株式会社グリーンハート（以下、グリーンハート）は15日、医療法人淳信会と連携して進めている未病ケアの「ミネラルヘルス」提案の一環として、新たに「母子健康と栄養」をテーマにした地域共創プログラムを開発したことを発表した。

グリーンハートらが提唱する「ミネラルヘルス」は、ミネラルバランスを整えることにより、多様な健康課題にアプローチしていこうとするもの。科学的根拠に基づいたミネラルヘルスを進めることで、不調の改善、病気の予防・進展予防などを図る。

「母子健康と栄養」のプログラムは、海外栄養論文やグリーンハートの自社研究結果など、さまざまなエビデンスを収集、それらに基づいて構築された食育メソッドで、これまでに生み出された「職域における社員健康と栄養」プログラム、「学域におけるメンタルヘルスと栄養」プログラム、「妊娠時系列における女性健康と栄養」プログラムとともに展開、未病対策を進めていくとする。

近年、全国の自治体は未解決・未達成の健康課題、不安や不満が山積する中での子育て問題、無意識のバリアが存在する障がいへの支援など、多くの課題や問題を抱えているとされる。

とくに母子関連では、昨今急速に増えてきたものとして、自閉症スペクトラムやADHDなど発達障がいやグレーゾーンにおける困りごともある。

グリーンハートらが提案する「母子健康と栄養」プログラムは、母親にみられる極度の痩せや、亜鉛をはじめとするミネラルの不足、アンバランスに着目し、エビデンスに基づいたミネラルヘルスで母子の健康課題・社会問題解決にアプローチしていく。

プログラムは母子健康の面から、発達障がいやグレーゾーンの困りごと、小児肥満などを解決するためのメソッドを具体的に打ち出しており、こうした領域の問題に取り組もうとする行政向けに開発されている。

グリーンハート及び医療法人淳信会では、今後も多様なアプローチで未病対策を推進、地域活性を目指す自治体のヘルスケア事業の共創（共同開発）を積極的に進めていきたいとした。

（画像はプレスリリースより）