食中毒
大阪市、2高齢者施設で集団食中毒
2026.09.11
大阪市は7日、2つの高齢者施設において、ウエルシュ菌による集団食中毒事例が発生したことを発表した。
配食によるウエルシュ菌食中毒
大阪市は7日、2つの高齢者施設において、ウエルシュ菌による集団食中毒事例が発生したことを発表した。33人が患者となったが、全員快方に向かっているという。
発表によると、9月3日の13時頃、大阪市平野区内の配食事業者である「まるいちフーズ」の従業員から、配食先である高齢者施設において、複数人が下痢などの食中毒様症状を呈している旨、大阪市保健所に届出があったとされる。
これを受けて同保健所が調査を進めたところ、まるいちフーズは調製した食事を2施設に提供しており、その食事を喫食した入居者らのうち33人に、9月2日19時頃から9月3日の15時50分頃にかけて、下痢などの症状が出ていた。
この33人に共通する食事は、まるいちフーズで作られた2日の昼食以外にないこと、発症状況に類似がみられること、発症者の糞便からウエルシュ菌が検出されたことなどから、大阪市保健所では、まるいちフーズを原因施設とする食中毒が発生したものと断定している。
発表によると、9月3日の13時頃、大阪市平野区内の配食事業者である「まるいちフーズ」の従業員から、配食先である高齢者施設において、複数人が下痢などの食中毒様症状を呈している旨、大阪市保健所に届出があったとされる。
これを受けて同保健所が調査を進めたところ、まるいちフーズは調製した食事を2施設に提供しており、その食事を喫食した入居者らのうち33人に、9月2日19時頃から9月3日の15時50分頃にかけて、下痢などの症状が出ていた。
この33人に共通する食事は、まるいちフーズで作られた2日の昼食以外にないこと、発症状況に類似がみられること、発症者の糞便からウエルシュ菌が検出されたことなどから、大阪市保健所では、まるいちフーズを原因施設とする食中毒が発生したものと断定している。
3日間の営業停止処分に
患者33人の内訳は、男性が62歳から93歳の11人、女性が53歳から104歳の22人。5人が受診したが、症状は快方に向かっている。
原因となった9月2日の昼食におけるメニューは、炊き込みご飯、出し巻き玉子、さつまいもと薄揚げの煮物、わかめうどん。詳細については発表時点で調査中であるとされた。
市ではこの結果を受け、営業者であるまるいちフーズに対し、9月7日から9月9日の3日間、営業停止を命じている。
ウエルシュ菌は、健康な人や動物の腸管内、土壌、水などの自然環境に広く存在する嫌気性細菌。熱に強い芽胞を作るため、高温でも死滅せずに生き残るという特色がある。
それゆえ食品を大釜などで大量に加熱調理すると、他の細菌が死滅してもウエルシュ菌の耐熱性芽胞は生き残る。さらに食品中心部は酸素のない状態になり、嫌気性のウエルシュ菌にとっては好ましい状況がそろうことから、食品温度が発育に適した12~50度、とくに43~45度付近になると、急速に増殖を始める。
食品中で大量に増殖したウエルシュ菌が食べ物とともに胃を通過し、小腸内で増殖して菌が芽胞型に移行する際、エンテロトキシンと呼ばれる毒素が産生され、その作用で下痢などの症状が発生する。
食中毒事例としては、肉や魚を用いた煮物やカレー、スープのような大量に調理された食品を原因とするケースが多い。
予防には、前日調理を避け、加熱後は早めに食するようにすること、食品は室温に放置せず、保存する際は急冷して冷蔵庫で保管すること、調理や温め直しを行う際には、かき混ぜながら中心部までの加熱に努めることなどが有効とされる。
(画像はPixabayより)
原因となった9月2日の昼食におけるメニューは、炊き込みご飯、出し巻き玉子、さつまいもと薄揚げの煮物、わかめうどん。詳細については発表時点で調査中であるとされた。
市ではこの結果を受け、営業者であるまるいちフーズに対し、9月7日から9月9日の3日間、営業停止を命じている。
ウエルシュ菌は、健康な人や動物の腸管内、土壌、水などの自然環境に広く存在する嫌気性細菌。熱に強い芽胞を作るため、高温でも死滅せずに生き残るという特色がある。
それゆえ食品を大釜などで大量に加熱調理すると、他の細菌が死滅してもウエルシュ菌の耐熱性芽胞は生き残る。さらに食品中心部は酸素のない状態になり、嫌気性のウエルシュ菌にとっては好ましい状況がそろうことから、食品温度が発育に適した12~50度、とくに43~45度付近になると、急速に増殖を始める。
食品中で大量に増殖したウエルシュ菌が食べ物とともに胃を通過し、小腸内で増殖して菌が芽胞型に移行する際、エンテロトキシンと呼ばれる毒素が産生され、その作用で下痢などの症状が発生する。
食中毒事例としては、肉や魚を用いた煮物やカレー、スープのような大量に調理された食品を原因とするケースが多い。
予防には、前日調理を避け、加熱後は早めに食するようにすること、食品は室温に放置せず、保存する際は急冷して冷蔵庫で保管すること、調理や温め直しを行う際には、かき混ぜながら中心部までの加熱に努めることなどが有効とされる。
(画像はPixabayより)
参考文献・サイト
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