おかずのみでエネルギーもしっかり!
高齢者施設向け冷凍食材の提供を行うグローバルキッチン株式会社(以下、グローバルキッチン)は10日、2025年11月11日から、新商品の「まごの手ソフト食」を全国の高齢者施設向けとして販売開始すると発表した。

「舌でつぶせる」やわらかさの食べやすさと、おかずのみで1日あたりエネルギー740kcal、たんぱく質40.8gという業界最高水準クラスの栄養設計を実現、提供方法も冷蔵解凍だけで可能と、画期的なソフト食をかたちにしている。
国内高齢化率は30%に近づきつつあり、高齢者施設では利用者の健康維持・向上が重要視されている。高齢者の場合、嚥下機能が低下して食事量が少なくなった人も多いが、そうした人には安全で食べやすい形状と十分な栄養価の確保を両立した食事提供がなされねばならない。
一方で現場では、深刻化する人手不足などから、調理工程の簡素化と栄養バランスの維持向上を同時に実現できる商品が強く必要とされている。
国内高齢化率は30%に近づきつつあり、高齢者施設では利用者の健康維持・向上が重要視されている。高齢者の場合、嚥下機能が低下して食事量が少なくなった人も多いが、そうした人には安全で食べやすい形状と十分な栄養価の確保を両立した食事提供がなされねばならない。
一方で現場では、深刻化する人手不足などから、調理工程の簡素化と栄養バランスの維持向上を同時に実現できる商品が強く必要とされている。

現場の声に応えた全く新しいソフト食
「まごの手ソフト食」は、そうした声に応えるソフト食商品で、日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2021のコード3相当に対応した「舌でつぶせる」やわらかさのメニューになる。
朝・昼・夕の3食がセパレートタイプでセットされており、冷蔵解凍のみで提供可能、温めてもOKと、あらゆる施設運営形態に対応し、現場負担を最小限にした。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年度版)」に基づき、75歳以上に推奨される男女平均の栄養価をエネルギー、たんぱく質とも上回り、グローバルキッチンの「たんぱく強化汁・具セット」を併用すると、全粥・おやつ・汁物・牛乳も含めて1日の総摂取量は1,404kcal、たんぱく質で64.6gにもなる。
たんぱく質エネルギー比率で見ても、約18.4%と高齢者向けの理想範囲である15~20%の中に収まっており、日々の食事を通じたフレイルや低栄養予防も実践できると考えられている。嚥下機能が低下し、食事量が減ってきた人でも、少量で効率良く必要な栄養をしっかり摂れる点が大きな特長といえる。
冷蔵解凍のみで美味しく食べられる仕様であるため、施設側は前日の盛り付け後に冷蔵解凍しさえすればすぐに提供できる。従来必要だった湯煎工程やスチームコンベクションによる加熱工程などは不要となり、温冷配膳車使用時には65度で2時間の保温もできるという。
従来のソフト食提供は、煮込みから裏ごし、とろみづけなど専門知識を有するスタッフが複雑な工程を経て行わねばできなかった。しかし「まごの手ソフト食」を活用すれば、こうした工程が一気に不要となり、慣れないパートタイムのスタッフなどでも安全に、栄養価の高い食事を提供できる。
食べ切りやすいボリュームと味付けもポイントで、利用者の食事満足度向上にもつながりやすい。
「まごの手ソフト食」は、個包装ソフト食で朝食14種類、夕食28種類のラインナップ。保存方法は冷凍で、介護施設や高齢者施設、病院などの法人向けに販売提供される。
グローバルキッチンでは、現場の多様なニーズに応じた食形態対応食の商品ラインをさらに拡充予定といい、施設運営や栄養管理に役立つ無料セミナーの開催なども実施している。同社は今後も介護現場の食と栄養の課題解決に向け、鋭意取り組んでいくとした。
(画像はプレスリリースより)
朝・昼・夕の3食がセパレートタイプでセットされており、冷蔵解凍のみで提供可能、温めてもOKと、あらゆる施設運営形態に対応し、現場負担を最小限にした。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年度版)」に基づき、75歳以上に推奨される男女平均の栄養価をエネルギー、たんぱく質とも上回り、グローバルキッチンの「たんぱく強化汁・具セット」を併用すると、全粥・おやつ・汁物・牛乳も含めて1日の総摂取量は1,404kcal、たんぱく質で64.6gにもなる。
たんぱく質エネルギー比率で見ても、約18.4%と高齢者向けの理想範囲である15~20%の中に収まっており、日々の食事を通じたフレイルや低栄養予防も実践できると考えられている。嚥下機能が低下し、食事量が減ってきた人でも、少量で効率良く必要な栄養をしっかり摂れる点が大きな特長といえる。
冷蔵解凍のみで美味しく食べられる仕様であるため、施設側は前日の盛り付け後に冷蔵解凍しさえすればすぐに提供できる。従来必要だった湯煎工程やスチームコンベクションによる加熱工程などは不要となり、温冷配膳車使用時には65度で2時間の保温もできるという。
従来のソフト食提供は、煮込みから裏ごし、とろみづけなど専門知識を有するスタッフが複雑な工程を経て行わねばできなかった。しかし「まごの手ソフト食」を活用すれば、こうした工程が一気に不要となり、慣れないパートタイムのスタッフなどでも安全に、栄養価の高い食事を提供できる。
食べ切りやすいボリュームと味付けもポイントで、利用者の食事満足度向上にもつながりやすい。
「まごの手ソフト食」は、個包装ソフト食で朝食14種類、夕食28種類のラインナップ。保存方法は冷凍で、介護施設や高齢者施設、病院などの法人向けに販売提供される。
グローバルキッチンでは、現場の多様なニーズに応じた食形態対応食の商品ラインをさらに拡充予定といい、施設運営や栄養管理に役立つ無料セミナーの開催なども実施している。同社は今後も介護現場の食と栄養の課題解決に向け、鋭意取り組んでいくとした。
(画像はプレスリリースより)