業界ニュース
大塚製薬と東北大学、水分代謝と健康にかかる研究講座を開設
2026.07.01
大塚製薬株式会社(以下、大塚製薬)は6月29日、同社の栄養科学研究所が国立大学法人東北大学(以下、東北大学)とともに、「水分代謝とトータルコンディショニング共同研究講座」を4月に開設、8月より地域住民約3,000人を対象とした水分代謝の測定調査を開始すると発表した。
個別化された水分管理の科学的基盤確立に向けて
大塚製薬株式会社(以下、大塚製薬)は6月29日、同社の栄養科学研究所が国立大学法人東北大学(以下、東北大学)とともに、「水分代謝とトータルコンディショニング共同研究講座」を4月に開設、8月より地域住民約3,000人を対象とした水分代謝の測定調査を開始すると発表した。
研究では、住民の水分状態について「水分代謝回転量」を指標とした測定を行い、各種身体状態を表す健康アウトカムとの関連性を調査していく。これにより、日本人における個人差を考慮した水分管理の科学的基盤を確立し、脱水や熱中症、乾燥などへの対策、健康維持に資する知見を獲得することを目指すとしている。
人の体内水分量は体重の約60%を占め、脱水状態は心血管イベントや腎機能障害、認知機能低下など多様な健康リスクになることが知られている。昨今では猛暑日が増加し、高齢者を中心に熱中症搬送者が増加傾向にあることもあり、年齢や環境変化に応じた適切な水分管理が公衆衛生上の喫緊の課題となっている。
「水分代謝回転量」は、1日のうちでの人体の水の出入りを示すもので、飲料や食品から身体へと入る水(摂取量)と、尿や汗などで身体から出ていく水(排泄量)のバランスを見る、人の水分状態指標として用いられている。
研究では、住民の水分状態について「水分代謝回転量」を指標とした測定を行い、各種身体状態を表す健康アウトカムとの関連性を調査していく。これにより、日本人における個人差を考慮した水分管理の科学的基盤を確立し、脱水や熱中症、乾燥などへの対策、健康維持に資する知見を獲得することを目指すとしている。
人の体内水分量は体重の約60%を占め、脱水状態は心血管イベントや腎機能障害、認知機能低下など多様な健康リスクになることが知られている。昨今では猛暑日が増加し、高齢者を中心に熱中症搬送者が増加傾向にあることもあり、年齢や環境変化に応じた適切な水分管理が公衆衛生上の喫緊の課題となっている。
「水分代謝回転量」は、1日のうちでの人体の水の出入りを示すもので、飲料や食品から身体へと入る水(摂取量)と、尿や汗などで身体から出ていく水(排泄量)のバランスを見る、人の水分状態指標として用いられている。
宮城県において研究調査を実施
東北大学大学院医工学研究科所属の山田陽介教授らの研究からは、人の水分代謝回転量は、性別や体重、身体活動レベル、気温、湿度、標高などの内的・外的因子により約4割が説明可能になっているという。
しかし、残る約6割の決定因子や、コンディショニング指標となる健康アウトカムとの直接的関連はいまだ明らかとなっていない。今回の研究では、この水分代謝回転量と各健康アウトカムとの関連性調査を進める。
さらに日本人の特性を加味した水分代謝回転量の簡易予測モデルを構築することにより、個別化された水分管理の科学的基盤を確立し、健康維持に資する水分摂取などの知見獲得を図るとしている。
研究は、宮城県で行い、同県在住の18歳から90歳までの成人男女約3,000人を対象とする。期間は2026年4月~2029年3月の予定で、測定開始は2026年8月。安定同位体を用いた標識水法により、体内の水分代謝回転量を測定していく。
あわせて血液や尿の成分など水分状態にかかる指標、体組成、生活習慣などの健康関連指標を評価し、それらと水分代謝回転量との関連解析を進めるという。
大塚製薬のニュートラシューティカルズ関連事業では、医療関連事業で培ったノウハウを活かし、人々の健康維持増進とウェルビーイングを目指し、健康・社会課題の解決につながる独創的研究開発を進めている。現在は栄養科学研究所と先端科学研究所で、飲料・食品関連を中心に研究開発が推進されている。
(画像はプレスリリースより)
しかし、残る約6割の決定因子や、コンディショニング指標となる健康アウトカムとの直接的関連はいまだ明らかとなっていない。今回の研究では、この水分代謝回転量と各健康アウトカムとの関連性調査を進める。
さらに日本人の特性を加味した水分代謝回転量の簡易予測モデルを構築することにより、個別化された水分管理の科学的基盤を確立し、健康維持に資する水分摂取などの知見獲得を図るとしている。
研究は、宮城県で行い、同県在住の18歳から90歳までの成人男女約3,000人を対象とする。期間は2026年4月~2029年3月の予定で、測定開始は2026年8月。安定同位体を用いた標識水法により、体内の水分代謝回転量を測定していく。
あわせて血液や尿の成分など水分状態にかかる指標、体組成、生活習慣などの健康関連指標を評価し、それらと水分代謝回転量との関連解析を進めるという。
大塚製薬のニュートラシューティカルズ関連事業では、医療関連事業で培ったノウハウを活かし、人々の健康維持増進とウェルビーイングを目指し、健康・社会課題の解決につながる独創的研究開発を進めている。現在は栄養科学研究所と先端科学研究所で、飲料・食品関連を中心に研究開発が推進されている。
(画像はプレスリリースより)
参考文献・サイト
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