学研究科消化器外科学の塩﨑敦教授らとともに「デジタルヘルスを用いた胃がん切除術患者の伴走支援に関する共同臨床研究」を開始したことを発表した。おいしい健康にとっては、21件目の共同臨床研究事例となる。
現在の日本国内には年間約11.3万人の胃がん患者がおり、胃がん切除手術を受ける人も9.4万人にのぼるとされる。胃がん治療成績は手術技術や薬物療法の進歩により大いに向上したものの、患者は治療によって胃の機能を一部失うため、退院後の健康状態や食生活で様々な症状をきたすことがある。
こうした胃切除後症候群とも呼ばれる術後後遺症として起きる体重減少や骨格筋減少は、QOLの低下はもちろん、抗がん剤治療の継続力低下やがん再発率の上昇にもつながることが報告されている。さらに持続血糖モニタリングによる研究では、退院後1年を経ても血糖変動が増大することも分かったという。
現在の日本国内には年間約11.3万人の胃がん患者がおり、胃がん切除手術を受ける人も9.4万人にのぼるとされる。胃がん治療成績は手術技術や薬物療法の進歩により大いに向上したものの、患者は治療によって胃の機能を一部失うため、退院後の健康状態や食生活で様々な症状をきたすことがある。
こうした胃切除後症候群とも呼ばれる術後後遺症として起きる体重減少や骨格筋減少は、QOLの低下はもちろん、抗がん剤治療の継続力低下やがん再発率の上昇にもつながることが報告されている。さらに持続血糖モニタリングによる研究では、退院後1年を経ても血糖変動が増大することも分かったという。
食事療法の困難さをアプリで支援
胃切除後症候群への対処の基本は食事療法となり、1回の食事量を減らして6回以上に分けて食べたり、糖質吸収が早い食べ物を避けたり、不溶性食物繊維が多い食品や揚げ物などの料理を控えること、よく噛んで食べること、高たんぱく・高カロリーな食事を意識的に摂取すること、食事と水分は分けて食事の30~60分前か後に飲むようにすることなどが注意ポイントになる。
患者はこうしたポイントを押さえ、管理栄養士や医師のサポートを受けながら食事療法に取り組んでいくこととなるが、支援が届きづらい日常生活では患者や家族が自身で学習し、工夫を施していかねばならず負担が大きくなりやすい。
今回の研究では、胃切除術後の患者を対象に、カスタマイズ済みのおいしい健康アプリを通じ、退院直後から回復期以降の食事を日常的に支援、アウトカムやQOL等への寄与を評価していく。
患者はこうしたポイントを押さえ、管理栄養士や医師のサポートを受けながら食事療法に取り組んでいくこととなるが、支援が届きづらい日常生活では患者や家族が自身で学習し、工夫を施していかねばならず負担が大きくなりやすい。
今回の研究では、胃切除術後の患者を対象に、カスタマイズ済みのおいしい健康アプリを通じ、退院直後から回復期以降の食事を日常的に支援、アウトカムやQOL等への寄与を評価していく。
患者はおいしい健康アプリにユーザー登録の上、治療で切除した部位を全摘、噴門側、幽門側などと具体的に登録、消化器・摂食関連症状の選択登録も行って利用を開始する。するとアプリが最適なレシピ提案を自動で行ってくれる。
退院直後には、安心して食べられる簡単なレシピや食品を中心に提案、栄養摂取と体力回復を促進していく。回復期には、少量頻回食や補食の提案で栄養状態の回復を促す。
その後は安定期として食事記録やレシピ検索履歴の解析を通じ、食べられる量の評価を行いながら、通常食への移行を支援していくかたちとなる。
調理や献立で困ったことが生じた際には、アプリ経由でおいしい健康の管理栄養士にすぐ相談できる体制も整える。
こうした支援による一定の伴走期間を経て、アプリを通じ取得・記録された生活データをもとに、体重や食事内容の変化、血糖変動、QOL等の項目評価を行い、術後の回復支援における新たなアプローチとエビデンスの創出を目指すこととしている。
胃がん切除術後の患者にとって、退院後の食事や栄養管理は長期にわたる大きな課題だ。おいしい健康では、アプリを通じた食事支援で患者や家族、医療現場の支援と貢献、新たなエビデンスの構築に努めていきたいとした。
(画像はプレスリリースより)
退院直後には、安心して食べられる簡単なレシピや食品を中心に提案、栄養摂取と体力回復を促進していく。回復期には、少量頻回食や補食の提案で栄養状態の回復を促す。
その後は安定期として食事記録やレシピ検索履歴の解析を通じ、食べられる量の評価を行いながら、通常食への移行を支援していくかたちとなる。
調理や献立で困ったことが生じた際には、アプリ経由でおいしい健康の管理栄養士にすぐ相談できる体制も整える。
こうした支援による一定の伴走期間を経て、アプリを通じ取得・記録された生活データをもとに、体重や食事内容の変化、血糖変動、QOL等の項目評価を行い、術後の回復支援における新たなアプローチとエビデンスの創出を目指すこととしている。
胃がん切除術後の患者にとって、退院後の食事や栄養管理は長期にわたる大きな課題だ。おいしい健康では、アプリを通じた食事支援で患者や家族、医療現場の支援と貢献、新たなエビデンスの構築に努めていきたいとした。
(画像はプレスリリースより)
