サルモネラ菌による食中毒が発生
愛媛県は8月4日、同県砥部町の公立認定こども園でサルモネラ菌による集団食中毒が発生したと発表した。園内で調理、提供された給食が原因とされている。
集団食中毒が発生したのは、砥部町大南の「砥部町立砥部こども園」で、7月22日11時20分頃に給食を食べた後、7月23日20時~7月29日21時にかけ、職員1人、園児15人の合計16人に下痢や腹痛、発熱などの症状が現れた。
7月30日、砥部町子育て支援課から管轄の中予保健所に連絡があり、同保健所が調査を開始、患者らに共通する食事が園で調理・提供した給食のみであったことや、検食と患者の便からサルモネラ属の菌が検出されたことなどから、この給食による集団食中毒と断定された。
集団食中毒が発生したのは、砥部町大南の「砥部町立砥部こども園」で、7月22日11時20分頃に給食を食べた後、7月23日20時~7月29日21時にかけ、職員1人、園児15人の合計16人に下痢や腹痛、発熱などの症状が現れた。
7月30日、砥部町子育て支援課から管轄の中予保健所に連絡があり、同保健所が調査を開始、患者らに共通する食事が園で調理・提供した給食のみであったことや、検食と患者の便からサルモネラ属の菌が検出されたことなどから、この給食による集団食中毒と断定された。
患者は全員回復傾向
症状が現れた16人のうち、12人が医療機関で治療を受けることとなったが、現在は全員が回復傾向にあるという。
こども園では、この件を受け、8月1日から給食提供を自粛している。中予保健所は食品衛生法に基づき、同園を8月4日~6日までの3日間、業務停止処分とするとともに、衛生管理などの徹底について文書と研修会を通じた指導を行った。
原因になったとされる7月22日の給食献立は、チキンライス、昆布豆、若布スープ、スイカ、お茶というメニューだった。
サルモネラ属の菌による食中毒は、生肉、とくに鶏肉や卵、その加工品が原因となることが多い。過去にはうなぎやすっぽんなどが原因になったこともある。潜伏期は6~72時間で、激しい腹痛や下痢、発熱、嘔吐といった症状が発現する。
予防には、肉や卵について、75度以上・1分以上を満たす十分な加熱を行うこと、卵の生食は新鮮なものに限ること、低温保存が有効だが過信は禁物であることなどが挙げられる。
(画像はPixabayより)
こども園では、この件を受け、8月1日から給食提供を自粛している。中予保健所は食品衛生法に基づき、同園を8月4日~6日までの3日間、業務停止処分とするとともに、衛生管理などの徹底について文書と研修会を通じた指導を行った。
原因になったとされる7月22日の給食献立は、チキンライス、昆布豆、若布スープ、スイカ、お茶というメニューだった。
サルモネラ属の菌による食中毒は、生肉、とくに鶏肉や卵、その加工品が原因となることが多い。過去にはうなぎやすっぽんなどが原因になったこともある。潜伏期は6~72時間で、激しい腹痛や下痢、発熱、嘔吐といった症状が発現する。
予防には、肉や卵について、75度以上・1分以上を満たす十分な加熱を行うこと、卵の生食は新鮮なものに限ること、低温保存が有効だが過信は禁物であることなどが挙げられる。
(画像はPixabayより)