全国老人保健施設協会は18日、2023年度の下半期にインフルエンザのクラスター(感染集団)が発生したのは介護老人保健施設959施設のうち9.2%だったとする調査結果を公表した。新型コロナウイルス感染症の流行が拡大した20年以降、インフルエンザの発症は著しく少ない状態が続いていたが、23年10月から入所者と通所者で発症が顕著な増加傾向にあるという。
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全国老人保健施設協会の調査によると、2023年度下半期にインフルエンザのクラスターが959施設中9.2%で発生し、入所者1,540人、通所者496人、職員3,526人が感染。22年度下半期と比較してクラスターの発生率は増加、同期間に新型コロナのクラスターは55.3%の施設で発生している。インフルエンザやノロウイルス、RSウイルスの増加が懸念され、感染症対策の強化が求められている。
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