エンシュアリキッド エンシュアリキッドに限らず、ラコールにも向いていますが、缶から出して、凍らせるといいです。 アイスというより、シャーベット状になるので、冷たくてくどい甘味も感じにくいです。エンシュアハイだと、脂肪分も高いのでよりガチガチに固まりにくいです。 特に在宅になる患者さんには、食品扱いの濃厚流動食だと、金銭的に負担が大きいので、保険がきく薬剤の濃厚流動食を勧めて、摂取しにくいという患者さんに凍らせることを勧めました。家庭だと、製氷皿に入れて、食べやすい一口サイズにすることも勧めたりしています。 在宅に帰られる患者さんに試してみたら、好評で、「これなら毎日少しずつ食べられる」とおっじゃっていました。

うちの病院では… 今、実習生を受け入れている真っ只中です。 うちの病院では、課題として献立作成を出しています。食種ごとに献立を立てるのではなく、常食から展開して1日分を立ててもらっています。 添削していて感じるのは、数字合わせの献立が多く、実際に作ったら食べられないような献立が多い、分粥食には向かない材料を使っている、展開するようにと指示しても展開されていない…等です。 カリキュラムが変わって、調理に関して学ぶ授業数が減っているようですし、学校ではなかなか献立を展開するところまでやっていない印象を受けるので、仕方ないのかなとも思いますが･･･ 今は、病院の栄養士＝栄養管理が重視されるようになったので、学生も栄養管理に目がいきがちですが、私としては栄養士はコメディカルの中で唯一と言っていいくらい食事から患者さんに介入していく専門だと思うので、献立の立て方も指導して頂きたいです。栄養指導する時にも、必ず役に立つと思いますし。 出してもらった献立は、毎回添削して、返しています。添削するのはかなり疲れますが、私自身の勉強にもなります。 実習生からしたら、大変なので、やりたくないかもしれませんが…