ヒスタミンによる食中毒が発生、給食の供給を2日間停止
長野県上田市内の保育園でヒスタミンによる食中毒が発生したと、9月12日に長野県(健康福祉部)が発表している。
ヒスタミンによる食中毒が発生したのは上田保健所管内の保育園で、これを受け同保健所は食品衛生法に基づいて、9月12日から9月13日まで給食の供給を停止するよう命じている。
同保育園では9月7日に給食を調理・提供し、それを食べた園児と職員合計76人中5人において、発赤や発疹などといった食中毒の症状があらわれた。環境保全研究所が検査を実施した結果、給食の残品と検食からヒスタミンが検出された。
ヒスタミンによる食中毒が発生したのは上田保健所管内の保育園で、これを受け同保健所は食品衛生法に基づいて、9月12日から9月13日まで給食の供給を停止するよう命じている。
同保育園では9月7日に給食を調理・提供し、それを食べた園児と職員合計76人中5人において、発赤や発疹などといった食中毒の症状があらわれた。環境保全研究所が検査を実施した結果、給食の残品と検食からヒスタミンが検出された。
原因食品は「ブリの照り焼き」と断定
調査の結果、食中毒の原因食品は「ブリの照り焼き」で、症状を訴えた5検体中3検体から検出されたヒスタミンが病因物質であることも分かっている。
なお、長野県(健康福祉部)によれば、医療機関を受診したのは3人で入院患者はおらず、全員快方に向かっているとしている。
(画像はunsplashより)
なお、長野県(健康福祉部)によれば、医療機関を受診したのは3人で入院患者はおらず、全員快方に向かっているとしている。
(画像はunsplashより)