全国で調剤薬局を展開する日本調剤株式会社（以下、日本調剤）と株式会社永谷園（以下、永谷園）は11日、同社らが共同開発したオリジナル商品「健康を考えた たっぷりたんぱく質のポタージュ」が、「第9回介護食品・スマイルケア食コンクール」の「健康維持上栄養補給が必要な人向けの食品部門」で金賞を受賞したことを発表した。

「介護食品・スマイルケア食コンクール」は、株式会社日本食糧新聞社が主催し、農林水産省が後援となって実施しているもの。嚥下能力や咀嚼能力に困難を抱えている人向けの食品や、それらに問題はないものの低栄養に陥りやすく、栄養補給が必要な人向けの食品など、幅広い人が利用しやすく、日々をより快適に、健康の維持増進につなげていけるような商品を募集し、中でも優れたものに賞を授与、表彰している。

顕彰事業を通じ、国内介護食品の品質向上や市場拡大、認知向上を促進させることを目指している。

「健康を考えた たっぷりたんぱく質のポタージュ」は、薬と栄養のプロである日本調剤と、手軽で美味しい商品の豊富な開発ノウハウを有する永谷園がコラボし、誕生させた「健康を考えた」シリーズの第2弾商品にあたる。

ポタージュとして定番で人気の高い、コーン・きのこ・ポテトの3種をセットにし、熱湯を注いで混ぜるだけですぐ食べられる便利さをポイントとしつつ、たんぱく質やカルシウム、食物繊維などの栄養素を手軽に美味しく補給できるようにした。

なめらかで美味しく食べ進めやすい仕立てながら、たんぱく質はたっぷり10gを含有する。

管理栄養士監修で開発しており、パンなど炭水化物中心となりがちな軽食にプラスしたり、忙しく時間のない朝の食事や、食欲のないときのメニューとして活用したりすることが推奨されている。

同製品は、「介護食品・スマイルケア食コンクール」の、噛むことや飲み込むことに問題はないものの、健康維持の観点から栄養補給を必要としている人向けの商品を審査する部門において、金賞を獲得した。

食品としての美味しさや手軽な調理で喫食できる利便性だけでなく、不足しがちな栄養素であるたんぱく質、食物繊維、カルシウムを簡単に補給できること、塩分を1食あたり食塩相当量0.9gと抑えていること、脂質にもこだわり中鎖脂肪酸が主成分のMCTオイル0.7gを配合した点などが高く評価された。

「健康を考えた たっぷりたんぱく質のポタージュ」は、全国の日本調剤の薬局店頭のほか、ヘルスケア通販サイト「日本調剤オンラインストア」で販売されている。1箱に3種各3食の9食入りで、希望小売価格は2,160円（税込）。

（画像はプレスリリースより）