有症者は4施設35人、4人が医療機関を受診
熊本県熊本市(以下、熊本市)が、市内の福祉施設で提供された飲食店製造の弁当が原因の食中毒が発生したと、7月25日に発表している。
7月19日、同福祉施設の関係者から熊本市に「7月18日の夜から7月19日の明け方にかけて、入所者13人と職員2人が下痢・下腹部不快感の症状を呈している」といった旨の連絡が入った。
調査を行った結果、同福祉施設は熊本市中央区にある「彩ごはん Jian(飲食店営業/弁当屋)」が製造した宅配サービスを受けており、同様にの宅配サービスを利用していたほかの福祉施設3施設においても、体調を崩した人がいたことが分かった。
また、有症者は4施設35人で7月18日から7月19日にかけて下痢などの症状を呈し、4人が医療機関を受診したことも判明している。
7月19日、同福祉施設の関係者から熊本市に「7月18日の夜から7月19日の明け方にかけて、入所者13人と職員2人が下痢・下腹部不快感の症状を呈している」といった旨の連絡が入った。
調査を行った結果、同福祉施設は熊本市中央区にある「彩ごはん Jian(飲食店営業/弁当屋)」が製造した宅配サービスを受けており、同様にの宅配サービスを利用していたほかの福祉施設3施設においても、体調を崩した人がいたことが分かった。
また、有症者は4施設35人で7月18日から7月19日にかけて下痢などの症状を呈し、4人が医療機関を受診したことも判明している。
ウェルシュ菌による食中毒と断定、営業停止命令を下す
熊本市環境総合センターが有症者の便を検査した結果、ウエルシュ菌(毒素産生株)陽性が5検体あったことや喫食状況や発症状況などから、熊本市は同飲食店で製造された弁当を原因とし、病因物質をウエルシュ菌とする食中毒と断定。7月25日から7月26日までの営業停止命令を下した。
なお、入院者も1人いたものの、現在は全員快方に向かっていることも明らかにされている。
(画像はunsplashより)
なお、入院者も1人いたものの、現在は全員快方に向かっていることも明らかにされている。
(画像はunsplashより)