「医食同源」をテーマに産官学民が連携
エア・ウォーター株式会社(以下、エア・ウォーター)は20日、大阪府摂津市・吹田市の「北大阪健康医療都市(健都)」内にある「エア・ウォーター健都」を医療と食の融合による、ウェルビーイング社会の実現を目指した研究開発・共創拠点としてリニューアルオープンさせたことを発表した。
新たにテーマとして掲げた「医食同源」は、食を通じて人々の健康や治療を支援していく考え方で、エア・ウォーターではこの理念のもと、同地を拠点に地域住民や企業、大学などと連携、医療・食・美容・運動・音楽など多分野を融合した取り組みを積極的に展開していくとする。
エア・ウォーターの医療関連を担うヘルス&セーフティーグループ、農業・食品関連を担うアグリ&フーズグループの研究開発を統括するウェルネス開発センターが主管となり、社会課題の解決と将来の医療・健康・幸福のあり方を見据えたウェルビーイング社会の創出を目指していく。
新たにテーマとして掲げた「医食同源」は、食を通じて人々の健康や治療を支援していく考え方で、エア・ウォーターではこの理念のもと、同地を拠点に地域住民や企業、大学などと連携、医療・食・美容・運動・音楽など多分野を融合した取り組みを積極的に展開していくとする。
エア・ウォーターの医療関連を担うヘルス&セーフティーグループ、農業・食品関連を担うアグリ&フーズグループの研究開発を統括するウェルネス開発センターが主管となり、社会課題の解決と将来の医療・健康・幸福のあり方を見据えたウェルビーイング社会の創出を目指していく。

リニューアルポイントとしては、主に以下の3点が挙げられた。1点目は、「ヘルスケアスタジオ」で、ここでは体内の最終糖化産物を測定するAGEsセンサや肌測定機器などを設置、来場者が自由に自身の健康状態をチェックできる環境を整えている。取得した測定データはAIで分析、個々の状態に応じた食事メニューを提案し、隣接する「スクエアキッチン(カフェ)」にて提供も行う。
2点目として、来場者の声や各種データをもとに、3Dフードプリンターなどを用い、パーソナライズ食品の開発を推進する。3点目には、運動ゲームコンテンツの設置や音楽療法セミナーの開催など、多分野での取り組みを進め、近隣住民をはじめとした多様な人々が集まるコミュニティー拠点とすることを挙げた。
2点目として、来場者の声や各種データをもとに、3Dフードプリンターなどを用い、パーソナライズ食品の開発を推進する。3点目には、運動ゲームコンテンツの設置や音楽療法セミナーの開催など、多分野での取り組みを進め、近隣住民をはじめとした多様な人々が集まるコミュニティー拠点とすることを挙げた。


楽しく無理なくもっと健康に
施設1階は体験・実証の場として、地域移住民や来訪者、地元企業に開く。バイタル測定エリアのほか、ヘルスケアスタジオとスクエアキッチンを連動させており、個人情報に配慮しながら測定データを活かした健康状態にマッチする食事メニューを提案、実際に提供する。
大阪・関西万博内の大阪ヘルスケアパビリオンに出展した「AIR WATER NEO MIX STAND」で好評を得たミックスドリンクの販売も行うという。
大阪・関西万博内の大阪ヘルスケアパビリオンに出展した「AIR WATER NEO MIX STAND」で好評を得たミックスドリンクの販売も行うという。

2階は共創の場とし、エア・ウォーターグループが目指すウェルネス社会の実現に向けた取り組みを紹介したり、関連保有技術の発信を行ったりする場とした。医食同源の考えをベースにした健康関連研究や事業をともに進める企業、大学などとの共創を加速していく。

3階は研究・開発の場として、新たにウェルネス開発センターの工房室を設置。樹脂成形の3Dプリンターや3Dフードプリンターを導入した。新たな素材や食品などの応用研究を進め、味・栄養・固さ・提供方法などに関し、パーソナライズ化した食の価値を迅速に検証、開発していく方針としている。
エア・ウォーターでは、これらの取り組みにより、適正な食事・栄養・運動の実践を促して生活習慣病予防やQOLの向上、医療費適正化に貢献していきたいとした。
(画像はプレスリリースより)
エア・ウォーターでは、これらの取り組みにより、適正な食事・栄養・運動の実践を促して生活習慣病予防やQOLの向上、医療費適正化に貢献していきたいとした。
(画像はプレスリリースより)