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2021.12.28

2022.06.02

人気の保育園栄養士とは?役割や給料は?楽しいことから大変なことまで紹介!

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こんにちは、管理栄養士のなつめももこです。

幼い子どもたちが元気にご飯を食べている姿はとても愛らしいものですよね。私は子どもたちに関われる保育園栄養士の仕事に関心があり、就活中に保育園の見学へ行っていました。

この記事を読んでいるみなさんも、子どもたちへ離乳食や幼児食を提供する保育園栄養士を目指していたり、興味を持っていたりするのではないでしょうか。

どんなやりがいがあるのか現役の保育園栄養士の方の体験談をもとに、保育園栄養士の仕事内容について詳しくお伝えします。ぜひ参考にしてくださいね。

1.仕事内容と1日のスケジュール

仕事内容

最初に保育園栄養士の仕事内容を大きく三つに分けてご紹介します。
・栄養士業務
栄養士の基本的な仕事である「献立作成、発注業務、給食会議出席」などの業務があります。

・厨房業務
「下処理、調理、配膳、洗い物」など厨房での仕事も、調理員とともに栄養士も行うことが多いです。

・食育活動業務
保育園栄養士ならではの仕事は「離乳食作り、ミルク作り、おやつ作り、イベント実演、給食だより作成、行事食のポスター作成」などがあります。

イベント実演では園児の前でスイカを切ったり、旬の魚を焼いたり、一緒にクッキーを作ったりするなど様々な楽しい企画 を考え食育活動の一環として行います。

食育活動は子どもの身体づくりや成長のために大切なこととして厚生労働省から指針が出ています。イベントや遊びを通して食の大切さを伝えられるように食育活動を積極的に行うことも保育園栄養士の大切な仕事の一つですね。

それぞれの仕事の割合は保育園によって様々ですので、気になる保育園の説明会や見学に参加して、やりたい業務と任せられる仕事が合致するか確認しておきましょう。

1日のスケジュール

それでは保育園栄養士の一日のスケジュール例を見てみましょう。
  9:00 朝礼、昼食の下処理
10:00 調理、離乳食作り
11:00 給食時間 おやつの下処理
12:00 洗い物、休憩
13:30 おやつ作り
14:30 おやつ時間
15:00 片付け、掃除
16:00 献立作成などの事務
18:00 退勤

こちらは一例ですが、保育園栄養士は調理業務を行う保育園が多いので全体的にこのようなスケジュールになることが多いでしょう。提供する食事の内容により早番、日勤、遅番などのシフト制の保育園もありますよ。

2. 保育園栄養士になるには?

保育園栄養士になるには、「栄養士免許」もしくは「管理栄養士免許」が必要となります。保育園には管理栄養士の必置義務がないので、栄養士免許のみでも就職可能ですよ。  

保育園に栄養士として就職するには2種類の方法があります。

・保育園直属の栄養士
直属の栄養士ですので献立内容や食育活動について園長先生へ提案がしやすく、園児とのコミュニケーションのとりやすさがメリットです。

保育園で働く栄養士は各園で1人のみ、もしくは数人ということがほとんどです。採用人数が少ないため就職を希望する保育園から求人が毎年必ず出ているというわけではありません。求人情報をこまめにチェックして応募してみましょう。

・給食委託会社の保育園栄養士
給食委託会社は採用人数が多いため、求人が出る頻度が高いです。

しかし、配属先は病院・福祉施設・保育園など様々ですので必ず希望通りというわけではありません。給食委託会社によって受託先に特色がありますので、保育園への受託業務に力を入れている会社かどうかをチェックして就職活動を行うことがポイントです。

3.保育園栄養士の給料、お休みは?

給料について

保育園栄養士の平均給料は、下記のようになります。
・正社員
月給  :16万~25万
ボーナス:約2~3ヶ月分
年収  :240万~350万

・パート・アルバイト
時給  :900~1,300円

転職の場合は経験年数を加味されて、平均よりも給料が高い場合もあります。

また、月給が低くてもボーナス支給額や福利厚生が良いということもありますし、就職先や地方によってまちまちですので求人で詳細を見るようにしてくださいね。

お休みについて

年中無休の保育園や夕食も提供している保育園もありますが、基本的に「日曜と祝日がお休み」ということが多く、保育園栄養士の休日もそれに沿う形になります。土曜日は登園する園児の人数が少ないため交代でお休みになることが多いです。

お正月、GW、お盆などの期間もお休みになる保育園がほとんどですので、長期休暇もとりやすいのは嬉しいポイントですね。

4.保育園栄養士の大変なところ

乳児や幼児はまだ身体が弱く食事を食べる機能が未発達な面があります。保育園では、一人ひとりに合わせた対応が不可欠で、段階に合わせた食事の提供・アレルギー食の対応が保育園栄養士の大変なところと言えるでしょう。

そのため、アレルギーなど特別対応が必要な場合は保護者の方からしっかりと聞き取りをし、飲み込み方など個別の対応ついては担任の保育士と連携することが求められます。

また、保育園栄養士は下処理や調理など厨房業務を兼任することが多いため、事務作業に時間を割く調整が大変という面もあります。調理員と協力してスケジュール管理をすることも重要です。

5.大変なことも多いけど、やりがいや楽しいことなど魅力もたくさん!

保育園栄養士は仕事量が多く大変なイメージもあるかも知れませんが、それ以上にやりがいがいっぱいありますよ。

子どもの元気な姿に辛いことも吹き飛ぶ

現役の保育園栄養士が一番に挙げるやりがいや楽しいと思えることは、やはり「子どもが喜んでくれること」です。

仕事をしていて「辛い・辞めたい」と思うことは誰にでも経験があるのではないでしょうか。

しかし保育園栄養士の場合、朝一番に給食室へやって来た園児から「おはよう!」「今日の給食はなぁに?」と笑顔を向けられると「今日も頑張ろう」とパワーがみなぎります。  

子どもからのフィードバックでより良い給食に

子どもはとても素直なので「おいしかった!」と笑顔で反応してくれることが多いです。その反面、時には「おいしくなかったよ」というリアルな反応も聞き取ることができます。

年長さんの年齢になると「〇〇がおいしくなかった」と、より詳しく正直に伝えてくれるので改善点もわかりやすく、よりよい給食作りに繋がります。

自分が作った献立に対して正直な反応があり、改善することで以前より元気な「おいしかったよ!」「おかわり!」の声が聞こえると、仕事に対して「嬉しい」「楽しい」と思えますよね。

コミュニケーションがとりやすい

子どもの元気な笑顔と「ごちそうさま!」の声で保育園栄養士や調理員は日々癒しをもらえるため、人間関係が悪くなりづらく、スタッフ間のコミュニケーションがとりやすいことも魅力です。(もちろん例外もありますが…)

厨房業務と事務作業の両方を行うことは確かに大変ですが、病院や福祉施設などと比べて保育園は規模が小さいため、忙しすぎずお互いにフォローし合えるというメリットもありますよ。

まわりのスタッフとコミュニケーションがとりにくい時は、子どもたちの話題を出して皆で嬉しさや楽しさを共有しやすいことも、保育園栄養士ならではですよね。

6.まとめ

保育園栄養士についてお伝えしましたが、いかがでしたか。

保育園栄養士は誤飲事故防止やアレルギー対応など大変な面もあります。しかし、いつも明るい子どもたちに向けて仕事ができるため、管理栄養士・栄養士の仕事の中でもやりがいや楽しさの充実度が高い仕事です。

そんなやりがいの多い保育園栄養士になるには、希望に合う保育園の求人数が少ないというデメリットもありますので、こまめな求人情報のチェックも必要ですよね。

求人を見つけたい時は、栄養士人材バンクへの登録がおすすめです。運営会社は保育士の転職サポートも行っているため、全国の保育園と繋がりがあります。多くの人脈があるため保育園栄養士の求人情報を得やすいです よ。

保育園栄養士へ転職をお考えの際には、ぜひ栄養士人材バンクに登録してみてくださいね。

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なつめ ももこ

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