県がウエルシュ菌を検出と発表
山口県は9月26日、同県下松市の社会福祉法人緑山会が運営する2つの高齢者施設でウエルシュ菌による食中毒が発生したことを明らかにした。入所者の計46人が一時下痢などの症状を呈したものの、持病のある患者1人を除き、全員が快復しているという。
食中毒が発生したのは、ケアハウスの「グランてらす下松中央」と、特別養護老人ホーム「星てらす」の2施設。緑山会が運営する給食施設で調理された朝食を、9月17日の朝、入所者と職員、あわせて109人が食べた。
すると、17日の夕方17時30分頃から、下痢などの食中毒症状を発現する患者が発生し始め、最終的に「グランてらす下松中央」の入所者のうちの38人、「星てらす」の入所者のうち8人が発症した。職員に患者となった者はみられていない。
食中毒が発生したのは、ケアハウスの「グランてらす下松中央」と、特別養護老人ホーム「星てらす」の2施設。緑山会が運営する給食施設で調理された朝食を、9月17日の朝、入所者と職員、あわせて109人が食べた。
すると、17日の夕方17時30分頃から、下痢などの食中毒症状を発現する患者が発生し始め、最終的に「グランてらす下松中央」の入所者のうちの38人、「星てらす」の入所者のうち8人が発症した。職員に患者となった者はみられていない。
煮物が原因か
20日、管轄する周南環境保健所に、施設より食中毒と疑われる事象が発生した旨、連絡があり、調査を進めたところ、ウエルシュ菌が検出された。
原因は、朝食メニューとして出された小松菜と刻みさつま揚げの煮物と推定されている。
周南環境保健所長は、これを受けて事業者に対し、9月26日20時から9月29日24時まで、食品衛生法に基づき、調理を行った給食施設の業務停止を命じた。現在は施設内の清掃・消毒および食品衛生管理の改善を指導中だという。
(画像はPixabayより)
原因は、朝食メニューとして出された小松菜と刻みさつま揚げの煮物と推定されている。
周南環境保健所長は、これを受けて事業者に対し、9月26日20時から9月29日24時まで、食品衛生法に基づき、調理を行った給食施設の業務停止を命じた。現在は施設内の清掃・消毒および食品衛生管理の改善を指導中だという。
(画像はPixabayより)