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転職ノウハウ

2023.08.17

転職って何から始める?管理栄養士・栄養士の転職まるわかりガイド!

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こんにちは。管理栄養士のなつめももこです。

初めて転職活動をする方は「何から始めるべき?」「何からしたらいいかわからない」とお困りではないでしょうか。

わたしも転職活動をしたときは、やはり同じように「どうしたらいいのかな」と迷っていました。

とりあえず、インターネットで検索をしていましたが、一箇所に情報がまとまっているととても助かるなぁと思いますよね…。

そこで今回は「管理栄養士・栄養士の転職まるわかりガイド」として、転職活動の進め方や注意点などをぎゅっと1つにまとめました。

何から始めるべきかわからない方もこれを読めばばっちりですよ。不安を解消していきましょう。

1.転職活動を検討する

最初は転職活動を検討することから始まりますね。

何から始めるのかわからない方は、まず転職について「調べる」転職の時期を「考える」ことから始めてみましょう。

転職相場を知る

転職を考えたら、まずは転職相場を調べておきましょう。初めての転職活動の場合、比較対象が少なく次の就職先の条件が「相場なのかどうか」の判断が難しくなります。

管理栄養士・栄養士の転職相場についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

【管理栄養士・栄養士の待遇】給与、年収事情と転職後の待遇を解説!

転職する時期・タイミング

転職活動は、次の職場に入社したい時期のおよそ3か月前から考え始めておきましょう。実際に面接に行くタイミングが入社時期の1〜2か月前になるといいですね。

また、入社までの期間だけでなく、転職先を探すタイミングも重要です。

管理栄養士・栄養士の求人は「欠員補充」のときに出されることがほとんどです。ボーナス後や年明け後は、比較的求人数が増加します。

特に管理栄養士の求人は倍率が高く、パッと出て、パッと消えることが多いのが特徴で、採用側が必要とする期日に入社できるかどうかが非常に重要です。転職活動のタイミングについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

求人数増加は年3回!管理栄養士・栄養士の有利な転職時期と退職・入職のポイントを解説!

誰かに相談した方がいい?

転職活動は1人でも行えますが、客観的な意見を聞けるため誰かに相談するのがおすすめです。

相談相手は友人や家族、ハローワークなどが浮かびますよね。もちろん、気心の知れた相手やハローワークに相談するのもいいですが、管理栄養士・栄養士の転職に特化した転職エージェントへ相談してみてはいかがでしょうか。

本記事の作成元であるエイチエが提供する転職サポートサービス『栄養士人材バンク』なら、管理栄養士・栄養士の仕事や転職市場に詳しいので、悩みや相談を話しやすいですよ。

初めて転職エージェントを利用される方は不安が大きいかも知れません。こちらの体験記をぜひご覧ください。

【実録】管理栄養士・栄養士の転職エージェントって実際どうなの?栄養士人材バンクの体験談

2.転職活動の準備をする

転職のタイミングを考えたら、転職活動に向けて準備していきましょう。特に自己分析が重要ですよ。

必要なものを用意する

転職活動に必要なものを用意しておきましょう。環境を整えておくことで、スムーズに転職活動を進められます。
【転職活動に必要なものリスト】

・個人メールアドレス
・スマートフォン
・パソコン
・スケジュール管理ツール
・お金
個人メールアドレス、スマートフォン
求人情報の受け取りやその他の情報のやり取りに、メールアドレスを使うシーンがあります。

キャリアでも、フリーアドレスでも問題ありませんが、受信に気付けるアドレスを使用しましょう。すぐに情報をキャッチできるように、スマートフォンでも利用できるようにしておくと安心です。

パソコン
パソコンがあると、求人情報の検索がしやすく、また履歴書や職務経歴書を作成するために使えます。

スケジュール管理ツール
就職活動を進めていく中で、いくつかの企業の選考を同時に進行するかも知れません。面接日時や書類提出の締め切りなど管理が大変なので、手帳やスマートフォンのスケジュール管理アプリが必須です。

お金
転職活動時には、ある程度のまとまったお金を用意しておきましょう。面接用のスーツや小物の用意、移動費などに意外にお金がかかります。特に退職してから転職活動をする方は、最低でも3か月分の生活費を貯めておきましょう。
*先輩管理栄養士の体験談
費用面の不安は、焦りにもつながります。
実際にわたしは、退職後に転職活動を行い、だんだんと減っていく貯金に焦りを感じました。「早く内定をもらわなくては!」と思うと求めている条件に合わない企業に応募したり、妥協してしまったりします。
焦らずに転職活動を進められるようにしたいですね。

自己分析

いきなり転職活動を始めるのではなく、まずは自己分析から始めましょう。自己分析をすることにより、自分の強みや向いている仕事に気付けます。

自己分析結果をもとに、求人先を絞ったり、履歴書の自己PR、面接時の自己アピールに活かしたりできますよ。

「と、言っても自己分析をしたことがないから、やり方がわからない…」という方はこちらの記事を参考に自己分析をしてみましょう。

【完全版】管理栄養士・栄養士の自己PR・アピールポイントの作り方!

求人を探す

自己分析ができたら、求人を探してみましょう。
・転職することで何がしたいか
・何を叶えたいか
・何を大切にしたいか

などの軸を持つことが重要です。ビジョンを明確にしておくと、おのずと就職したい職場の理想が見えてきますよ。

管理栄養士・栄養士の職場情報はこちらから一覧が見られます。全て管理栄養士の先輩たちが書いた記事で、意外と知らない「管理栄養士・栄養士が活躍している職場」もありますよ。気になるページをチェックしてみましょう。

職場情報 | チエノート

「軸が定まらない」「軸はあるけれど、なかなか求人を見つけられない」そんなときは転職エージェントに相談してみるのもおすすめです。

エイチエにも求人情報を掲載しているので、検索してみてくださいね。

【最新】管理栄養士・栄養士の求人、転職、募集 | エイチエ

3.応募・面接 をする

求人サイトを利用して転職活動を進める場合は、自分でメールや電話などで面接依頼と日程調整をする必要があります。

転職エージェントなら、担当キャリアパートナー(アドバイザー)に応募の意思を伝えるだけでOKです。企業との日程調整などのやりとりは、すべて転職エージェントに任せられるので便利ですよ。

履歴書・職務経歴書を準備する

面接日が決定したら、履歴書と職務経歴書の準備をしておきましょう。初めて転職される方は、職務経歴書を作成したことがないかも知れません。

こちらの記事で詳しい書き方を紹介しています。参考にしながら、作成してみてくださいね。

管理栄養士・栄養士×職務経歴書~魅力的な職歴書を作成するコツ~

【徹底解説!】マナーばっちり!管理栄養士・栄養士の履歴書の書き方とは?

また、応募先によっては、面接申し込み時に履歴書や職務経歴書が必要になるパターンもあります。早めに準備しておくと、スムーズに転職活動を進められますよ。

面接対策をする

面接は緊張しますよね。対策をしておき、少しでも不安材料を少なくしておきましょう。「面接中に気をつけるべき所作を調べる」「どんなことを質問されるかを予想する」など、できる対策はいくつもあります。

面接補佐の経験がある管理栄養士さんが、面接時に気を付けることや、よくある質問をまとめて記事にしてくれています。

面接成功に向けて、記事を読んでしっかり準備しておきましょう。

管理栄養士・栄養士の面接対策!よくある質問の返答まで解説!

面接当日の心得

面接当日は忘れ物がないか十分にチェックしておきましょう。忘れ物チェックと同時に、面接場所までの所要時間、面接開始時間なども再確認しておくと安心ですね。

ドキドキしている面接当日は頭が真っ白になっているかも知れません。こちらの記事では面接場所についてからの立ち居振る舞いなど、面接の1日の流れや心得を掴めます。しっかり読んで、面接に挑みましょう。

【完全版】管理栄養士・栄養士の面接対策!持ち物、服装、受け答えまで解説!

面接での身だしなみ

面接時の第一印象、見た目はとても大切です。服装や髪型はもちろんのこと、食に携わる管理栄養士・栄養士ならではのポイントがあります。こちらの記事で詳しく紹介しています。

管理栄養士・栄養士の面接における身だしなみガイド~気にするべき6か条~

4.内定・退職

内定を受けてからも、どう動いたらいいのか不安ですよね。詳しく見ていきましょう。

内定通知書・労働条件通知書(雇用契約書)の受け取り

内定の連絡を受けたら、入社日が設定され、内定通知書と労働条件通知書が届くのが一般的です。

渡された書類には入社日までに提出する必要があるものや、労働条件などの記載があります。入社するまで、なくさないように気を付けましょう。

また、転職エージェントを経由して内定を得たときは「雇用概要確認書」を取り交わした後で、内定先から内定通知書と労働条件通知書が送られてくるケースが多いです。

内定を辞退したい場合もあるかも知れません。これらの書類に承諾する前に、内定辞退を必ず伝えておきましょう。

現職に退職の旨を伝える

内定後はすぐに現職へ退職の旨を伝えてなければ、と思いますよね。しかし、ここは注意が必要です。

ごく稀ですが「現職へ退職意思を伝えたあとで、内定取り消しになった」というトラブルを耳にします。

現職への報告は内定の知らせを受けてすぐではなく、内定通知書を受け取り、正式な契約を結んでからがベターです。

「内定通知書は民法で労働契約」とみなされています。そのため内定通知書が発行された時点で簡単に内定取消しは行えません。(ただし、業績や人員数により「入社直前に内定取消し」という話もあります。100%安心とは言い切れないので注意が必要です。)

内定通知書を受け取ってから、現職に退職の旨を伝えましょう。

引継ぎなど退職準備をする

現職に退職の意向を伝えて、退職日が決まったら引き継ぎや退職の準備を進めていきましょう。

「なるべく迷惑をかけないように退職しよう」と考えていても、意外と細かいところを見落としがちです。こちらの記事の後半部分で、円満退職をするためのポイントを記載しています。参考にしてみてくださいね。

求人数増加は年3回!管理栄養士・栄養士の有利な転職時期と退職・入職のポイントを解説!

5.入社するとき

入社日までにする必要なことは、内定先から指示があるので、それに従うようにしましょう。転職エージェントなど人材紹介サービスを利用していても、法人と本人間のやりとりが基本です。

ただし、人材紹介サービスを利用した場合、企業からの連絡遅延などで不安があったら代理で問い合わせができます。心配事や不安なことがあれば、内定後でもぜひ頼ってくださいね。

6.まとめ

転職活動の一連の流れを1つの記事にぎゅっとまとめました。「何からしたらいいかわからない」という不安の解消ができたなら、うれしく思います。

本記事の作成元であるエイチエが提供する転職サポートサービス『栄養士人材バンク』は、お話をしながら、一緒に転職活動やキャリアプランの方向性を決めていきます。

そして、求人の紹介だけでなく、日程調整や面接対策のお手伝い、条件交渉も対応してくれるので、安心ですよ。

転職のパートナーとして、栄養士人材バンクに気軽にご相談、そして活用してみてくださいね。

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なつめ ももこ

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