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2023.08.16

みんなどうしてる?管理栄養士・栄養士のメイク、髪型、ファッション事情!

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こんにちは!管理栄養士の渡部 早紗です。

突然ですが、普段のお仕事って、メイクされていますか?

「調理があって汗と(涙と?) 熱気で落ちるからやってない」「みんなやってるの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。メイクをしている人も、雑誌やSNSのお仕事メイクはちょっと違うような…と迷いますよね。

身だしなみでもありますが、衛生面も気になってしまう管理栄養士・栄養士のお仕事メイクや髪型・ファッション。そこで今回は、管理栄養士・栄養士の身だしなみ&おしゃれ事情について解説していきます!

厨房業務の有無や利用者さんと接するかどうかなど、ケース別にまとめましたので、自分の仕事内容に合ったものを参考にしてみてくださいね!

1.厨房、調理業務がある場合

厨房での調理業務がメインのケースは、特に衛生面が重要視されます。職場によっては規定も大きく異なりますので、以下はあくまでも参考として、職場の決まりに合わせてくださいね。

帽子の跡がおでこについたり、髪の毛に癖がついたり、汗でメイク直しが難しかったり…と大変なことが多いですし、そもそも、早朝からの勤務でメイク時間がない!といったこともありますよね。

制限が多い中できちんとかつ楽しめるポイントをご紹介します。

メイク

調理業務があると、汗や熱気でメイクが落ちやすいことが難点。そのため、メイクが崩れないように薄めを意識すると、衛生面でもメイク直しの面でも◎です。

ベースはメイク崩れ防止の下地を仕込むのがおすすめ。もしくは、お仕事中はグッと軽くして、軽く色味がついた日焼け止めを活用するのもいいですね。

マスクで隠れるので目元に力を入れがちですが、異物混入の観点から、マツエク・つけまつげ・繊維入りのマスカラはNGとしている職場もあります。

せめて眉毛だけ…!とささっと書く人も多いですが、汗で落ちやすいですよね。そんな時は、眉毛ティントを活用するといいですよ!朝のメイク時間も短縮できます。もしくは、ちょっと値段は高めですが、アートメイクもおすすめです。

髪型

帽子で隠れるので、ヘアカラーOKのイメージがある厨房業務。

ただし、仕事の行き帰りなどに利用者さんから髪色を見られる場合もありますので、細かい規定がなくても、あまり派手は髪色を好まない職場もあります。  社会人として、信頼感が得られる髪色を選ぶといいですね。

帽子で髪にクセがついてしまうので、ショートにするか、髪は伸ばしてお団子にしておくと楽です。帽子からはみ出して大変な前髪は、伸ばして後ろの髪と一緒に結んでおくとクセも付きにくく、異物混入対策にもなって一石二鳥です。

ヘアピンは異物混入の面でNGの職場もあるので気をつけましょう。まとまりにくいときは、無香料のワックスやスプレーを使うといいですね。

服装・アクセサリー

厨房用の制服を着る場合がほとんどかと思いますので、気になるのはインナーですよね。暑さ・寒さ対策ができて、なおかつモコモコしないインナーを選びましょう。

異物混入の面でアクセサリーはご法度の場合がほとんどです。仕事前に外し、仕事終わりだけ楽しむといいですね。

お助けアイテム

調理業務があると制限が多いので、お仕事終わりに予定があるときに困ってしまいますよね!そんなときのお助けアイテムを紹介します!!

髪はクセが付きやすいので、コードレスタイプのヘアアイロンが便利です。小さめのサイズだと、気になる前髪もサッと直せます よ!

メイク直し前には、メイク直しシートが優秀です!サッと落としたほうが、綺麗にメイクできます。

ほかにも、小さめのアクセサリーポーチがあると、付け外ししたアクセサリーを失くさずに保管できますよ。

仕事中のお化粧について

調理員の化粧について。

2.事務仕事がメインの場合

厨房業務がなく、書類作成や献立作成などの事務作業がメインの場合、比較的メイクや髪型の崩れを気にせずにおしゃれが楽しめますよね。

とはいえ、部署全体で決まりがあったり、規定が多い厨房業務の人の目が気になったりする場合もありますので、清潔感を意識していきましょう。

メイク

比較的自由に楽しめるメイク。とはいえ、まだマスクありの生活が続きそうですので、顔の下半分は崩れないように軽めに仕上げるといいですね。

目元メイクは、ラメやカラーも楽しみたいところですが、あまり派手だと制服とチグハグになってしまうので、シンプルなブラウンにして、色味や質感でトレンドを取り入れてみましょう。

厨房業務がないとはいえ、あまりにも濃いメイクは清潔感に欠けてしまうので、色味や濃さを抑えて、軽く血色感があるチーク、軽く2度塗りくらいのマスカラでナチュラルなお仕事メイクを目指すといいですね。

髪型

事務作業中心の場合、髪型も比較的自由にできますが、やはり部署全体が衛生面に気を付けているので、清潔感を意識したいところ。

帽子のクセがつかないので、ボブやセミロングも楽しめますが、肩より長い髪の毛は束ねておくといいですね。

服装・アクセサリー

服装は制服がある場合が多いですが、私服に白衣を羽織る場合は繊維が落ちにくい素材の服にするといいですね。毛足の長いニットなどは、異物混入につながるので注意です。

アクセサリーは、部署全体でNGとしていることもあります。腕時計がOKの場合は、お仕事向けのシンプルなデザインにするといいですね。

お助けアイテム

部署全体の規定があったり、周りの目が気になったりしますが、少しでも気分を上げてお仕事したいですよね。そんなときのお助けアイテムをご紹介します!

髪の毛をまとめるときは、落ち着いたデザインのワニクリップバナナクリップが便利です。

また、事務作業のみでも、規定によりネイルが楽しめない場合が多いのではないでしょうか。そんなときには、香りが控えめのネイルオイルがおすすめです。

書類の作業で紙に触ることが多いと、油分を取られて指先が乾燥しがちなので、ネイルケアと合わせてささくれもケアすると良いですね。

事務作業では自分の手元に目が行きがちなので、しっかりケアして、きれいな指先で気分を上げていきましょう!

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3.利用者さんとの関わりや栄養指導をする場合

利用者さんと関わる機会や栄養指導をすることが多い場合は、信頼できるようなメイクや髪型、服装を心がけましょう!

派手すぎや、反対に身だしなみをまったく整えていないと、信頼感に欠けて利用者さんが不安に感じてしまうものです。自信が持てる身だしなみで、指導にしっかりと耳を傾けてもらいましょう!

メイク

利用者さんと関わる場合は、すっぴんは避けたいところです。

マナーとしての面だけでなく、すっぴんだと血色感が足りなくて、体調を心配されてしまうケースもあります。健康に関わる仕事ですので、相手が安心できるためにも、できるだけ化粧しておくことをおすすめします。

ベースで肌の色味を整えて、コーラル系のリップとチークで血色を足しましょう。利用者さんは、「管理栄養士・栄養士さん=食事」を連想しますので、清潔感のある、ナチュラルな目元にしましょう。

匂いが苦手な方や嗅覚が敏感になっている利用者さんもいますので、無香料や匂いが控えめの化粧品を選ぶのもポイントです。  もちろん、服の柔軟剤も控えめの香りがいいですね!

髪型

髪型も、やはり清潔感を。信頼してもらえるようなダークトーンの髪色で、寝ぐせやクセはセットしておきましょう。

髪が長い場合はポニーテールやお団子がいいですね。サイドの髪や後れ毛は出さないほうがスッキリとして大人っぽく見られます。

服装・アクセサリー

制服を着る場合は、インナーの色が透けていないか注意しましょう。

私服の上から白衣を着る場合は、薄手のトップスに細身のパンツといった清潔感がある私服がいいですね。白衣にシワがないかチェックも欠かさずに、パリッとした服装で信頼感を持ってもらいましょう。

職場全体でアクセサリーNGとしていることが多いですが、もしOKのときでも、シンプルなものを2点に抑えておくといいですね。腕時計も落ちついたデザインがおすすめです。

お助けアイテム

制服がVネックの場合、首元からインナーが見えないように、襟ぐりが開いたものが便利です。ファストファッションやECショップの『バレエネック』『深あきインナー』と呼ばれるインナーは、襟ぐりが広くてオススメです!

ポニーテールやお団子にすると気になる後れ毛や、ショートやボブで目立つ、いわゆる『アホ毛』。

まとめ髪用のスティックタイプのワックスや、マスカラタイプのワックスなどを使って、ハネを抑えておくといいですね。手が汚れないので、職場でもサッと直せますよ!

お団子がうまくできなくて崩れやすいときは、お団子用のネットを使うか、ハードタイプのスプレーで固めておくと安心です。忙しいとなかなか髪型を直せないので、しっかりセットしておきましょう。

ナチュラルでキツく見られないアイメイクにするには、マットで薄めのアイシャドウと、繊維が少なめのマスカラ、それに自然な細さのブラウン系のアイライナーが便利です。

お仕事終わりに予定があるときは、ラメ入りのアイシャドウをポーチに忍ばせておくといいですね!

化粧について

4.まとめ

今回は、管理栄養士・栄養士のメイク・髪型・ファッション事情について解説しました。ご紹介したものはあくまでも一例なので、自分の職場の規定を確認してみてくださいね!

管理栄養士・栄養士は食に関わる仕事のため、厨房業務の有無にかかわらず、衛生的な印象が求められます。また、患者さんや利用者さんとお話するときには、安心していただけるように品よく見えるかも意識してみるといいですね!

1日の大半を占める勤務時間。身だしなみや清潔感を意識しつつ、できる範囲でおしゃれも楽しんで、モチベーションを上げてお仕事を頑張っていきましょう!  

参考文献・サイト

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渡部 早紗

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