高い健康意識の一方、栄養バランスを考えるのは負担?
英国のスタートアップ企業で予防と治療のヘルスケア領域における個別化ソリューションを展開するRem3dy Health(レメディ・ヘルス)は10日、栄養バランスや健康に関する意識調査を実施し、その結果をとりまとめて公開した。
この調査はRem3dy Healthが独自に、全国の20代~50代男女400人を対象に、2024年3月25日~3月26日の期間、オンラインアンケート方式で行ったもの。多様化する健康トレンドを明らかにする目的で実施されている。
この調査はRem3dy Healthが独自に、全国の20代~50代男女400人を対象に、2024年3月25日~3月26日の期間、オンラインアンケート方式で行ったもの。多様化する健康トレンドを明らかにする目的で実施されている。
まず、健康や美容のために食生活や栄養バランスを意識しているかどうか尋ねたところ、20代では「とても意識している」が26%、「やや意識している」が46%で、強く意識している人が全体の4分の1強にのぼったほか、意識している人は合計72%にものぼった。若年世代から健康・美容への意識は高く、それを基礎から作る食への関心も高いことが分かる。
30代は「とても意識している」が20%、「やや意識している」が49%で、年代別では意識している人が最も少ないものの、7割弱はやはり食からの健康・美容を考えていた。「あまり意識していない」は25%、「全く意識していない」は6%となっている。
40代になると、「とても意識している」は19%だが、「やや意識している」が57%に増加、「あまり意識していない」は20%、「全く意識していない」人は4%となった。
50代では「とても意識している」が21%と20代に次いで多く、「やや意識している」は61%となり、世代別で最も多くなった。合計8割を超える人が食生活や栄養バランスを意識している。「あまり意識していない」は17%、「全く意識していない」は1%とごくわずかだった。
さらに、普段の生活で健康のためにどんなことを意識しているか尋ねたところ、最も多かったのは「十分な睡眠」の61%だったが、次いで多いのは「バランスの取れた食事」で50.3%、3位が「水分補給」の49.3%となった。
30代は「とても意識している」が20%、「やや意識している」が49%で、年代別では意識している人が最も少ないものの、7割弱はやはり食からの健康・美容を考えていた。「あまり意識していない」は25%、「全く意識していない」は6%となっている。
40代になると、「とても意識している」は19%だが、「やや意識している」が57%に増加、「あまり意識していない」は20%、「全く意識していない」人は4%となった。
50代では「とても意識している」が21%と20代に次いで多く、「やや意識している」は61%となり、世代別で最も多くなった。合計8割を超える人が食生活や栄養バランスを意識している。「あまり意識していない」は17%、「全く意識していない」は1%とごくわずかだった。
さらに、普段の生活で健康のためにどんなことを意識しているか尋ねたところ、最も多かったのは「十分な睡眠」の61%だったが、次いで多いのは「バランスの取れた食事」で50.3%、3位が「水分補給」の49.3%となった。
こうした意識の高さがある一方、食生活や栄養バランスについて、意識するのは面倒、負担と感じるかどうか尋ねると、「負担に感じる」が11.4%、「やや負担に感じる」が39.8%で、半数を超える人が負担に感じていた。
「あまり負担に感じない」人も37.8%と多いが、「負担に感じない」と言い切ることができたのは11%にとどまる。
また、負担に感じる理由として多くみられたのは、「お金がかかるから」の55.6%のほか、「食事の選択肢が狭まるから」の50.3%、「時間がかかるから」の28.1%、「自分に必要な食事や栄養素が分からないから」の27.5%などだったという。
「あまり負担に感じない」人も37.8%と多いが、「負担に感じない」と言い切ることができたのは11%にとどまる。
また、負担に感じる理由として多くみられたのは、「お金がかかるから」の55.6%のほか、「食事の選択肢が狭まるから」の50.3%、「時間がかかるから」の28.1%、「自分に必要な食事や栄養素が分からないから」の27.5%などだったという。
自分のためにも周囲のためにも、簡単な方法を求める向き
健康や美容のため、食生活や栄養バランスを整えることを「とても意識している・やや意識している」とした人に対し、自らの食のスタイルに店選びや食品選びなどで周囲を付き合わせてしまうことがあるかどうか尋ねたところ、20代が最も多く「ある・たまにある」とした人が62.5%にのぼっていた。
そして20代の62%、30代の65%と多くの人が、自身の食のスタイルにそうして周囲の他人を付き合わせてしまうことに対し、抵抗が「ある・ややある」とも回答。若年層を中心に、面倒さや負担感に加え、自身の健康習慣としての食へのこだわりに周囲を巻き込んでしまうことを恐れている傾向が明らかとなった。
そして20代の62%、30代の65%と多くの人が、自身の食のスタイルにそうして周囲の他人を付き合わせてしまうことに対し、抵抗が「ある・ややある」とも回答。若年層を中心に、面倒さや負担感に加え、自身の健康習慣としての食へのこだわりに周囲を巻き込んでしまうことを恐れている傾向が明らかとなった。
健康行動について共感することを調べたところ、「出来るだけ簡単な方法を取り入れたい」が51%で過半になり、「出来るだけ早く自分に合った方法を知りたい」も40%と多かった。「自分に合う方法を試行錯誤するしかない」は37%となっている。
また、情報収集に関しては、「お金をかけてもジムや栄養士などの専門家から個別に指導を受けることが望ましい」とする考えに、20代では16%が共感、30代・40代の7%、50代の2%に比べ、20代で多い結果となった。
「なるべく多くの人の情報を参考にするべき」という考えへの共感率も、20代で21%と最も高く、30代では16%、40代・50代は8%で、若年層ほど高かった。
食生活を含めた健康行動に関し、意識は全般的に高いものの、栄養バランスをとっていくことなどに負担を感じている向きも強く、とくに若年層では、可能な限り早く手軽に、専門家の情報も得つつ、自らの体に合った最適・最善の方法を知りたいと考える人が多いことが明らかになっている。
(画像はプレスリリースより)
「なるべく多くの人の情報を参考にするべき」という考えへの共感率も、20代で21%と最も高く、30代では16%、40代・50代は8%で、若年層ほど高かった。
食生活を含めた健康行動に関し、意識は全般的に高いものの、栄養バランスをとっていくことなどに負担を感じている向きも強く、とくに若年層では、可能な限り早く手軽に、専門家の情報も得つつ、自らの体に合った最適・最善の方法を知りたいと考える人が多いことが明らかになっている。
(画像はプレスリリースより)