カゴメ株式会社（以下、カゴメ）は6日、栄養訴求型生鮮野菜「高スルフォラファンブロッコリー」、「高ケルセチン紫たまねぎ」、「高β-カロテンにんじん」の3品について、10月より首都圏を中心に本格販売を開始すると発表した。

昨年までテスト販売を進めてきていた商品で、健康志向の高まりを受け、販売期間を拡大するという。

カゴメは「トマトの会社から、野菜の会社に」というビジョンのもと、飲料や食品、生鮮・冷凍野菜といった多彩な野菜商品で顧客の健康的で豊かな食生活に貢献したいとし、商品ラインナップを充実させてきている。生鮮野菜ではとくに、生鮮トマトやベビーリーフなどの生産・販売を中心に展開してきた。

中でも、健康価値を訴求する「高リコピントマト」は、販売開始以来好調な推移をみせており、支持も高いという。こうした実績を踏まえ、栄養素を訴求した野菜へのニーズが高まっていることが明らかになったとして、今回の3品について本格販売を開始することを決めた。

「高スルフォラファンブロッコリー」は、ブロッコリーに多く含まれる健康成分のスルフォラファン含有量が、一般的ブロッコリーよりも約1.5倍高い。レンジ加熱で簡単に調理できる利便性もあり、手軽な栄養野菜としてお勧めできるとする。

「高ケルセチン紫たまねぎ」は、抗酸化作用を持つポリフェノールのケルセチン含有量が、一般的なたまねぎより約1.5倍高く、鮮やかな紫色を特徴とする。サラダなどにも使いやすいという。

「高β-カロテンにんじん」は、一般的なにんじんよりも多くのβ-カロテンを含み、甘くまろやかな味わいを特徴としている。

「高ケルセチン紫たまねぎ」が10月6日から順次、「高スルフォラファンブロッコリー」は10月20日より順次、「高β-カロテンにんじん」も10月20日より順次、発売となる。なお成育状況により、販売時期が異なる場合もある。

カゴメは今後も栄養訴求型の生鮮野菜開発・販売に注力し、人々の健康的な食生活に貢献していきたいとした。

（画像はプレスリリースより）