インスリン投与量判定システムを富山大学と開発
キュアコード株式会社(以下、キュアコード)は12日、国立大学富山大学との共同研究によって開発した「1型糖尿病患者向けインスリン投与量判定システム」に関する特許を、2024年10月16日付で取得したと発表した。特許番号は第7568605号となっている。
この研究開発は、現在の国際医療福祉大学医学部糖尿病・代謝・内分泌内科学教授である中條大輔医師(前富山大学附属病院副病院長・臨床研究開発推進センター教授・第一内科診療教授)を研究代表者とするチームによって進められたもので、患者の食前血糖値と食事中の炭水化物量をもとに、AIを活用した技術で差異的なインスリン投与量を算出、患者の日々の食事管理を支え、QOL向上を目指すものとなっている。
1型糖尿病では、膵臓のβ細胞が破壊され、インスリン分泌がなされないため、生涯にわたりインスリン注射を続けなければならない。国内に約10万~14万人の患者がいると推計される自己免疫疾患で、患者らは血糖値安定のため食事内容を一定にしなければならず、食事にバリエーションをつけようとしても困難で、内容を変更する際には、医師の判断に基づくインスリン投与とセットで進めなければならなかった。
この研究開発は、現在の国際医療福祉大学医学部糖尿病・代謝・内分泌内科学教授である中條大輔医師(前富山大学附属病院副病院長・臨床研究開発推進センター教授・第一内科診療教授)を研究代表者とするチームによって進められたもので、患者の食前血糖値と食事中の炭水化物量をもとに、AIを活用した技術で差異的なインスリン投与量を算出、患者の日々の食事管理を支え、QOL向上を目指すものとなっている。
1型糖尿病では、膵臓のβ細胞が破壊され、インスリン分泌がなされないため、生涯にわたりインスリン注射を続けなければならない。国内に約10万~14万人の患者がいると推計される自己免疫疾患で、患者らは血糖値安定のため食事内容を一定にしなければならず、食事にバリエーションをつけようとしても困難で、内容を変更する際には、医師の判断に基づくインスリン投与とセットで進めなければならなかった。
インスリン計算を個別化!迅速・正確に処理
今回、特許を取得した「1型糖尿病患者向けインスリン投与量判定システム」の技術を用いれば、患者ごとに設定された炭水化物量に対するインスリン必要量の比率と、インスリン1単位で低下する血糖値にみる効果量を考慮し、目標血糖値の範囲内に収められるような最適インスリン投与量を個別に素早く算出できる。
食事については、写真撮影を行えば、AIの画像解析処理により、炭水化物量を自動解析する仕組みが搭載されており、これと連携したシステムで、患者が毎回手入力を行わずとも食事とその炭水化物量を推定して記録、負担なく日々使えるようにした。
複数の糖尿病患者から収集された臨床データを教師データとする機械学習を重ねており、将来的にはさらに正確なインスリン投与量の計算が可能となるまで精度を向上させていくことができるとも見込まれている。
システムはスマートフォンアプリとしてまとめられており、将来一般に実用化し、日常生活で患者の誰もが手軽に利活用できるようにすることを目指すとした。
現在、臨床試験も進行中で、1型糖尿病患者向けに食事画像認識AIと連携したカーボカウントアプリで、患者ごとに個別設定されたカーボカウント指標に基づく最適インスリン投与量を算出、患者の血糖コントロールに与える影響・有効性や安全性を検証している。
研究チーム及びキュアコードでは、今後、集積したデータを活用したAI開発を加速させ、さらに高度なインスリン投与量決定支援システムの実現も目指していきたいとした。
実用化されれば、1型糖尿病患者であっても、自然に食事の選択肢を広げ、かつ大きな負担なく、適切な血糖コントロールを行いながら、安全に生活していくことが可能になると考えられる。
日常の負担軽減、食とともにあるQOL向上に寄与する技術として、今後の展開に期待したい。
(画像はプレスリリースより)
食事については、写真撮影を行えば、AIの画像解析処理により、炭水化物量を自動解析する仕組みが搭載されており、これと連携したシステムで、患者が毎回手入力を行わずとも食事とその炭水化物量を推定して記録、負担なく日々使えるようにした。
複数の糖尿病患者から収集された臨床データを教師データとする機械学習を重ねており、将来的にはさらに正確なインスリン投与量の計算が可能となるまで精度を向上させていくことができるとも見込まれている。
システムはスマートフォンアプリとしてまとめられており、将来一般に実用化し、日常生活で患者の誰もが手軽に利活用できるようにすることを目指すとした。
現在、臨床試験も進行中で、1型糖尿病患者向けに食事画像認識AIと連携したカーボカウントアプリで、患者ごとに個別設定されたカーボカウント指標に基づく最適インスリン投与量を算出、患者の血糖コントロールに与える影響・有効性や安全性を検証している。
研究チーム及びキュアコードでは、今後、集積したデータを活用したAI開発を加速させ、さらに高度なインスリン投与量決定支援システムの実現も目指していきたいとした。
実用化されれば、1型糖尿病患者であっても、自然に食事の選択肢を広げ、かつ大きな負担なく、適切な血糖コントロールを行いながら、安全に生活していくことが可能になると考えられる。
日常の負担軽減、食とともにあるQOL向上に寄与する技術として、今後の展開に期待したい。
(画像はプレスリリースより)