給食を食べている途中で舌の違和感と腹痛を呈す
愛媛県松山市(以下、松山市)は、市立小学校の給食で児童が食物アレルギー症状を発症していたことを、6月28日に発表している。
6月3日の給食の時間に、食物アレルギー対応が必要な児童に対して、垣生学校給食共同調理場からアレルギー食材を誤って提供してしまい、食物アレルギー症状を発症する事案が発生。
松山市によれば、児童の食物アレルギー情報の入力を栄養教諭などが忘れてしまい、担当者間のチェックにおいても入力漏れに気づかず、調理場への除去食調理のための指示書に誤りが生じたことなどが、同事案の発生の原因だとしている。
6月3日の給食の時間に、食物アレルギー対応が必要な児童に対して、垣生学校給食共同調理場からアレルギー食材を誤って提供してしまい、食物アレルギー症状を発症する事案が発生。
松山市によれば、児童の食物アレルギー情報の入力を栄養教諭などが忘れてしまい、担当者間のチェックにおいても入力漏れに気づかず、調理場への除去食調理のための指示書に誤りが生じたことなどが、同事案の発生の原因だとしている。
児童にはエピペンを使用、救急搬送も
アレルギー食材を食べてしまった児童は舌の違和感と腹痛を呈していたため、保健室で抗アレルギー頓服薬を服用させたが、改善がみられなかったため、エピペンを使用、病院へ救急搬送された。その後、夕方には症状が改善されたため帰宅。翌日から登校することができた。
松山市は今後、「入力する担当者を決めて作業に集中すること」や、「確認作業は複数人で読み合わせにより実施すること」などを徹底させて再発防止に取り組むとしている。
(画像はunsplashより)
松山市は今後、「入力する担当者を決めて作業に集中すること」や、「確認作業は複数人で読み合わせにより実施すること」などを徹底させて再発防止に取り組むとしている。
(画像はunsplashより)