日本栄養士会会長とゲストが語る被災地の食事
株式会社DOUMAは7月29日、同社のWebサイト「DOUMA(ドゥーマ)~管理栄養士・栄養士と考えるみんなの食事~」において、動画コンテンツ「被災地での食事と栄養1~4」の公開を開始したことを発表した。
日本栄養士会会長で神奈川県立保健福祉大学学長を務める中村丁次氏が栄養と食事に関し、専門家と議論を交わす連載企画「中村丁次がゆく 栄養と食事の世界」のひとつで、9月1日の防災の日を前に実施された被災地での食事支援を考えるものとなっている。
日本栄養士会会長で神奈川県立保健福祉大学学長を務める中村丁次氏が栄養と食事に関し、専門家と議論を交わす連載企画「中村丁次がゆく 栄養と食事の世界」のひとつで、9月1日の防災の日を前に実施された被災地での食事支援を考えるものとなっている。
いざという時に備えて考えたい災害時の食事と栄養
1本目、2本目の動画では、NPO法人全国災害ボランティア支援団体ネットワークJVOAD(以下、JVOAD)事務局長の明城徹也氏が対談相手となり、JVOADが展開している被災地支援活動について、避難所での食料問題について、また災害時の食事への備えについて議論された。
食事に関する支援では、食材の提供、炊き出しや調理したものの提供、調理できる環境の提供の3つがあるが、被災後、どのタイミングでどういった支援を行うべきか、判断する役割を担う者も求められている。
支援や備えはまだまだ十分とはいえず、管理栄養士や栄養士のスキルも大いに必要とされていることが指摘された。
3本目、4本目では、日本栄養士会専務理事で、日本栄養士開催外支援チームJDA-DAT(以下、JDA-DAT)を総括する下浦佳之氏が対談相手となった。
災害時の食事提供は一般向けベースで進められがちだが、子どもや高齢者、障がい者など要配慮者には、それぞれに合った食事での支援が欠かせない。JDA-DATでは、こうした要配慮者への食事支援を展開し、その必要機能を備えたキッチンカーを導入している。世界でも類をみない、そのキッチンカーを中心とする活動を紹介する。
また、被災地以外からの後方支援として、管理栄養士・栄養士同士の連携、さらに他職種との連携により、今以上に充実した支援を実現できる可能性など、JDA-DATの未来についても議論が交わされ、ビジョンが示される内容となっている。
いざという時に備え、災害時の食事と栄養を考えるきっかけとしたい。
(画像はプレスリリースより)
食事に関する支援では、食材の提供、炊き出しや調理したものの提供、調理できる環境の提供の3つがあるが、被災後、どのタイミングでどういった支援を行うべきか、判断する役割を担う者も求められている。
支援や備えはまだまだ十分とはいえず、管理栄養士や栄養士のスキルも大いに必要とされていることが指摘された。
3本目、4本目では、日本栄養士会専務理事で、日本栄養士開催外支援チームJDA-DAT(以下、JDA-DAT)を総括する下浦佳之氏が対談相手となった。
災害時の食事提供は一般向けベースで進められがちだが、子どもや高齢者、障がい者など要配慮者には、それぞれに合った食事での支援が欠かせない。JDA-DATでは、こうした要配慮者への食事支援を展開し、その必要機能を備えたキッチンカーを導入している。世界でも類をみない、そのキッチンカーを中心とする活動を紹介する。
また、被災地以外からの後方支援として、管理栄養士・栄養士同士の連携、さらに他職種との連携により、今以上に充実した支援を実現できる可能性など、JDA-DATの未来についても議論が交わされ、ビジョンが示される内容となっている。
いざという時に備え、災害時の食事と栄養を考えるきっかけとしたい。
(画像はプレスリリースより)