食中毒
東京・八王子の保育園で64人が食中毒
2026.07.21
東京都は17日、八王子市内の保育園で、園児と職員らが下痢や腹痛などを発症する集団食中毒事例が発生したことを発表した。
保育園給食で集団食中毒
東京都は17日、八王子市内の保育園で、園児と職員らが下痢や腹痛などを発症する集団食中毒事例が発生したことを発表した。複数の患者と調理従事者の糞便から、大腸菌に類似する細菌が検出されている。
発表によると、7月9日の午後3時頃、八王子市保健所に対し、市内の保育園から園児数名が下痢などの消化器症状を呈して欠席している旨の連絡があったという。
連絡を受けた保健所はただちに食中毒と感染症の両面から詳細調査を開始、すると同園の園児59人、調理従事者を含む職員5人の合計64人に、7月8日の午前9時頃から7月10日の午後6時頃までの間に下痢や腹痛などの症状が出ていた。
保健所では、該当保育園で昼食とおやつの調理、提供が行われており、患者らに共通する食事が7月7日、8日に保育園の給食施設によって調理、提供された給食に限られたことを確認。
複数の患者及び調理従事者の糞便から、「Escherichia albertii(エシェリキア・アルベルティイ)」を検出したこと、患者の症状はEscherichia albertiiによるものと一致していたこと、当該保育園内で感染症を疑う情報がないこと、患者を診察した医師から食中毒の届出がなされたことを受け、これらから今回の事例を同園の給食施設が調理し、提供した給食を原因とする、Escherichia albertiiによる食中毒と断定した。
発表によると、7月9日の午後3時頃、八王子市保健所に対し、市内の保育園から園児数名が下痢などの消化器症状を呈して欠席している旨の連絡があったという。
連絡を受けた保健所はただちに食中毒と感染症の両面から詳細調査を開始、すると同園の園児59人、調理従事者を含む職員5人の合計64人に、7月8日の午前9時頃から7月10日の午後6時頃までの間に下痢や腹痛などの症状が出ていた。
保健所では、該当保育園で昼食とおやつの調理、提供が行われており、患者らに共通する食事が7月7日、8日に保育園の給食施設によって調理、提供された給食に限られたことを確認。
複数の患者及び調理従事者の糞便から、「Escherichia albertii(エシェリキア・アルベルティイ)」を検出したこと、患者の症状はEscherichia albertiiによるものと一致していたこと、当該保育園内で感染症を疑う情報がないこと、患者を診察した医師から食中毒の届出がなされたことを受け、これらから今回の事例を同園の給食施設が調理し、提供した給食を原因とする、Escherichia albertiiによる食中毒と断定した。
1人入院も退院済み、患者らは回復傾向
患者64人の内訳は、男性が32人(1~6歳)、女性が32人(1~61歳)、診療医療機関数は7カ所で、31人が受診した。うち1人は入院となったが、既に退院済みであるという。その他の患者らの症状も回復傾向にあるとされた。
食中毒の原因になったと見られる7月7日、8日の給食メニューは、7日の昼食が枝豆コーンごはん、ミートローフ、スープ、夏野菜ポトフ、ポテトサラダ、メロンで、おやつがゼリーと牛乳。8日は昼食がカルシウムごはん、鯖の香味ダレ、味噌汁、肉じゃが、サラダ、バナナで、おやつがチージャムサンド、牛乳だった。
保育園の給食施設は7月10日から給食提供を自粛しており、八王子市では17日から3日間の営業停止(給食の供給停止)処分を言い渡している。
Escherichia albertiiは、大腸菌に近い細菌で、下痢や腹痛などを引き起こす病原菌。2003年に新種として正式に命名され、国内でも集団食中毒事例は報告されている。
潜伏時間は概ね12~24時間程度と考えられており、主な症状は水様性の下痢。このほか腹痛や発熱、吐き気などを伴うこともある。
これまでの事例では、水やサラダ、鶏肉、弁当などが原因食品となっていた。またハトなどの野鳥や豚、猫などからも検出されており、食品では鶏肉やマトンなどからも検出されている。
この菌については未解明な部分が多いものの、大腸菌に近い細菌であることから、それに準じた基本的食中毒対策を行うことが重要と考えられている。
よって、生野菜は十分に洗うこと、調理作業前や用便後は手洗いを十分に行い消毒すること、調理時は食品中心部まで十分に加熱すること、調理済み食品や生鮮食品は室温放置を避け速やかに冷却すること、使用後の調理器具はよく洗浄・消毒すること、殺菌されていない井戸水や沢水は飲まないようにすることなどが有効だ。
(画像はPixabayより)
食中毒の原因になったと見られる7月7日、8日の給食メニューは、7日の昼食が枝豆コーンごはん、ミートローフ、スープ、夏野菜ポトフ、ポテトサラダ、メロンで、おやつがゼリーと牛乳。8日は昼食がカルシウムごはん、鯖の香味ダレ、味噌汁、肉じゃが、サラダ、バナナで、おやつがチージャムサンド、牛乳だった。
保育園の給食施設は7月10日から給食提供を自粛しており、八王子市では17日から3日間の営業停止(給食の供給停止)処分を言い渡している。
Escherichia albertiiは、大腸菌に近い細菌で、下痢や腹痛などを引き起こす病原菌。2003年に新種として正式に命名され、国内でも集団食中毒事例は報告されている。
潜伏時間は概ね12~24時間程度と考えられており、主な症状は水様性の下痢。このほか腹痛や発熱、吐き気などを伴うこともある。
これまでの事例では、水やサラダ、鶏肉、弁当などが原因食品となっていた。またハトなどの野鳥や豚、猫などからも検出されており、食品では鶏肉やマトンなどからも検出されている。
この菌については未解明な部分が多いものの、大腸菌に近い細菌であることから、それに準じた基本的食中毒対策を行うことが重要と考えられている。
よって、生野菜は十分に洗うこと、調理作業前や用便後は手洗いを十分に行い消毒すること、調理時は食品中心部まで十分に加熱すること、調理済み食品や生鮮食品は室温放置を避け速やかに冷却すること、使用後の調理器具はよく洗浄・消毒すること、殺菌されていない井戸水や沢水は飲まないようにすることなどが有効だ。
(画像はPixabayより)
参考文献・サイト
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