家庭菜園で7割以上が食費節約を達成
株式会社ハイポネックスジャパンは4月23日、昨今の家庭菜園に対する人々の意識を探るべく「家庭菜園に関する実態調査」を実施し、その結果をとりまとめて公開した。
調査は2025年4月4日~4月7日の期間、1年以上家庭菜園を行っている全国の30代~50代男女にインターネットアンケート方式で実施、RCリサーチデータよりモニター提供を受け、330人から有効回答を得ている。
調査は2025年4月4日~4月7日の期間、1年以上家庭菜園を行っている全国の30代~50代男女にインターネットアンケート方式で実施、RCリサーチデータよりモニター提供を受け、330人から有効回答を得ている。
まず家庭菜園を始めた理由は何か、複数回答可で尋ねると、「趣味やリラックスを求めて」が65.8%でトップとなったが、2位は僅差で「新鮮な野菜を楽しむため」の65.2%となり、3位には「食費を抑えるため」が39.4%でランクインした。4位には「子どもの教育のため」が15.8%で入っている。
物価上昇が続く中、野菜の価格高騰も顕著で、農林水産省の食品価格動向調査によると、2025年1月13日の週では平年の3.4倍、週に553円まで上昇していたという。野菜不足に陥らぬよう、しっかり摂取したいところだが、食費・家計を考えると悩ましく、摂取量が減っているケースも少なくないと推察される。
そうした中で、この問題を解決するための手段として家庭菜園があらためて注目を集めているという。この質問の回答傾向からも、趣味と実益を兼ねて取り組み始めた人が多いと分かる。
物価上昇が続く中、野菜の価格高騰も顕著で、農林水産省の食品価格動向調査によると、2025年1月13日の週では平年の3.4倍、週に553円まで上昇していたという。野菜不足に陥らぬよう、しっかり摂取したいところだが、食費・家計を考えると悩ましく、摂取量が減っているケースも少なくないと推察される。
そうした中で、この問題を解決するための手段として家庭菜園があらためて注目を集めているという。この質問の回答傾向からも、趣味と実益を兼ねて取り組み始めた人が多いと分かる。
「食費を抑えるため」に家庭菜園を始めたとする人に、実際として家庭菜園が食費の節約になっているか尋ねたところ、「はい」が73.9%、「いいえ」は26.1%だった。実に7割を超える人が食費節約の目的を達成している。
人気野菜はトマト類
家庭菜園を始めるのに、どれくらいの費用を使ったか尋ねた結果では、「2,000円以内」が25.8%、「2,001~5,000円」が34.5%、「5,001~10,000円」が23.0%、「10,001円以上」は16.7%だった。
5,000円以内で始められている人が6割以上、1万円以内では8割以上になり、比較的費用を抑えて着手できている。
5,000円以内で始められている人が6割以上、1万円以内では8割以上になり、比較的費用を抑えて着手できている。
始めるにあたって活用した情報収集先は、「YouTubeなどの動画サイト」が50.0%で最も多く、次いで「Webメディアやブログ」の42.7%、3位は「家族・友人の経験談」の32.7%、4位に「書籍・雑誌」の29.1%、5位が「販売店のスタッフへの相談」の24.9%となった。
現代らしくインターネットを活用しながら、情報を得て行っている人が多いと分かる。
現代らしくインターネットを活用しながら、情報を得て行っている人が多いと分かる。
今年、育ててみたい野菜、または現在育てている野菜を複数回答可で尋ねると、「ミニトマト」が67.0%で最も多く、高い人気を集めていた。2位は「トマト」の45.8%で、1位とあわせトマト類の注目度・人気度が高い。
3位は「きゅうり」の45.2%、4位に「なす」の43.3%、5位「ピーマン」42.4%、6位「オクラ」の33.9%、7位には「ジャガイモ」が33.6%でランクインし、8位は「枝豆」の33.3%だった。
多岐にわたる野菜が登場しており、食費を抑えながらも、新鮮で彩り豊かな野菜が豊富に並ぶ食卓を工夫して生み出そうとするニーズが見てとれる結果となった。
(画像はプレスリリースより)
3位は「きゅうり」の45.2%、4位に「なす」の43.3%、5位「ピーマン」42.4%、6位「オクラ」の33.9%、7位には「ジャガイモ」が33.6%でランクインし、8位は「枝豆」の33.3%だった。
多岐にわたる野菜が登場しており、食費を抑えながらも、新鮮で彩り豊かな野菜が豊富に並ぶ食卓を工夫して生み出そうとするニーズが見てとれる結果となった。
(画像はプレスリリースより)
