厚生労働省は4日に開催された社会保障審議会・障害者部会の会合で、2023年度に実施した公認心理師の活動状況調査の結果を公表した。20年度に実施された同様の調査と比べ、心理的な支援業務に従事する公認心理師は約2.5倍に増加。さらに児童発達支援や放課後デイサービス、高齢者福祉分野の相談支援機関など、福祉分野を中心に心理支援を担う公認心理師を新たに採用する職場が拡大していることも明らかとなった。
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厚労省の調査で、心理支援業務に従事する公認心理師が約2.5倍に増加し、教育や福祉分野での需要が拡大。回答率は54.4%で、主に保健医療分野で活躍。厚労省は安定雇用強化を図る方針。
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