管理栄養士・栄養士のコミュニティ エイチエ

チエノート

学び

2022.07.14

2022年度診療報酬改定、栄養関連のポイントを解説

カバー画像:2022年度診療報酬改定、栄養関連のポイントを解説

2022年、令和4年度診療報酬改定が行われました。改定範囲はすべての医療職と多岐に渡り、解釈が難しいケースも少なくありません。

そこで今回は、管理栄養士・栄養士がダイレクトに関係するポイントに絞り、詳しく解説していきます。

2022年度診療報酬改定のポイント

診療報酬は2年に1回、厚生労働大臣が中央社会保険医療協議会(中医協)の答申を得て告示され、関係通知が示されます。その改訂率は医療経済実態調査(2年に1度)によって把握された、医療機関の平均的な収支状況、賃金動向などの経済指標、保険財政状況などから決定されています。

令和4年度の診療報酬改定で栄養関連の改定項目、概要を表1.に示します。

表1.令和4年度 診療報酬改定 概要

令和4年度(2022年度)診療報報酬改定(栄養関連項目)から

近年の栄養関連項目の診療報酬は、平成18年から、診療報酬における栄養項目に関する評価の変還が下図1.のように中医協から示されました。その栄養項目の評価ポイントは、6つのポイントから成り、管理栄養士がベッドサイドで行う入院や、入院以外(外来、在宅)での評価として責任業務が増加しました

図1.管理栄養士の業務イメージ

栄養士・管理栄養士が診療報酬で押さえておきたい6つのポイント

この記事は会員限定です。ログインもしくは新規会員登録をすると続きをお読みいただけます。

この記事をシェアする

エイチエ編集部

チエノートは管理栄養士・栄養士のためのお役立ち情報集です。 管理栄養士・栄養士に関わることならチエノートを見ればなんでもわかる!そんなページを目指しています♡