今後のチーム医療の要として活躍する人材を育成
学校法人青葉学園は22日、同法人が運営する東京医療保健大学において、2024年度に現在の医療保健学部医療栄養学科を改組し、新しく「臨床検査学専攻(仮称)」を設置することを構想中であると発表した。栄養の専門知識を有する点に強みをもった臨床検査技師の育成を目指す。
この「臨床検査学専攻(仮称)」では、食生活や栄養の観点から、病気の予防と治療の両方にアプローチできる専門スキルを身につけた人材を育てる。
感染対策チーム(ICT)や栄養サポートチーム(NST)など、参画するチーム医療の中で必要とされるデータを的確に判断し、周辺情報を推測する力や検査結果データから意思決定を支援する力といった、コミュニケーション能力の構築にも力を入れるという。
学びにおいては、アクティブラーニングを重視し、現場での活躍につなげやすくする。
この「臨床検査学専攻(仮称)」では、食生活や栄養の観点から、病気の予防と治療の両方にアプローチできる専門スキルを身につけた人材を育てる。
感染対策チーム(ICT)や栄養サポートチーム(NST)など、参画するチーム医療の中で必要とされるデータを的確に判断し、周辺情報を推測する力や検査結果データから意思決定を支援する力といった、コミュニケーション能力の構築にも力を入れるという。
学びにおいては、アクティブラーニングを重視し、現場での活躍につなげやすくする。
AIの進化や高齢化に対応
患者の血液や尿の一部などを取り出して実施する検体検査と、体表面や内部の検査を行う生体検査の2種類を主に担当する臨床検査技師は、AIの進化に伴い、20年後には90%の確率でなくなる職種ともいわれているという。
一方で、臨床検査技師はそうした臨床検査の実施だけでなく、採血や心臓系の検査など、人が直接接する必要のある生理検査領域も担うため、完全になくなることは考えにくい。
チーム医療の一職種としても重要な役割を担い、とくに高齢化で増加する在宅医療の現場では、臨床現場即時検査(POCT)の需要が高く、そこではデータの正しさを即座に判断し、次のアクションを決断、意思決定へと進める検査技師の力が強く必要とされている。
よって、淘汰は進むものの、時代に適応した力を有する臨床検査技師は引き続き求められるとみられる。
そこで、東京医療保健大学では、栄養状態により大きく数値が変化しうる血液や尿の検査値を分析する臨床検査技師が、十分な栄養学の知識も有していれば、大きな強みになると判断、2024年に「臨床検査学専攻(仮称)」を開設する方向で検討を進めているという。
卒業者は、増える生活習慣病などにはとくに強く、臨床現場で大いに活躍できる人材になると予測される。
募集人員は合計32人、8月27日と9月24日には「臨床検査学専攻(仮称)」の紹介関連イベントも実施予定としている。
東京医療保健大学の医療保健学部医療栄養学科では、看護学科・医療情報学科との3学科合同で実施する「協働実践演習」で実践的にチーム医療を学ぶ。
病院の栄養サポートチームの一員として活躍できる力を身につけられる体制が整っており、国立病院機構系基幹病院とのネットワークを活かし、現場最前線での充実した実習が行える点も強みとなっている。
(画像はプレスリリースより)
一方で、臨床検査技師はそうした臨床検査の実施だけでなく、採血や心臓系の検査など、人が直接接する必要のある生理検査領域も担うため、完全になくなることは考えにくい。
チーム医療の一職種としても重要な役割を担い、とくに高齢化で増加する在宅医療の現場では、臨床現場即時検査(POCT)の需要が高く、そこではデータの正しさを即座に判断し、次のアクションを決断、意思決定へと進める検査技師の力が強く必要とされている。
よって、淘汰は進むものの、時代に適応した力を有する臨床検査技師は引き続き求められるとみられる。
そこで、東京医療保健大学では、栄養状態により大きく数値が変化しうる血液や尿の検査値を分析する臨床検査技師が、十分な栄養学の知識も有していれば、大きな強みになると判断、2024年に「臨床検査学専攻(仮称)」を開設する方向で検討を進めているという。
卒業者は、増える生活習慣病などにはとくに強く、臨床現場で大いに活躍できる人材になると予測される。
募集人員は合計32人、8月27日と9月24日には「臨床検査学専攻(仮称)」の紹介関連イベントも実施予定としている。
東京医療保健大学の医療保健学部医療栄養学科では、看護学科・医療情報学科との3学科合同で実施する「協働実践演習」で実践的にチーム医療を学ぶ。
病院の栄養サポートチームの一員として活躍できる力を身につけられる体制が整っており、国立病院機構系基幹病院とのネットワークを活かし、現場最前線での充実した実習が行える点も強みとなっている。
(画像はプレスリリースより)