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2022.07.07

美容クリニックで働く管理栄養士・栄養士とは? 仕事内容や待遇などを紹介!

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こんにちは、管理栄養士のなつめももこです。

美容の悩みは、いくつになってもつきないものですよね。管理栄養士・栄養士の資格を活かして自分自身の食生活を改善し、美容ケアを行っている方も多いのではないでしょうか。

美容に関して興味のある方は、管理栄養士・栄養士として美容クリニックで働けないかな、と考えることもありますよね。

今回は、美容クリニックで働く管理栄養士・栄養士の仕事内容や待遇についてご説明します。美容クリニックならではのポイントもありますので、ぜひ参考にしてください。!

1.美容クリニックで働く管理栄養士・栄養士の役割と仕事内容とは?

役割

美容クリニックで働く管理栄養士・栄養士は、クリニックを利用される方の肌トラブルやダイエットに関する悩みなど、さまざまな悩みに対し、栄養指導やカウンセリングを行います。

スキンケアやダイエットの悩みを食事面、俗にいうインナービューティの観点から解決できるように、カウンセリングやアドバイスを行うことが美容クリニックで働く管理栄養士・栄養士の役割です。

より専門的な知識が求められるため、栄養士ではなく管理栄養士であることを条件にしている求人が多い傾向にあります。

仕事内容

美容クリニックで働く管理栄養士・栄養士の多くは、カウンセリングスタッフとして働きます。

クリニックによってインストラクター、アドバイザー、セラピストといったポジションになることもありますが、いずれにしても接客の仕事がメインです。

美容クリニックで働く管理栄養士・栄養士の仕事内容の一例をご紹介します。
*専門的な業務
栄養アドバイス、栄養管理、栄養カウンセリング、食事指導、施術の補助

*事務的な業務
施術内容・料金の説明、受付業務、クリニックで扱う商品の説明

上記のように、仕事内容は管理栄養士・栄養士としての専門的分野から美容クリニックのスタッフとして事務的な業務も行います。

施術の補助をする場合は、美容機器や看護補助についての知識・技術や経験が求められますから、美容クリニックで幅広く活躍するためには施術の知識を深めておくことも大事です。

新卒・既卒に関わらず美容クリニックへの就職を目指す際には、在学中や就活前に美容に関連した資格や検定に挑戦しておくと回りに差をつけられるのでおすすめですよ。

美容業界に関するおすすめの資格は、
・ヘルシー&ビューティーフードアドバイザー
・ビューティーフードプロフェッショナル
・健康食品管理士
・エステティシャン
・フェイシャルエステティシャン
などがあります。

独学で取得できる資格、通信教育やスクールで講義を受ける必要がある資格がありますのでご自身のご都合に合わせてぜひトライしてみてくださいね。

2.美容クリニックにおける栄養士の給与やお休みなどの待遇面

給与

正社員として美容クリニックで働く場合の給与の目安をご紹介します。
月給 20万~40万
年収 300万~500万
年2回の賞与や、インセンティブ制度を採用した賞与が支給される場合もあります。給与に関しては各求人で確認するようにしましょう。

勤務時間

美容クリニックの営業時間に準ずる時間が勤務時間となります。平均的に9時~21時の間で実働8時間のシフト制 、途中休憩が1時間、という勤務が多い傾向にあります。

お休み

基本的にシフト制で週休2日、夏季休暇、年末年始休暇ありという求人が多いです。土日に営業している美容クリニックも多くあるため、シフト制で土日が出勤になることもあります。

土日・祝日に定休日を設けているクリニックもあるため、求人をチェックする際に詳しく見てみましょう。

3.美容クリニックの求人は限られた地域にしかない?

美容クリニックの多くが都市部に集中しているため、おのずと求人も限られた地域に集中する傾向にあります。

そのため美容クリニックの求人は東京・大阪といった都市部が勤務地になることがほとんどです。

そもそも美容クリニックの求人数自体が少ないため、美容クリニックに就職することを目指す場合は都市部に進出する計画を立てると良いでしょう。

4.美容クリニックで求められることとは?

美容クリニックで求められるスキルや対応は、病院やクリニックと異なる部分があります。詳しく見ていきましょう。

接客マナーとビジネスマナー

美容業界では病院と違い、利用される方を患者様ではなく「お客様」として対応することになります。

美容クリニックのサービスは十数万円の施術を買ってもらうことでもあるため、お客様というだけでなく「高級店のお客様」を接客すると考えるのがよいでしょう。

美容クリニックを利用される方は、一般企業に勤務されている方や経営者、セレブの方など日ごろからビジネスマナーに長けている方が多いため、きめ細やかな接客・配慮が求められます。

美容クリニックのスタッフとして身だしなみを整えることはもちろん、言葉づかいや態度に気をつかうことも重要です。

美容知識と情報収集能力

来院されるのほとんどの方は美意識が高く、日常的に情報収集に余念のない方が多い傾向にあります。

美容に関するインフルエンサーから情報を得ていたり、話題の美容方法や商品、サプリにいち早く気が付いて取り入れたりと、美容に関する知識の豊富な方が多いです。

美意識の高い方に接客するため、美容クリニックで働く管理栄養士・栄養士は流行の美容方法に関する情報を仕入れ、根拠に基づいた情報を常にアップデートし続ける必要があります。

傾聴力と伝える力

美容クリニックでは栄養指導やアドバイスを行う際に、お客様の悩みやコンプレックスを聞く機会が多くあります。

悩みやコンプレックスの話を真摯に受け止め、しっかり傾聴する姿勢を見せることが重要です。意見を否定せず、受け止める態度を示すことで、お客様の美意識のプライドを傷つけない配慮も必要となります。

また、美容クリニックを利用することで、どのように不安や悩みを解決できるのかということを伝えて、安心して施術に挑んでもらえるように心がけましょう。

5.まとめ

美容クリニックで働く管理栄養士・栄養士の仕事は、お客様の美容の悩みを解決させることができるとてもやりがいのある仕事です。

その反面、求人数が少なくなかなか就職先が見つからないというデメリットもあります。美容クリニックだけでなく「美容業界」まで視野を広げてみると、インナービューティーに力を入れているエステサロンまで幅が広がりますので、検討してみてくださいね。

就職先を「美容クリニックだけ」に絞りたい、という方は気になる美容クリニックの採用情報をこまめにチェックしたり、求人が出ていなくても直接問い合わせたりするなど積極的に行動してみましょう。

本記事の作成元であるエイチエが提供する転職サポートサービス『栄養士人材バンク』や他の求人サイトにも、まれに美容クリニックの求人が出てくるので、登録してチャンスを逃さないようにしてみてくださいね。

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なつめ ももこ

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