エビデンス構築とヘルスケアプロモーションで食品や飲料の健康市場参入を支援
献立提案・栄養管理アプリ「おいしい健康」を提供する株式会社おいしい健康(以下、おいしい健康)は6月3日、近年高まりをみせる健康志向を背景に、活性化する食品・飲料企業の健康市場参入を、エビデンス構築とヘルスケアプロモーションを軸にサポートする「おいしい健康ラボ」を設立したことを発表した。
『日経ヘルス』元編集長の西沢邦浩氏を所長に迎え、医療・栄養の専門知識と生活者データを活かした取り組みにより、企業の商品を「生活に根付く健康価値」へと育てていくことを目指す。
『日経ヘルス』元編集長の西沢邦浩氏を所長に迎え、医療・栄養の専門知識と生活者データを活かした取り組みにより、企業の商品を「生活に根付く健康価値」へと育てていくことを目指す。

昨今は健康意識の高まりを受け、食品・飲料企業によるヘルスケア市場への参入が加速している。しかし機能性表示や栄養価の訴求だけでは、生活者の支持や継続的な選択にはつながりにくく、苦戦するケースも多い、消費者からもとくに科学的根拠とニーズの充足の両立が強く求められるようになっており、その動向は複雑化・専門化の傾向をたどっているといえる。
おいしい健康では、これまで生活習慣病やがん・希少疾患、日常生活におけるダイエットなどさまざまな医療領域で「食による健康支援」に取り組んできた。その中で築いた健康志向特化型のアーリーアダプターリーチや、医師・学会とのネットワークは、同社の貴重な財産にもなっている。
「おいしい健康ラボ」では、こうした知見と蓄積ノウハウに、企業のブランド力やマーケティング力を掛け合わせ、共創プロジェクトとして推進、これまでにない健康価値を世に創出し、社会実装していくことを目指すという。
おいしい健康では、これまで生活習慣病やがん・希少疾患、日常生活におけるダイエットなどさまざまな医療領域で「食による健康支援」に取り組んできた。その中で築いた健康志向特化型のアーリーアダプターリーチや、医師・学会とのネットワークは、同社の貴重な財産にもなっている。
「おいしい健康ラボ」では、こうした知見と蓄積ノウハウに、企業のブランド力やマーケティング力を掛け合わせ、共創プロジェクトとして推進、これまでにない健康価値を世に創出し、社会実装していくことを目指すという。

4フェーズで横断的に支援
「おいしい健康ラボ」では、企業のフェーズや課題に応じ、調査・企画・開発・発信の各段階について横断的な支援を行う。
フェーズ1では、顧客ジャーニーやアンメットニーズの可視化を行い、商品価値とターゲットの最定義を実行、価値探索を進める。
フェーズ2では、臨床研究やPoCなどを通じたエビデンスの構築とユースケース検証を実施し、確かな根拠を見出す。
フェーズ3では、研究者や医療者などKOLとのネットワーキングや情報発信の強化により、コミュニケーション設計を最適化する。
フェーズ4では、医療機関や学会、SNSなどマルチチャネルを通じ、ターゲット顧客となる層へいかにリーチするか、その手法提案などをプロモーション支援として実施する。
これらに加え、データサイエンス部門を受託するサービスも提供、データベース設計、収集、統合、前処理、解析、レポート生成、モニタリングシステムの構築などまでビッグデータによる事業課題解決を支援、マネジメント事業を展開していくことも明らかにした。
「おいしい健康ラボ」では、すでに複数の食品企業と共創を進めているという。
事例として、たんぱく質摂取に関心の高い層をターゲットに、調理の手軽さや保存性、健康配慮といった商品の強みを整理して該当加工食品の訴求を設計、医療従事者向けの発信で信頼性を高め、現場の声を商品開発にも反映するなどしたことが紹介された。
また同じく加工食品では、おいしい健康のビッグデータ解析をもとに、シニア層の健康課題解決を軸とする、定番商品の新たな価値を抽出、流通向けプロモーション支援を展開して売り場拡大に貢献した事例も示されている。
このほか、飲料で健康管理アプリを共同開発し、飲用習慣の定着と商品開発に活かせるデータベースの仕組み構築を行った例や、専門家監修の第三者専門メディアを立ち上げ、調味料商品の健康価値や使い方を継続的に発信、SNS連動の展開も併用し、関心喚起と使用頻度向上、ファン育成を進めた例も示された。
データサイエンスに基づく栄養療法により、健康をつくる事業の積極推進を行うおいしい健康として、新たな世の動きを生み出す取り組みになっており、今後が注目される。
(画像はプレスリリースより)
フェーズ1では、顧客ジャーニーやアンメットニーズの可視化を行い、商品価値とターゲットの最定義を実行、価値探索を進める。
フェーズ2では、臨床研究やPoCなどを通じたエビデンスの構築とユースケース検証を実施し、確かな根拠を見出す。
フェーズ3では、研究者や医療者などKOLとのネットワーキングや情報発信の強化により、コミュニケーション設計を最適化する。
フェーズ4では、医療機関や学会、SNSなどマルチチャネルを通じ、ターゲット顧客となる層へいかにリーチするか、その手法提案などをプロモーション支援として実施する。
これらに加え、データサイエンス部門を受託するサービスも提供、データベース設計、収集、統合、前処理、解析、レポート生成、モニタリングシステムの構築などまでビッグデータによる事業課題解決を支援、マネジメント事業を展開していくことも明らかにした。
「おいしい健康ラボ」では、すでに複数の食品企業と共創を進めているという。
事例として、たんぱく質摂取に関心の高い層をターゲットに、調理の手軽さや保存性、健康配慮といった商品の強みを整理して該当加工食品の訴求を設計、医療従事者向けの発信で信頼性を高め、現場の声を商品開発にも反映するなどしたことが紹介された。
また同じく加工食品では、おいしい健康のビッグデータ解析をもとに、シニア層の健康課題解決を軸とする、定番商品の新たな価値を抽出、流通向けプロモーション支援を展開して売り場拡大に貢献した事例も示されている。
このほか、飲料で健康管理アプリを共同開発し、飲用習慣の定着と商品開発に活かせるデータベースの仕組み構築を行った例や、専門家監修の第三者専門メディアを立ち上げ、調味料商品の健康価値や使い方を継続的に発信、SNS連動の展開も併用し、関心喚起と使用頻度向上、ファン育成を進めた例も示された。
データサイエンスに基づく栄養療法により、健康をつくる事業の積極推進を行うおいしい健康として、新たな世の動きを生み出す取り組みになっており、今後が注目される。
(画像はプレスリリースより)