調理実習で調理した食事で食中毒が発生
長野県が、北信保健所管内の高等学校の調理実習で食中毒が発生していたことを、6月4日に発表した。
5月22日に同高等学校で調理した食事を食べた8グループ34人中の1グループ4人が、5月23日の13時ごろから腹痛や下痢、発熱などの症状を呈していたことが判明。5月27日の17時ごろに同高等学校から北信保健所に連絡が入った。
5月22日に同高等学校で調理した食事を食べた8グループ34人中の1グループ4人が、5月23日の13時ごろから腹痛や下痢、発熱などの症状を呈していたことが判明。5月27日の17時ごろに同高等学校から北信保健所に連絡が入った。
病因物質はカンピロバクター・ジェジュニ
長野保健所が検査を行った結果、患者便からカンピロバクターを検出。症状がカンピロバクターによる食中毒の症状と一致していることや、診察した医師から食中毒の届出もあったことなどから、カンピロバクター・ジェジュニを病因物質とする食中毒と断定されている。
患者の食べた主なメニューは「鶏肉のくわ焼き」や「小松菜のごま和え」、「澄まし汁」で、患者4人全員が医療機関を受診したものの、入院した人はいないことも明らかにされた。
(画像はunsplashより)
患者の食べた主なメニューは「鶏肉のくわ焼き」や「小松菜のごま和え」、「澄まし汁」で、患者4人全員が医療機関を受診したものの、入院した人はいないことも明らかにされた。
(画像はunsplashより)