中央社会保険医療協議会・総会は5日、医療従事者の「賃上げ」に関する診療報酬上の評価の方法について議論を始めた。診療側は、初・再診料などの基本診療料を中心とした対応を検討するよう要望した。
厚生労働省は、2024年度および25年度における賃上げのイメージを示した。診療報酬改定による上乗せや賃上げ促進税制などの活用で、24年度に+2.5%、25年度に+2.0%のベースアップを実施した旨を報告。全医療機関における24年度ベースアップ評価料の届出医療機関の賃金増率は実績値の加重平均値が3.07%だった。また、看護職員処遇改善評価料の24年度実績報告によると、1人当たり賃金改善目標額1万2,000円/月(給与の3%相当)に対し、実績は1万1,715円だった。
厚生労働省は、2024年度および25年度における賃上げのイメージを示した。診療報酬改定による上乗せや賃上げ促進税制などの活用で、24年度に+2.5%、25年度に+2.0%のベースアップを実施した旨を報告。全医療機関における24年度ベースアップ評価料の届出医療機関の賃金増率は実績値の加重平均値が3.07%だった。また、看護職員処遇改善評価料の24年度実績報告によると、1人当たり賃金改善目標額1万2,000円/月(給与の3%相当)に対し、実績は1万1,715円だった。
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