日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会が17日に公表した2024年度の「病院経営定期調査」の中間報告によると、全国396病院の23年度の医業収支は、前年度の赤字額から若干改善したものの、経常収支は1.3億円の黒字から0.3億円の赤字に転じた。コロナ関連の補助金の縮小による影響が大きく、経常収支ベースの赤字病院の割合は28.3ポイント増加の51.0%と半数を超えた。
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2024年度「病院経営定期調査」中間報告によると、全国396病院の23年度経常収支は1.3億円の黒字から0.3億円の赤字に転落。コロナ補助金縮小が要因で、経常赤字病院の割合は51.0%に達した。医業収支は改善傾向にあるものの、24年度は人件費や材料費の負担増で厳しさが増し、病院経営は減収減益に転じる可能性が指摘されている。
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