スプーンとお椀型の「エレキソルト」デバイスを開発
キリンホールディングス株式会社(以下、キリン)が、明治大学 宮下芳明研究室と共同研究で、減塩食品の塩味を約1.5倍に増強させる独自の電流波形を開発。その開発に携わった明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 教授の宮下芳明氏が、「イグ・ノーベル賞」を獲得したと、9月15日に発表している。
現在または過去に減塩をしている/していた経験のある40歳から65歳の男女31人を対象に、エレキソルトの技術(電流0.1mAから0.5 mA)を搭載したはしを用いて、試験用食品を食してもらい、塩味強度についてアンケートを実施。
その結果、31人中29人が「塩味が増した」と回答。減塩に関する悩みを抱える人にとって「エレキソルト」デバイスが、おいしく生活習慣を改善できるサービスの実現に向けた一歩となる。
現在または過去に減塩をしている/していた経験のある40歳から65歳の男女31人を対象に、エレキソルトの技術(電流0.1mAから0.5 mA)を搭載したはしを用いて、試験用食品を食してもらい、塩味強度についてアンケートを実施。
その結果、31人中29人が「塩味が増した」と回答。減塩に関する悩みを抱える人にとって「エレキソルト」デバイスが、おいしく生活習慣を改善できるサービスの実現に向けた一歩となる。
日本国内での発売を目指して実証実験を展開
「エレキソルト」デバイスに関しては、2023年中の日本国内での発売に向けて現在、小売店舗やECサイトなどといったさまざまなチャネルで需要性を確認する実証実験が行われている。
2022年には、電気味覚での塩味増強効果と、おいしさを我慢しない減塩手法の提案によって、「Innovative Technologies2022」も獲得した。
(画像はプレスリリースより)
2022年には、電気味覚での塩味増強効果と、おいしさを我慢しない減塩手法の提案によって、「Innovative Technologies2022」も獲得した。
(画像はプレスリリースより)