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猛暑・物価高・給食ロスの三重苦で進む、栄養面の現実と理想ギャップ
2026.07.16
株式会社野口医学研究所は14日、人々が抱える食生活の悩みに着目し、「夏の食卓・栄養バランス実態調査2026」を実施、その結果をとりまとめて公開した。
バランス良く栄養を摂りたいと考えても摂れない人が多数
株式会社野口医学研究所は14日、人々が抱える食生活の悩みに着目し、「夏の食卓・栄養バランス実態調査2026」を実施、その結果をとりまとめて公開した。
近年は異常気象などの影響もあり、観測史上最高の暑さといった猛暑が記録され、これによる調理回避や食欲低下が生じやすくなっている。加えて食材価格上昇による品数削減、夏休みでの給食ロスといった三重の制約により理想の食事の実践が難しくなっていると見られている。調査はこの実態を明らかにした。
調査実施は2026年6月26日、全国の20代~70代以上の男女で自分または家族の食事準備に関わっている人を対象に、インターネット・アンケート方式で実施、1,800サンプルを得ている。
近年は異常気象などの影響もあり、観測史上最高の暑さといった猛暑が記録され、これによる調理回避や食欲低下が生じやすくなっている。加えて食材価格上昇による品数削減、夏休みでの給食ロスといった三重の制約により理想の食事の実践が難しくなっていると見られている。調査はこの実態を明らかにした。
調査実施は2026年6月26日、全国の20代~70代以上の男女で自分または家族の食事準備に関わっている人を対象に、インターネット・アンケート方式で実施、1,800サンプルを得ている。
まず、栄養バランスを整えることについて、整えたいのにできないと感じることがあるとした人は、66.5%にのぼった。とくに夏は栄養バランスを整えることが中でも難しいと感じている人が22.7%に達し、「栄養ギャップ」の広がりやすい季節であることが示されている。
朝食の理想としては、「バランスのとれた食事」を挙げた人が49.7%にのぼったが、「夏場の実際のバランス食摂取率」は全体の26.3%で、約4人に1人となった。夏場はパン1枚やドリンクのみといった「主食のみ」「軽食のみ」になるという人が26.2%と多く、理想と現実の間に乖離が広がっていた。
夏場に理想の朝食を摂取できない理由としては、「もともと朝食をしっかり食べる習慣がない」人が17.0%、「安価なものに頼ってしまう」が13.6%、「夏は食欲がなく、食べられるものが限られる」は12.7%、「食材の価格が高く、品数を揃えるのが難しい」は11.6%、「一人分だけ用意するのが手間に感じる」の11.4%などだった。
物価上昇が食事内容に「影響している」としたのは70.0%で、影響内容としては「新鮮な野菜・果物の購入頻度が減った」が28.9%、「魚・魚介類を減らした」が23.0%、「乳製品を減らした」が11.7%などで上位を占め、ビタミンやミネラルの源となる食材が最初に省かれてしまう傾向が見られた。
猛暑の影響で食事内容が変わったと感じている45.8%の層との重複も多く、要因が重なるほど栄養バランスの乱れは深刻になりやすいようだ。
夏場に理想の朝食を摂取できない理由としては、「もともと朝食をしっかり食べる習慣がない」人が17.0%、「安価なものに頼ってしまう」が13.6%、「夏は食欲がなく、食べられるものが限られる」は12.7%、「食材の価格が高く、品数を揃えるのが難しい」は11.6%、「一人分だけ用意するのが手間に感じる」の11.4%などだった。
物価上昇が食事内容に「影響している」としたのは70.0%で、影響内容としては「新鮮な野菜・果物の購入頻度が減った」が28.9%、「魚・魚介類を減らした」が23.0%、「乳製品を減らした」が11.7%などで上位を占め、ビタミンやミネラルの源となる食材が最初に省かれてしまう傾向が見られた。
猛暑の影響で食事内容が変わったと感じている45.8%の層との重複も多く、要因が重なるほど栄養バランスの乱れは深刻になりやすいようだ。
特定の栄養素を意識してもバランス意識が不十分
日頃の食事において意識して取り入れているものは「たんぱく質食材」が46.8%で最も多く、近年のトレンドが反映された。2位は「緑黄色野菜」の44.8%、3位に「乳製品」の42.1%、4位「発酵食品」の35.8%、5位「食物繊維」で25.9%などとなった。
一方で毎食、出来るだけ多くの食材・品数を揃える(バランス全体を意識している)人は、14.7%にとどまり、特定の栄養素への関心が高まっているものの、バランス意識はまだまだ十分に浸透していないことも考えられた。
一方で毎食、出来るだけ多くの食材・品数を揃える(バランス全体を意識している)人は、14.7%にとどまり、特定の栄養素への関心が高まっているものの、バランス意識はまだまだ十分に浸透していないことも考えられた。
なぜ栄養バランスの良い食事が難しいのか、理由を尋ねると「食材の価格が高い」が56.0%で最も多く、物価高が栄養バランス最大の障壁となっていた。2位は「わかっていても面倒」の26.3%、3位が「何をどれだけ食べればよいかよくわからない」の26.1%、4位「夏は食欲がない」の25.1%、5位「時間がない」の21.3%などとなった。
栄養バランスの難しさに関しては、子どもの有無により葛藤度合いに差が見られ、子どもありの人では、「夏は特に難しい」が25.7%、「年間を通して難しい」が34.1%となった。子どもなしの人では「夏は特に難しい」が19.6%で、「年間を通して難しい」が38.4%になっている。猛暑や夏休み、物価高などにより、自分一人ならば何とかなっても、子どものためを思うとそうもいかないと葛藤する親が多いと考えられた。
夏場の暑さによる食事内容の変化では、「麺類や冷たいものが増えた」は男性で18.4%、女性で22.4%、「調理する気力・体力が落ちた」が男性で10.7%、女性では23.5%、「火を使う調理を避けるようになった」が男性で11.9%、女性で22.4%だった。とくに女性の肉体的限界が暑さによって生じ、夏場の食卓の品薄化や偏りを生んでいるものと見られる。
栄養バランスの難しさに関しては、子どもの有無により葛藤度合いに差が見られ、子どもありの人では、「夏は特に難しい」が25.7%、「年間を通して難しい」が34.1%となった。子どもなしの人では「夏は特に難しい」が19.6%で、「年間を通して難しい」が38.4%になっている。猛暑や夏休み、物価高などにより、自分一人ならば何とかなっても、子どものためを思うとそうもいかないと葛藤する親が多いと考えられた。
夏場の暑さによる食事内容の変化では、「麺類や冷たいものが増えた」は男性で18.4%、女性で22.4%、「調理する気力・体力が落ちた」が男性で10.7%、女性では23.5%、「火を使う調理を避けるようになった」が男性で11.9%、女性で22.4%だった。とくに女性の肉体的限界が暑さによって生じ、夏場の食卓の品薄化や偏りを生んでいるものと見られる。
子どもがいる家庭の昼食から給食ロスの影響を探ったところ、昼食は「素麺やうどんなど麺類が多くなる」が31.3%で全体の中でも目立ち、「おにぎり・パンなどの軽食になることが多い」も22.8%にのぼった。「冷凍食品を使うことが増える」は16.8%、「手作りの昼食(品数が揃ったもの)を用意している」は14.1%にとどまった。
「コンビニ・市販品を利用することが増える」や「おにぎり・インスタント食品などで済ませる」もそれぞれ7.0%、6.1%に見られている。
夏こそ健康維持のため、満遍なく幅広い栄養素をバランス良く補い続けることが重要だが、調査からは理想と現実のギャップに悩む人の多さが浮き彫りとなった。
(画像はプレスリリースより)
「コンビニ・市販品を利用することが増える」や「おにぎり・インスタント食品などで済ませる」もそれぞれ7.0%、6.1%に見られている。
夏こそ健康維持のため、満遍なく幅広い栄養素をバランス良く補い続けることが重要だが、調査からは理想と現実のギャップに悩む人の多さが浮き彫りとなった。
(画像はプレスリリースより)
参考文献・サイト
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