災害時の速やかな栄養・食生活支援活動に積極活用を
公益社団法人日本栄養士会は14日、JDA-DAT(日本栄養士開催外支援チーム)の運営委員が中心となり、「災害時の栄養・食生活支援ガイド」を作成したと発表した。日本栄養士会のページからダウンロードして用いることができる。
このガイドは、都道府県栄養士会からの助言などを受けながら、災害発生時に、栄養士らやその関連団体が速やかに栄養・食生活支援活動を実施するための共通ツールとして作成された。
近年は異常気象など、国内各地で甚大な被害をもたらしうる自然災害発生のリスクが高まっている。発災直後は人命の救出、救助活動、救急医療活動が最優先となるが、時間の経過とともに避難者・被災者における健康・栄養課題が顕在化する。
よって、被災自治体やDMATなど医療チームとの連携をとりつつ、避難所の巡回や在宅避難者への訪問を行い、食事の提供や食事調査と評価、要配慮者への代替食品手配など、柔軟で幅広い栄養と食生活の支援が求められることとなる。
ガイドはそうした事態に備え、人材育成や体制整備の推進にも活かせるものとなっている。
このガイドは、都道府県栄養士会からの助言などを受けながら、災害発生時に、栄養士らやその関連団体が速やかに栄養・食生活支援活動を実施するための共通ツールとして作成された。
近年は異常気象など、国内各地で甚大な被害をもたらしうる自然災害発生のリスクが高まっている。発災直後は人命の救出、救助活動、救急医療活動が最優先となるが、時間の経過とともに避難者・被災者における健康・栄養課題が顕在化する。
よって、被災自治体やDMATなど医療チームとの連携をとりつつ、避難所の巡回や在宅避難者への訪問を行い、食事の提供や食事調査と評価、要配慮者への代替食品手配など、柔軟で幅広い栄養と食生活の支援が求められることとなる。
ガイドはそうした事態に備え、人材育成や体制整備の推進にも活かせるものとなっている。
2つのコンテンツで構成
「災害時の栄養・食生活支援ガイド」は、主に2つのコンテンツから編成されている。1つ目は総論・各論として、災害時の栄養・食生活支援活動の必要性やJDA-DATの基本事項、災害時の活動、平常時の備えにおける着眼点など、知っておきたいポイントをまとめた。
2つ目はアクションカードで、こちらは関係者が同じ目線で、具体的に行動するための指針として作られた。これをもとに、地域の実情に合ったアクションカードの作成や、平時からの準備、研修の実施などにもつなげてほしいとしている。
調査票や相談票、活動記録票、アセスメントシートなどの資料様式も会員限定で入手できる。
日本栄養士会では、栄養士として、いつ誰もが被災地での栄養・食生活改善活動に関わるエキスパートとしても活動できるよう、ガイドを活かしてほしいとしている。
(画像はPixabayより)
2つ目はアクションカードで、こちらは関係者が同じ目線で、具体的に行動するための指針として作られた。これをもとに、地域の実情に合ったアクションカードの作成や、平時からの準備、研修の実施などにもつなげてほしいとしている。
調査票や相談票、活動記録票、アセスメントシートなどの資料様式も会員限定で入手できる。
日本栄養士会では、栄養士として、いつ誰もが被災地での栄養・食生活改善活動に関わるエキスパートとしても活動できるよう、ガイドを活かしてほしいとしている。
(画像はPixabayより)