ゼスプリが意識調査を実施
ゼスプリインターナショナルジャパン株式会社(以下、ゼスプリ)は8月4日、子どもをもつ全国の20~40代の母親を対象とした、夏休み期間の食事に関する意識調査を実施、給食がなくなるこの間の子どもたちの栄養状況、親の悩みや意識内容を調べた。
調査は8月4日の「栄養の日」にあわせて行われたもので、2025年7月15日~7月16日の期間、全国インターネット調査として、株式会社マクロミル協力のもと実施、1,031人から回答を得た。
調査は8月4日の「栄養の日」にあわせて行われたもので、2025年7月15日~7月16日の期間、全国インターネット調査として、株式会社マクロミル協力のもと実施、1,031人から回答を得た。

まず、同居の子どもが夏休み期間中で給食がない時、その子どもの食事を準備することに負担を感じているかどうか尋ねたところ、「とても感じている」が53.9%、「まあ感じている」が34.8%で、合計88.7%は一定以上の負担を感じていることが明らかになった。

食事作りで何を重視しているか、最も重視していることをひとつ挙げてもらうと、1位が「栄養バランスを考えること」の18.2%となった。2位は「作るのが簡単なメニューにすること」の14.4%、3位に「子どもが好きな味付けや食材にすること」の14.0%、以下「時短になること」の12.7%、「安い食材で食費を抑えること」の10.7%、「子どもの成長に必要な栄養素を含むこと」の7.9%などと続いた。

とくに野菜とたんぱく質に意識
子どもの健康を考えて食事を用意するうえで、具体的に行っている工夫を尋ねた結果では、「野菜を使う」が「普段から工夫している」の67.8%で最も多く、次いで「たんぱく質がとれる食材を使う」の48.9%となった。3位は「できるだけ多くの食材を使う(栄養バランス)」の37.1%になった。
一方で、「意識はしているが実際に工夫できていない」、「意識できていない」という回答も各項目で多く、とくに栄養バランスの工夫と意識では、62.9%の人が十分には工夫や意識ができていない状態にあった。「果物を使う」も同様で、工夫できていない人が38.7%、意識できていない人が28.1%の合計66.8%と多い傾向にある。
野菜の場合では、工夫できていない人が26.2%、意識できていない人が6.0%に限られたことから考えると、多くの食材を使うことや果物を積極的に使うことへの意識はやや薄い。
栄養教諭の松丸奨氏は、1プレートでも良いので、主食・主菜・副菜にビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富で手軽に栄養バランスが整えられる果物をプラスするなど、調理や手間の少ない食材を活用しながら工夫していくと良いとしている。
メニューアイデアが浮かばない際に、給食の献立表を参考にすることなどもお勧めとした。
ゼスプリでは、誰もが栄養バランスのとれた食事を「楽しく手軽に」とれる社会を目指し、「ゼスプリ栄養改革プロジェクト」を推進している。
健康的とみられがちな日本人の食生活だが、実際には日本の成人の3人に1人が栄養不良に陥っているという調査結果もある。食生活の多様化が進む一方で、栄養バランスの偏りや果物摂取量の不足は大きな課題となっているといえる。
毎日栄養バランスの整った食事がとれない理由としては、生活スタイルの変化(忙しさによる手間の回避)や食品価格の高騰、個食による食生活の偏り、栄養に関する知識不足など様々な要素が浮かび上がっている。
ゼスプリでは日本における栄養不良の改善を最終的目標とし、引き続き活動を展開していきたいとした。
(画像はプレスリリースより)
一方で、「意識はしているが実際に工夫できていない」、「意識できていない」という回答も各項目で多く、とくに栄養バランスの工夫と意識では、62.9%の人が十分には工夫や意識ができていない状態にあった。「果物を使う」も同様で、工夫できていない人が38.7%、意識できていない人が28.1%の合計66.8%と多い傾向にある。
野菜の場合では、工夫できていない人が26.2%、意識できていない人が6.0%に限られたことから考えると、多くの食材を使うことや果物を積極的に使うことへの意識はやや薄い。
栄養教諭の松丸奨氏は、1プレートでも良いので、主食・主菜・副菜にビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富で手軽に栄養バランスが整えられる果物をプラスするなど、調理や手間の少ない食材を活用しながら工夫していくと良いとしている。
メニューアイデアが浮かばない際に、給食の献立表を参考にすることなどもお勧めとした。
ゼスプリでは、誰もが栄養バランスのとれた食事を「楽しく手軽に」とれる社会を目指し、「ゼスプリ栄養改革プロジェクト」を推進している。
健康的とみられがちな日本人の食生活だが、実際には日本の成人の3人に1人が栄養不良に陥っているという調査結果もある。食生活の多様化が進む一方で、栄養バランスの偏りや果物摂取量の不足は大きな課題となっているといえる。
毎日栄養バランスの整った食事がとれない理由としては、生活スタイルの変化(忙しさによる手間の回避)や食品価格の高騰、個食による食生活の偏り、栄養に関する知識不足など様々な要素が浮かび上がっている。
ゼスプリでは日本における栄養不良の改善を最終的目標とし、引き続き活動を展開していきたいとした。
(画像はプレスリリースより)