中央社会保険医療協議会は22日の総会で、2024年度の診療報酬改定に向けて療養病棟入院基本料の見直しを議論し、厚生労働省は、現在は医療ニーズが高い「医療区分3」とされている「中心静脈栄養」に日数の上限を設定した上で、学会のガイドラインで経腸栄養が禁忌とされている「汎発性腹膜炎」などに対象を制限することを提案した。しかし、診療側はそろって慎重な姿勢を示した。
厚労省は、療養病棟で1日2単位を超えて行うリハビリテーションへの評価も論点に挙げたが、診療側からはリハビリの提供を一律に制限することへの反対意見が相次いだ。
厚労省は、療養病棟で1日2単位を超えて行うリハビリテーションへの評価も論点に挙げたが、診療側からはリハビリの提供を一律に制限することへの反対意見が相次いだ。
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