2022年度診療報酬改定のポイント
診療報酬は2年に1回、厚生労働大臣が中央社会保険医療協議会(中医協)の答申を得て告示され、関係通知が示されます。その改訂率は医療経済実態調査(2年に1度)によって把握された、医療機関の平均的な収支状況、賃金動向などの経済指標、保険財政状況などから決定されています。
令和4年度の診療報酬改定で栄養関連の改定項目、概要を表1.に示します。
令和4年度の診療報酬改定で栄養関連の改定項目、概要を表1.に示します。
表1.令和4年度 診療報酬改定 概要
令和4年度(2022年度)診療報報酬改定(栄養関連項目)から
近年の栄養関連項目の診療報酬は、平成18年から、診療報酬における栄養項目に関する評価の変還が下図1.のように中医協から示されました。その栄養項目の評価ポイントは、6つのポイントから成り、管理栄養士がベッドサイドで行う入院や、入院以外(外来、在宅)での評価として責任業務が増加しました
図1.管理栄養士の業務イメージ
栄養士・管理栄養士が診療報酬で押さえておきたい6つのポイント
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