朝のたんぱく質摂取の重要性を訴える
このほど、朝にたんぱく質を積極的に摂取することの重要性を広く生活者に向けて啓発していくことを目的とした団体、「朝たんぱく協会」が設立された。9月3日に同協会より発表されている。

「朝たんぱく協会」は、立命館大学運動生理・生化学教授、藤田聡氏、跡見学園女子大学栄養・食物学専門の石渡尚子教授、広島大学時間栄養学准教授、田原優氏の有識者3人と連携企業からなる協会。確かなエビデンスに基づき、啓発活動や情報発信、調査研究などの取り組みを展開していくとする。
近年、健康意識の高まりの中、意識的にたんぱく質をしっかり摂取しようという人が増え、市場も活性化している。たんぱく質は単なるエネルギー源にとどまらない身体の重要構成要素で、体型の維持や運動機能、体内時計の調整などにも深く関わるものだ。スポーツをする人はもちろん、子どもから高齢者まで、全年代にとって欠かせない重要な栄養素といえる。
たんぱく質は、1日に必要な量をまとめて摂取することはできない。よって朝、昼、夕に分け、バランスよく取り入れていかねばならない。だが、多くの人は朝食でのたんぱく質摂取が十分でなく、不足傾向にある。
近年、健康意識の高まりの中、意識的にたんぱく質をしっかり摂取しようという人が増え、市場も活性化している。たんぱく質は単なるエネルギー源にとどまらない身体の重要構成要素で、体型の維持や運動機能、体内時計の調整などにも深く関わるものだ。スポーツをする人はもちろん、子どもから高齢者まで、全年代にとって欠かせない重要な栄養素といえる。
たんぱく質は、1日に必要な量をまとめて摂取することはできない。よって朝、昼、夕に分け、バランスよく取り入れていかねばならない。だが、多くの人は朝食でのたんぱく質摂取が十分でなく、不足傾向にある。

健康のためには毎食約20gのたんぱく質摂取が推奨されるが、実際の摂取量は昼食で平均20.4g、夕食で31.4gと、この目安以上のたんぱく質が摂取されているものの、朝食は14.6gが平均で、3食のうち唯一20gを下回っている。
朝たんぱく協会が、このほど独自に実施した意識・実態調査においても、たんぱく質を3食に分けて摂る重要性について、全く知らなかった人が44.9%と4割を超えたほか、実際に推奨量である20g以上を朝に摂取できていると思う人は8.2%と1割未満にとどまった。
朝たんぱく協会が、このほど独自に実施した意識・実態調査においても、たんぱく質を3食に分けて摂る重要性について、全く知らなかった人が44.9%と4割を超えたほか、実際に推奨量である20g以上を朝に摂取できていると思う人は8.2%と1割未満にとどまった。

学術集会やセミナーも実施予定
こうした現状を受け、朝たんぱく協会では、この朝のたんぱく質不足という課題と、摂取の重要性を広く伝え、より多くの人々が健康的な生活を送れる社会を目指して活動していくこととしたという。
同協会では、『はじめよう、朝たんぱく習慣』をメッセージスローガンに、朝のたんぱく質摂取習慣が浸透していくよう、取り組みを進めていくとしている。
現時点で、設立趣意や活動内容に賛同し、協会運営にかかる費用負担などを通じてサポートを行う「賛助会員」には、キッコーマンソイフーズ株式会社、日本テトラパック株式会社が名を連ねる。さらに設立趣意や活動内容に賛同する「賛同会員」には、株式会社asken、株式会社紀文食品、さとの雪食品株式会社、日清オイリオグループ株式会社、ひかり味噌株式会社、フジッコ株式会社、理研ビタミン株式会社が加わっている。
今後は協会として、朝にたんぱく質を摂取することの重要性や最新情報など啓発を目的とした広報活動や、協会主催による学術集会、セミナー、講習会などの開催、朝のたんぱく質摂取に関する調査や研究活動の推進などを行っていくとする。
(画像はプレスリリースより)
同協会では、『はじめよう、朝たんぱく習慣』をメッセージスローガンに、朝のたんぱく質摂取習慣が浸透していくよう、取り組みを進めていくとしている。
現時点で、設立趣意や活動内容に賛同し、協会運営にかかる費用負担などを通じてサポートを行う「賛助会員」には、キッコーマンソイフーズ株式会社、日本テトラパック株式会社が名を連ねる。さらに設立趣意や活動内容に賛同する「賛同会員」には、株式会社asken、株式会社紀文食品、さとの雪食品株式会社、日清オイリオグループ株式会社、ひかり味噌株式会社、フジッコ株式会社、理研ビタミン株式会社が加わっている。
今後は協会として、朝にたんぱく質を摂取することの重要性や最新情報など啓発を目的とした広報活動や、協会主催による学術集会、セミナー、講習会などの開催、朝のたんぱく質摂取に関する調査や研究活動の推進などを行っていくとする。
(画像はプレスリリースより)