中学生の食の主体的学びを支援
AI食事管理アプリ「あすけん」の開発・運営を手がける株式会社asken(以下、asken)は23日、大阪府堺市と連携し、堺市立中学校全43校に通う約2万人の生徒を対象に、中学生の利用に特化した「あすけん学校教育向け」を2025年11月1日より全国初導入すると発表した。
生徒らに健康的な食習慣を主体的に身につける「食の主体的学び」が定着するよう支援し、管理栄養士監修のアドバイスを適切に提供、生涯にわたる健康的食生活の実現や健康の保持・増進をサポートしていく。
生徒らに健康的な食習慣を主体的に身につける「食の主体的学び」が定着するよう支援し、管理栄養士監修のアドバイスを適切に提供、生涯にわたる健康的食生活の実現や健康の保持・増進をサポートしていく。
近年、コロナ禍や生活様式の変化により、中学生の食習慣や栄養バランスの偏りが大きな社会課題のひとつになっている。農林水産省「令和5年度食育白書(食育推進施策)」の「小・中学生の朝食欠食率の推移」によると、朝食欠食率は昨今増加傾向で、小学生では6.1%(2019年時は4.6%)、中学生で8.7%(2019年時は6.9%)となっているという。
こうした現状を受け、askenでは、学校給食の運営及びPFI事業に関する業務を行うグループ会社の株式会社ジーエスエフ(以下、ジーエスエフ)が堺市で学校給食センターの運営を担っている実績を背景に、ジーエスエフとともに堺市に対して給食提供に加えた食育推進及び健康支援策を提案、今回の「あすけん学校教育向け」の全国初となる導入が決まった。
こうした現状を受け、askenでは、学校給食の運営及びPFI事業に関する業務を行うグループ会社の株式会社ジーエスエフ(以下、ジーエスエフ)が堺市で学校給食センターの運営を担っている実績を背景に、ジーエスエフとともに堺市に対して給食提供に加えた食育推進及び健康支援策を提案、今回の「あすけん学校教育向け」の全国初となる導入が決まった。
学校授業の場での利用も踏まえた仕様に
「あすけん学校教育向け」は、これまでの「あすけん」を学校授業の場で用いることを踏まえ、中学生の食育に対応した内容として開発された。
昼食メニューには、堺市立中学校の給食メニューが事前登録されており、生徒はごく簡単な操作のみで食事記録や栄養素の確認を行うことができる。
日本人の食事摂取基準(2025年度版)に基づき、15歳未満の成長期に必要な摂取カロリーや各種栄養素の基準値に対応。生徒が自ら自分の成長に必要な栄養素を簡単に把握可能とした。
食の学びに特化した機能を揃え、「食事記録」、「摂取栄養素グラフ」、「食べたもの栄養素ランキング」、「食事バランスチェック」など、食に関する理解を深めるためのコンテンツに限定、通常の「あすけん」にある目標体重設定や「みんなの日記」機能、広告表示、有料プランへの案内などは含まないものとしている。
部活動や勉強など、中学生の日々の活動と必要栄養素との関連性を紹介し、子どもたち自身が自らの生活と栄養素のつながりを認識し、食について主体的に考えることを促す。
授業では基本的にPCで「あすけん」を用いるが、アカウント情報を入力すると、保護者のスマートフォンなど別端末でも利用可能になる。よって家庭での食事内容の参考にしてもらったり、家庭での食育に用いたりしてもらうことも可能として多様な利活用方法を想定している。
昼食メニューには、堺市立中学校の給食メニューが事前登録されており、生徒はごく簡単な操作のみで食事記録や栄養素の確認を行うことができる。
日本人の食事摂取基準(2025年度版)に基づき、15歳未満の成長期に必要な摂取カロリーや各種栄養素の基準値に対応。生徒が自ら自分の成長に必要な栄養素を簡単に把握可能とした。
食の学びに特化した機能を揃え、「食事記録」、「摂取栄養素グラフ」、「食べたもの栄養素ランキング」、「食事バランスチェック」など、食に関する理解を深めるためのコンテンツに限定、通常の「あすけん」にある目標体重設定や「みんなの日記」機能、広告表示、有料プランへの案内などは含まないものとしている。
部活動や勉強など、中学生の日々の活動と必要栄養素との関連性を紹介し、子どもたち自身が自らの生活と栄養素のつながりを認識し、食について主体的に考えることを促す。
授業では基本的にPCで「あすけん」を用いるが、アカウント情報を入力すると、保護者のスマートフォンなど別端末でも利用可能になる。よって家庭での食事内容の参考にしてもらったり、家庭での食育に用いたりしてもらうことも可能として多様な利活用方法を想定している。
すでにトライアル授業でも効果
今回の正式導入に先立ち、2025年10月には一部の堺市内中学校1年生を対象にトライアル授業を実施、授業での効果的な「あすけん学校教育向け」の活用方法が検証された。
参加生徒らからは「食事のことを前より気にするようになった」、「食事の栄養バランスを考えようと思った」といった声が寄せられたという。
askenでは、今後もテクノロジーを活用することであらゆる人々の「専属栄養士」となり、食・栄養について学ぶ機会を提供、誰もが明日の健康に向かえる社会づくりに貢献していきたいとした。
(画像はプレスリリースより)
参加生徒らからは「食事のことを前より気にするようになった」、「食事の栄養バランスを考えようと思った」といった声が寄せられたという。
askenでは、今後もテクノロジーを活用することであらゆる人々の「専属栄養士」となり、食・栄養について学ぶ機会を提供、誰もが明日の健康に向かえる社会づくりに貢献していきたいとした。
(画像はプレスリリースより)
