管理栄養士支持率トップ!食塩不使用の水煮タイプ
はごろもフーズ株式会社(以下、はごろもフーズ)は7月30日、食塩・オイル不使用の業務用シーチキン製品「食塩・オイル不使用シーチキンマイルド純」を8月18日に全国発売すると発表した。塩分を抑えながらタンパク質をアップさせられるアイテムとして、医療現場や給食市場のニーズに応える。

ツナ(シーチキン)は、手軽にタンパク質を補える食材として広く活用されているが、種類ごとの特徴や適切な使い分けについての情報が十分に行き渡っているとは言い難い。
そこで、はごろもフーズと株式会社おいしい健康は、第28回日本病態栄養学会年次学術集会において、企業展示ブースへの共同出展を行い、管理栄養士・栄養士らへ「ツナの使い分けと活用方法」を紹介、さらにツナの使い方に関するアンケートを実施した。
有効回答数は585件で、うち管理栄養士・栄養士が525、看護師14、医師9、その他37となっていた。
そこで、はごろもフーズと株式会社おいしい健康は、第28回日本病態栄養学会年次学術集会において、企業展示ブースへの共同出展を行い、管理栄養士・栄養士らへ「ツナの使い分けと活用方法」を紹介、さらにツナの使い方に関するアンケートを実施した。
有効回答数は585件で、うち管理栄養士・栄養士が525、看護師14、医師9、その他37となっていた。

まず、ツナには様々な商品や種類があることを知っていたか尋ねると、「知っていた」が85.3%で、多様性の認知は進んでいることが確認できた。
続いて食事支援での情報共有や食事提供などで、ツナの商品や種類を使い分けているか、そうした経験はあるか尋ねたところ、「はい、使い分けている」が49.9%、「いいえ、使い分けていない」が50.1%で、使い分けの実施はほぼ半数ずつという結果になった。
続いて食事支援での情報共有や食事提供などで、ツナの商品や種類を使い分けているか、そうした経験はあるか尋ねたところ、「はい、使い分けている」が49.9%、「いいえ、使い分けていない」が50.1%で、使い分けの実施はほぼ半数ずつという結果になった。

どのように使い分けているかを尋ねた自由回答では、エネルギー量や脂質制限で、エネルギーアップが必要な場合に「油漬」を用い、エネルギー制限や脂質摂取を控えるべき場合に「水煮」を用いるという声や、塩分制限が必要な場合に「食塩不使用」タイプを推奨する、病態・疾患に応じて使い分け、高齢者には「油漬」、離乳食には「塩分の入っていないタイプ」を使うといった声がみられた。
また、料理によって使い分けている、災害時用には「調理不要でカロリー補給ができる油漬」を用いることとしているといった声も寄せられている。
また、料理によって使い分けている、災害時用には「調理不要でカロリー補給ができる油漬」を用いることとしているといった声も寄せられている。

全体として、普段ケアや診療を行っている人々に勧めやすい、または活用しやすいと感じるツナ商品のタイプを複数選択可で尋ねると、「食塩不使用・水煮タイプ」が68.4%で最も多く、次いで「食塩不使用・油漬タイプ」の46.2%、「水煮タイプ」の36.2%、「油漬タイプ」の26.7%と続いた。
支持率トップとなった「食塩不使用・水煮タイプ」は、減塩や脂質制限が必要な人に栄養指導でも活用しやすい点でとくに評価されていた。
支持率トップとなった「食塩不使用・水煮タイプ」は、減塩や脂質制限が必要な人に栄養指導でも活用しやすい点でとくに評価されていた。

ツナの実用性については、「ぜひ活用してみたい」が53.2%、「活用できそう」が45.0%で、約98%の人が日々の業務に活用できるとしている。
具体的な活用可能性としては、「栄養指導において患者に提案したい」が86.8%で最も多く、次いで「病院の献立に組み込みたい」の18.1%、3位は「イベントや健康セミナーで活用したい」の16.2%、4位に「栄養管理ツールや病院向けレシピに反映させたい」の9.6%などとなっている。
具体的な活用可能性としては、「栄養指導において患者に提案したい」が86.8%で最も多く、次いで「病院の献立に組み込みたい」の18.1%、3位は「イベントや健康セミナーで活用したい」の16.2%、4位に「栄養管理ツールや病院向けレシピに反映させたい」の9.6%などとなっている。
500gの業務用タイプで提供へ
こうした現場の声も受け、今回、業務用「食塩・オイル不使用シーチキンマイルド純」の発売が決定した。この製品は、「エアブラスト凍結」のかつお原料と水のみを用いた、100g当たりの食塩相当量が0.0~0.28gの水煮製品で、調味料やオイル、アレルゲン28品目は不使用となる。
「エアブラスト凍結」とは、漁獲された魚を凍結する際、船内や水揚げ後に冷凍庫で冷風を吹き付けて凍結させる技術で、一般的な塩を加えた冷水に浸漬して凍結する「ブライン凍結」のように魚肉に塩水がしみ込むこともない。
日本人の平均塩分摂取量は、厚生労働省の目標値やWHOの基準値を大きく超えており、病院食では1日当たり6.0g以下、1食当たり2.0g以下が目標塩分摂取量とされている。よって介護老人保健施設や病院食では、これに基づく塩分摂取のコントロールが行われており、塩分はとくに注意が必要なポイントのひとつになっている。
はごろもフーズでは、業務用シーチキンの製品ラインアップにこれまでなかった、塩分や脂質に配慮が必要なユーザー向け製品として、今回の新商品を提供することにより、現場の健康志向、給食市場のニーズに応えていきたいとした。
「食塩・オイル不使用シーチキンマイルド純」は、内容量500g、賞味期間は24カ月。メーカーは年間60,000個の販売を見込んでいる。
(画像はプレスリリースより)
「エアブラスト凍結」とは、漁獲された魚を凍結する際、船内や水揚げ後に冷凍庫で冷風を吹き付けて凍結させる技術で、一般的な塩を加えた冷水に浸漬して凍結する「ブライン凍結」のように魚肉に塩水がしみ込むこともない。
日本人の平均塩分摂取量は、厚生労働省の目標値やWHOの基準値を大きく超えており、病院食では1日当たり6.0g以下、1食当たり2.0g以下が目標塩分摂取量とされている。よって介護老人保健施設や病院食では、これに基づく塩分摂取のコントロールが行われており、塩分はとくに注意が必要なポイントのひとつになっている。
はごろもフーズでは、業務用シーチキンの製品ラインアップにこれまでなかった、塩分や脂質に配慮が必要なユーザー向け製品として、今回の新商品を提供することにより、現場の健康志向、給食市場のニーズに応えていきたいとした。
「食塩・オイル不使用シーチキンマイルド純」は、内容量500g、賞味期間は24カ月。メーカーは年間60,000個の販売を見込んでいる。
(画像はプレスリリースより)