「こどもウェルネスジムUGOKKO」を開始
医療・介護・予防医療のもとウェルビーイング・フロンティアを目指す桜十字グループは5月1日、人生100年時代を見据えた健康支援としてさまざまな取り組みを展開しているが、新たに「こどもウェルネスジムUGOKKO」をスタートさせたことを明らかにした。


近年、子どもの体力・運動能力は下降の一途をたどっており、その子の自発的な遊びだけでは、健全な心身を育成できない時代が来ているともいわれる。
明確な基礎疾患がないにもかかわらず、身体をうまく動かせない「こどもロコモティブシンドローム(こどもロコモ・こどもの運動器機能不全)」と呼ばれる状態にあるケースも増えており、学校の1クラス40人中、16人は「こどもロコモ」に該当するとの報告も上がっている。
こうした子どもの体力・運動能力低下の背景として、深刻化しているとされるのが生活習慣の乱れだ。食事面では朝食の欠食、偏食、孤食が代表的なもので、朝食をきちんと摂っている子どものほうが体力テストでも高い得点を示す傾向にある。
睡眠も重要で、世界と比較して睡眠時間が短い日本の子どもだが、十分な睡眠時間を確保できている子どものほうが、体力テストの成績も優れているという。
明確な基礎疾患がないにもかかわらず、身体をうまく動かせない「こどもロコモティブシンドローム(こどもロコモ・こどもの運動器機能不全)」と呼ばれる状態にあるケースも増えており、学校の1クラス40人中、16人は「こどもロコモ」に該当するとの報告も上がっている。
こうした子どもの体力・運動能力低下の背景として、深刻化しているとされるのが生活習慣の乱れだ。食事面では朝食の欠食、偏食、孤食が代表的なもので、朝食をきちんと摂っている子どものほうが体力テストでも高い得点を示す傾向にある。
睡眠も重要で、世界と比較して睡眠時間が短い日本の子どもだが、十分な睡眠時間を確保できている子どものほうが、体力テストの成績も優れているという。

発育において、成人の脳神経の約80%が6歳までに完成するとされるほか、0~6歳は感覚神経や運動神経のつながりが急速に強まる「神経発達のゴールデンタイム」とされる時期であり、この6歳ころまでの幼少期の期間こそ、将来の運動能力や思考力、長く健康な心身のベースを育てる大事なときであるといえる。
子ども時代に身につけた健康習慣や身体基礎は、そのまま成人になってもその健康状態に影響を及ぼすとされるほか、習慣として継続されやすく、幼少期の運動・食事・睡眠の質は、将来の生活習慣病リスクや体力の程度、心の安定にまでつながることが近年の研究から明らかとなってきた。
子ども時代に身につけた健康習慣や身体基礎は、そのまま成人になってもその健康状態に影響を及ぼすとされるほか、習慣として継続されやすく、幼少期の運動・食事・睡眠の質は、将来の生活習慣病リスクや体力の程度、心の安定にまでつながることが近年の研究から明らかとなってきた。
健康を育てる新たな習い事として提案
桜十字グループの「UGOKKO」は、医療・介護・予防医療の知見を活かして提案する新たな習い事といえるもので、医師や看護職、理学療法士、健康運動指導士、管理栄養士が連携し、子どもたちの心と頭、身体の成長を総合的にサポートする。


対象年齢は0~6歳で、成長段階にあわせ、0~3歳クラスと4~6歳クラスの2クラスを設ける。0~3歳クラスでは、愛着育成と脳育に主眼を置き、4~6歳クラスではスポーツ競技の要素と36の基本動作を取り入れた身体の機能と動きを高めることに重点を置くとされる。

サービスは5つから成り、「UGOKKO GYM」では、感覚遊びと愛着形成を組み合わせた「アタッチメントトレーニング」、運動遊びと脳育の「ブレインブルームトレーニング」、文部科学省策定36の基本動作とスポーツ競技を取り入れ組み合わせる「ロールプレイングトレーニング」といったオリジナルプログラムにより、運動指導を行う。

「UGOKKO MOG」では、栄養に関する情報発信と相談・指導支援を提供、大人も子どももともに楽しみ学べる動画コンテンツを配信したり、管理栄養士が食事の適正量や食べ方のタイミングなど栄養相談にのったり、お役立ち栄養レシピを提案するなどしていく。
「UGOKKO NEM」では、睡眠関連の情報発信と相談・指導を動画コンテンツや看護職による個別睡眠相談、子育てにかかる不安や悩みの相談受付を行う。
「UGOKKO Academy」では、健康講座やセミナーの開催、資格取得支援、Healthy Kitchenコラボの料理教室開催などを進めていくという。
さらに「UGOKKO LABO」において、発育・発達健診を実施、子ども向けに身長・体重、カウプ指数、姿勢、足型、運動能力などを測ってチェックしたり、子育てママ健診として採血やカウンセリングによるサポートを行ったりするとしている。
(画像はプレスリリースより)
「UGOKKO NEM」では、睡眠関連の情報発信と相談・指導を動画コンテンツや看護職による個別睡眠相談、子育てにかかる不安や悩みの相談受付を行う。
「UGOKKO Academy」では、健康講座やセミナーの開催、資格取得支援、Healthy Kitchenコラボの料理教室開催などを進めていくという。
さらに「UGOKKO LABO」において、発育・発達健診を実施、子ども向けに身長・体重、カウプ指数、姿勢、足型、運動能力などを測ってチェックしたり、子育てママ健診として採血やカウンセリングによるサポートを行ったりするとしている。
(画像はプレスリリースより)